ミツキちゃんは、すっかり小学生の子供たちになじんできたようで、

かまってもらえるのがうれしいのか、なんだかとても楽しそうです。

「久しぶりだね。どうしてた?」

ニコニコしながら善行は、ミツキちゃんに声をかけました。

久しぶりのせいなのか、ミツキちゃんは恥ずかしそうに、

モジモジとしています。

それがかわいくて、善行はなんだかジイジになった気分。

ひとまず、ひと安心です。

(元気そうだ・・・キチンとご飯も食べさせてもらってるようだな)

人見知りは、相変わらず。

早く、慣れて欲しいものだ・・・と、それだけが、残念なところ。

 

「お母さんは?」と聞くと、

ミツキちゃんは、大きく目を見張って、頭を横に振ります。

「また、いないの?」

善行は、少しばかり、眉間にシワを寄せると、ミツキちゃんは

黙ってうなづきました。

善行は、やるせなくため息をひとつ。

「しかたがないなぁ~」と、つぶやいていると、

「どう、仕方がないんだい?」

聞き覚えのある声が聞こえてきました。

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