「それは…疲れても当然だよなぁ。
さすがにワシも、疲れたからなぁ」
珍しくじいちゃんが、目をシパシパさせる。
「ボクはまだ、大丈夫だよ!」
ジュンペイは得意そうに、胸を張る。
(やっぱりなぁ)
その化け物のような体力に、裕太は呆れるのを
通り越して、むしろ感心してしまう。
「そっかぁ~キミはまだ、大丈夫かぁ」
じいちゃんは、ジュンペイに向かって微笑む。
「ボクも、疲れたよぉ。
だって今日は、一日動きっぱなしなんだもん」
颯太もあくびをしながら言う。
「腹は、減ってないか?」
じいちゃんは、子供たちを順繰りに見る。
「ボクはペコペコ!」とジュンペイ。
「のどが渇いた」と裕太。
「ボクはいいや。もう、寝たいな」
またも、颯太はぶわぁと大あくびをする。
「そうか。なら、今日はサッサと食べて、早めに
寝るとするかぁ」
そう言うと、じいちゃんはミチオから、ストンと
降りる。
そしてキビキビと手慣れた様子で、火をつける。
じいちゃんはこういうことには、慣れているの
かもしれない。

