つづき

 

 

 

 

 

「手術が終わったのでオペ室前でお待ちください」

と言われて待合室から移動しました。

 

 

時刻は21時近く、

病院の廊下は必要最低限の灯りしか付いておらず

静まり返っていました。

 

 

オペ室前でも30分弱待ち、

その間も私の心臓は張り裂けそうでした。

 

 

 

 

やっっっっっっと

オペ室から出てきた我が子は顔が真っ赤で

あいかわずたくさんの管に繋がれていて

本当にしんどそうでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

普通なら、この時に先生から

「うまくいきましたよ」と

言われるはずだったのでしょう。

 

 

でも

何も言われませんでした。

 

 

この時に旦那は何となくおかしいな?と思ったそうです。

 

 

でも私は我が子の姿を見ただけで

オペから生きて戻ってきてくれたことに安心しきっていたのです。

 

今ならほんとバカだなと思います。

 

 

誰も声を掛けてこないのが普通だと思っていました。

 

 

 

 

 

 

 

我が子はそのままNICUに運ばれ

私たちはまたしばらく外で待つように言われました。

 

 

 

 

NICUには窓があって

中を覗けるのですが

手前がGCUで奥がNICUだったため、

我が子がいる場所は分かっても

我が子は見えませんでした。

 

 

 

オペ後なので

たくさんの看護師さんたちが処置をしてくれていました。

 

 

 

小1時間待ったかな。

ようやく執刀医に呼ばれてNICUに入室しました。

 

 

 

我が子に会う前に執刀医から説明を受けることになりました。

 

 

 

 

1台のパソコンと

裏返された紙が1枚

机に置かれていました。

 

 

 

 

 

 

 

執刀医はパソコンを使って

オペの録画を見せてくれようとしていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ここからあまり記憶がありません。

 

 

 

 

結論として

「小腸閉鎖」ではなかった。

 

 

 

 

 

小腸に閉鎖している部分はなく

詰まっていた、と。

 

つまり小腸が機能していない可能性が高い。

 

「小腸型のヒルシュスプルング病の可能性がある」と言われました。

 

 

 

 

 

そしていろんな話をされた後、

私は執刀医に聞きました。

 

 

「予後はどれくらいですか?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

続く。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

予後を言い渡された我が子は今、これで遊んでいます!