この習字教室も、たくさんな子供たちで、成り立っています。

ここに来る子供たちの中にも、育児放棄した親がいる子も、

教室のお金を払う余裕のない、家庭の子もいるのです。

善行としては、そういう子供たちこそ、幸せになる権利がある・・・と

強く思うのです。

そうして、ようやく心が決まりました。

そういった子供たちのために、約にたちたい。

それがたとえ、ささいな出来事であっても。

そのお手伝いが、できるのであれば、

少々のことは、気にしない・・・

そう思うのでした。

 

「ボスに、エサをやらないとな」

すると、善行の気持ちも、なんだかはずんで、幸せな気分に。

さぁ、また今日も、がんばらなくては・・・と、張り切る善行なのでした。

にほんブログ村 小説ブログ ノンジャンル小説へ
にほんブログ村
人気ブログランキング