「おかしいなぁ~」
そう言いながら、ケンタは頭をかしげました。
それなので、お兄ちゃんは側にあった、
切り株に腰を下ろしました。
「ホントに、ここで合ってるのかな?」
と言いつつ、もう一度、地図を見直しました。
ケンタは、不思議そうにお兄ちゃんを
横目で見つつ、ぐんぐん林の中を、分け入って行きました。
木々はうっそうと繁り、ここだけが、異次元のようです。
ケンタは夢中になって、ズンズン進んで行くと、やがてお兄ちゃんが、
「おい!勝手に歩いて行くなよ!
迷子になったら、どうする」
と、大きな声で、追いかけてきました。
ケンタは、夢中になっていたので、そうやって止められるのが、不満でした。
でも、しかたがありません。
その場にしゃがみこんで、お兄ちゃんが
近付いて来るのを、待ちました。
しゃがみこんで辺りを見ていると、
見えなかったものが、見えてきます。
木の影に、ひっそりと咲く、白い花とか、
ちょうちょとか、かたつむりとか…
ケンタは夢中になって、虫達を、目で追いました。
ケンタの興味は、つきることなく、這いつくばって、虫達の動きを、飽きることなく、眺めていました。
「何か、面白いものが、あったか?」
ようやく追い付いて来たお兄ちゃんが、
ケンタの背中に声をかけてきたので、
ケンタはニコリと笑い
「うん!」と、元気よく答えました。
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そう言いながら、ケンタは頭をかしげました。
それなので、お兄ちゃんは側にあった、
切り株に腰を下ろしました。
「ホントに、ここで合ってるのかな?」
と言いつつ、もう一度、地図を見直しました。
ケンタは、不思議そうにお兄ちゃんを
横目で見つつ、ぐんぐん林の中を、分け入って行きました。
木々はうっそうと繁り、ここだけが、異次元のようです。
ケンタは夢中になって、ズンズン進んで行くと、やがてお兄ちゃんが、
「おい!勝手に歩いて行くなよ!
迷子になったら、どうする」
と、大きな声で、追いかけてきました。
ケンタは、夢中になっていたので、そうやって止められるのが、不満でした。
でも、しかたがありません。
その場にしゃがみこんで、お兄ちゃんが
近付いて来るのを、待ちました。
しゃがみこんで辺りを見ていると、
見えなかったものが、見えてきます。
木の影に、ひっそりと咲く、白い花とか、
ちょうちょとか、かたつむりとか…
ケンタは夢中になって、虫達を、目で追いました。
ケンタの興味は、つきることなく、這いつくばって、虫達の動きを、飽きることなく、眺めていました。
「何か、面白いものが、あったか?」
ようやく追い付いて来たお兄ちゃんが、
ケンタの背中に声をかけてきたので、
ケンタはニコリと笑い
「うん!」と、元気よく答えました。
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