だんだんと、辺りが明るくなっていく・・・
鳥のさえずりを聞きながら、裕太と颯太は、せっせと
泥遊びのように、土を掘り返した。
するとまもなく、土の中から、何か紙切れのような物が、
出てきた。
「あっ!」
裕太は思わず、手を止めて・・・
「何かある!」
と言うと、颯太は顔を上げ、
「なんだ?」と聞く。
「わかんない・・・何か、紙みたい・・・」
と言って、裕太はそうっと、掘り起こす・・・
すると、少しちぎれた紙切れが、姿を見せた。
「これって、なんだ?」
2人は、紙切れを手に取ると、かわるがわる、日に透かすようにして、
のぞきこんだ。
「これって、何かに似てるよね、なんだっけ?」
裕太が、眉間にシワを寄せて、聞く。
すると颯太が、「うーん」と言いつつ子細に見ていると、
「これって、あれに似ているよ」
なんだっけ?と、頭をひねりつつ、眺めている。
「ほら、あれだよ、あれ・・・」
と言いつつ、思い出そうとした。
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