この習字教室も、たくさんな子供たちで、成り立っています。
ここに来る子供たちの中にも、育児放棄した親がいる子も、
教室のお金を払う余裕のない、家庭の子もいるのです。
善行としては、そういう子供たちこそ、幸せになる権利がある・・・と
強く思うのです。
そうして、ようやく心が決まりました。
そういった子供たちのために、約にたちたい。
それがたとえ、ささいな出来事であっても。
そのお手伝いが、できるのであれば、
少々のことは、気にしない・・・
そう思うのでした。
「ボスに、エサをやらないとな」
すると、善行の気持ちも、なんだかはずんで、幸せな気分に。
さぁ、また今日も、がんばらなくては・・・と、張り切る善行なのでした。