もりのかぜ・らぼ通信 -31ページ目
久しぶりに
高田さんのワークショップに
参加することができました

もりのかぜ・らぼ からも近い
三春 VIVOの杜です
ここで初めて
高田さんがワークショップをされてから
3年になります
その後の見立てと新たな造作を学びました
上の写真
高田さんが大事に手にされているのは
路上で亡くなった動物(テン)さんです
参加者がお持ちになり
思いがけず
よく路上で車の犠牲になっている
野生の動物たちの埋葬の仕方を
教えて頂くことができました

まず場所選びです
あまり陽が当たりすぎないところで
木がスクスクと育っている
そんな根元が良いそうです
元気な高木は
大地の深くから水を吸い上げ
(夏でも大きな木なら
ドラム缶1本分くらいは吸い上げるそうです)
自分のためだけでなく
周りの低い木々にも提供し
地面を潤し・・
だから
元気な木の周りは湿っているのです
逆に乾燥している場合は
木々が元気が出ない環境ということなのですね
(そのための造作の仕方は次に)

炭・くん炭を撒いた落ち葉をしとねに
あくまで、命の扱いは優しく丁寧に
まず
その身体に落ち葉を寄せてあげ
次に身体の上にも被せていきます
頭は最後に・・
身体がカラスなどに荒らされないように
軽く土や草をさらに被せ
そして最後にまた落ち葉を被せ
何事もなかったような風景になりました
土壌ができてくると
2週間ぐらいで土に還っていけるそうです
終わると
以前よりも豊かな景色になった気がしました

命は大地に還り、土壌を豊かにします
木々を育て、新たな命の糧になり
それもまた永遠ではなく
次の命へのバトンタッチ
地球上に生きる生き物は全て
この豊かな自然の循環のため働いています
蟻もミミズもバクテリアも・・
埋葬は
その命を美しく全うさせてあげるための
ささやかなお手伝いなのでしょう
先日の矢野さんの
生き物全ての「結作業」のお話と重なりました
私たち人間だけが
この循環の輪の中に入れていないけれど
だからこそ少しでも
大地の声を聞き取れる目や耳
そして感覚を肥やし
全ての命が循環できる環境を
作る努力はしなければ・・
と思える時間でした
今年、高山の紅葉がイマイチと
言われていましたが
低地の紅葉は例年になく美しいです
もりのかぜ・らぼも華やかです

真っ赤に美しく紅葉しているのは
シラキという木
当初、真夏に移植され瀕死になりました
その後、環境改善を知り始めた頃
理解も浅かった時分でしたが
木を元気にしたいとの思いで
周りに穴を掘り
炭と有機物を入れました
(今思うと点穴でよかった
)
今年、新たな芽が吹いているのを確認
そしてこの紅葉

そうなんです
この真っ赤な紅葉を見せたくて
この場所に植えた木だったんです

オレンジ色に染まるのはヤマコウバシ
このオレンジ色も素敵なんですよ

今年は見損ないましたが
これは以前の写真です
緑色からオレンジ色に変わるまでの
途中のグラデーションもきれいなのです
黒いピカピカの実もつきます

父の形見のハウチワカエデ
実は盆栽でした
父が亡くなってから
それを地に下ろし育ててきました
今年は特別に紅いです

木ばかりでなく草も紅葉します
赤い枝垂れ紅葉の左はキョウガノコ
大きな葉のもみじみたいですね

ヤマコウバシ、ダンコウバイ、土佐ミズキ
トリオでハーモニー

圃場に行ったら
大きなダンコウバイが
豊かな枝振りを空に伸ばし
大ぶりの葉を風に揺らしながら
青空に映えていました
なんだかとっても豊かな気分になりました
やっぱり
私にとって
あったかい実りの黄色は幸せの色だなあ 

先日の続きです
突然ですが!
皆さんは
おでん
の一番好きな具材は?
と、聞かれたら何でしょうか?
私は「大根!!」です

そのおでんの食べたくなる季節に
なってきましたよね

あだたら食農schoolでの実習風景です
不耕起区域に植えた
まだ小さい大根の手入れを
しているところです
先日、11月の実習日は
その大根が大きくなり
収穫して頂いてきました
それで
食卓には「おでん」が登場しました

これも面白い体験でした
何をしているかというと
土壌分析の基材を
土中に差し込んでいるところです
硬い土のところは
垂直に入れるのは一苦労!
ぜんぜん入っていきません
私も体験しましたが
途中でビクともしなくなりました
でも
さすが、この作業の熟練者
渡邊先生(福大)がやると入っていきました!

