ぞくぞくと、習字教室の子供たちが集まってきました。

いつもの、教室の前のオヤツタイム目当てなのです。

この時間が特に、子供が多いのです。

なにしろ、子供にとっては、至れり尽くせり・・・

宿題のわからない所をみてくれて、その上、ちょっとした

オヤツも出るのです。

これに乗らないのは、ソン!とばかりに、いつの間にか

連れ立ってやって来る子が多いのです。

今のところは、無償奉仕だけれど、そろそろオヤツ代だけでも、

徴収しようか・・・と善行は思っています。

今の所、各々の持ち出しで、肉屋のおばさんが一番、

提供しているので、そろそろ好意に甘えてばかりは・・・

と思っているのです。

そこでまた、トンカチ持ったお兄さんたちが、教室の隣の部屋の

模様替えをしているのです。

トンテンカンテン

ギーコ、ギーコ

コンコンコンコン・・・

にぎやかな音がもれてきているので、気にするな、と言われても、どだい

ムチャな話。

しかたない・・・とばかりに、善行は

「ビフォーアフターだ!」と、大きな声で言ったので・・・

子供たちはクスクス笑います。

「だけど、テレビは来てないよ」と笑いました。

子供たちの中に、チラッと小さな頭が見えたので、善行は

それに気付いて、思わず

「ミツキちゃんじゃないかぁ~こっちへおいで!」

と、手招きをしました。

 

 

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