「あ・・・もう少しこっち!」
またも、マサミちゃんから、ソウタに指示が飛びます。
するとユウタが立ち止まり、
「ちょっと・・・地図を見せてもらっても、いいですか?」
と、たまらず声をかけました。
いくらさっき、チラッと見たと言っても、さすがに詳しい部分まで
覚えているわけではありません。
すると、マサミちゃんの方から、ユウタたちに近付きます。
「ねぇ~このあたりが、怪しいと思うんだけど・・・」
と、人差し指で、雑木林の1画を指差しました。
それは、お地蔵さんの側の、木の茂みのあたりです。
「もうちょっと、詳しい地図があればねぇ」
と、言い訳のようにユウタが言うと、
「まぁ、そこまではね」と、ソウタ。
「いいから、このあたり、行ってみて」
マサミちゃんが、ユウタの肩をポンポンとたたくと、
ユウタはおとなしく、言われた方向へと、向かいました。
そうして言われるままに、木の枝をすり抜け、草を踏みしめて、
入って行くと・・・前回、途中であきらめたお地蔵さんの前にまで、
やってきました。
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