肉屋のオバサンは、「なるほどねぇ」とうなづきます。
でも・・・と口調を変えると、
「お寺さんに、行ってみたら?何か知ってるかもしれないわよ」と言う・・・
善行は「なんで?」と聞くと、
「あそこには、色んなものが持ち込まれるから・・・そういう古くて因縁あるものは・・・
もしかしたら、持ち込んでる可能性もある」
「そういうものなのか?」
半信半疑の善行です。どっちみち、探してみよう・・・という気持ちには、
なっていたので、ひとまず、この近くの小高い丘の上にある寺に、
また時間を作って行ってみようか・・・という気持ちに、傾いていました。
「ありがとう、行ってみるよ」と言うと、
「もしもなくても、なにかしら、知ってるかもしれないからね」
と言われて・・・
(このオバサン、透視能力があるのか?)と・・・若干緊張気味なのか、その場に
いるだけで、伝わってきました。
すると、休憩していた若者たちが、再び立ち上がると、善行に近付いてきて、
「こんなもので、どうですかぁ」と声をかけます。
「えっ?もうできたの?」
善行が驚いて見せると・・・
「仕事、はやいねぇ」と、彼らに近付いて行きました。