その基材を土中から抜き出し
蓋をしたところ
写真だと光が反射し見にくいですが
約30センチの深さの
土壌の構造がよく見えます
上部の方が
空気が入っている隙間が多く
10から15センチより下は
固く締まっています
耕起された畑も不耕起の畑も
構造的には同じように見えました
でも!
両手で両方同時に持ってみると
明らかに違うことがありました
「重さ!」です
耕された畑の土の方が
耕されていない土より重いのです!!
これは意外ではないでしょうか?
なぜ??
・・・それは
上部は確かに空洞は多いですが
耕運機などの重量物で潰されているので
その分下は締まって固くなり
耕していない方は
同じく下の方は固いのですが
重量物は乘っていないので
締まり方が違うのです(納得
)
そして
これは物理的な見た目のお話
これをさらに専門的に調べると
その場所その場所の
土壌中の様々な科学性がわかるんですね

玉ねぎの芽出し
玉ねぎの播種時期も
温暖化で少しずれてきていると
大内先生(有機農業のベテラン農家さん)
それで
従来の時期に蒔くと育ち過ぎるので
少し遅めに蒔いています
11月の定植時期に
茎が割り箸よりも太く育っていると
来春すぐ薹が立って
実が太らず
花をつけてしまうのだそうです

11月の定植
株間は15センチくらいだけど
苗が小さいものは株間を小さくしています
私自身の畑では
蒔くのが遅くなってしまい
苗は本当にまだ小さい
です
でも
どんなに小さくても
11月には定植するのだそうです
冬を迎える前に一度根を張り
そうして冬を越せれば
実は小さくても食べられるような
玉ねぎになるのだそうです
な〜るほど・・
ガーデニングでも同じ様なことがあります
チューリップなどの球根を遅くに植えると
土に埋めたはずなのに
見事に球根が外に出ていることがあります
「あれ?カラスでも悪戯した?」と思うくらい
実は
霜で持ち上げられているんですね
玉ねぎも同じ
深くは植え付けないので
霜で持ち上げられた時は踏みつけるなど
そんな注意が必要なんだそうですよ

野菜づくりは
まだまだわからないことだらけですが
小さい苗でも
私も頑張って定植してみようと思います

我が畑のさつまいも
まずまずの収穫
これから
里芋 落花生 大豆の収穫です

何度か書いてきた
あだたら食農school farm
秋のガーデンの様子
毎月1回
二本松に通ってきました
これは10月の研修日
コスモスのピンク色や
孔雀アスターの紫色が映え
研修生が種から苗づくりした
ナスタチュームが大きく育っています

篠竹だらけだったこの斜面
その山ほどの根を掘り上げ
柵(しがら)を組んで土留を作り植栽
2年目
低木類も育ち植物達が混んできたので
昨日の実習では
混んでいるところを掘り上げ
来年の風景を想像して
敵地と思われるところに移植
スコップの使い方
移植する時のコツ
水やりの仕方など
ワイワイと作業しました

春の様子
キャットミントがガーデンの入り口に
これから花を咲かせるところです
実習生の要望で
ハーブ類もたくさん植えました
研修生に馴染みのあるハーブの多くは
地中海性気候を好むものが多いのですが
ここは
思った以上に夏になると木陰で
土壌に水分の多い土地柄
その結果を見てもらいたくて
敢えて植えています

研修生が手入れしている様子
元々耕作放棄地
地力はあるので雑草の勢いは止まりません
生やすだけ生やし
地力が落ち着くまで
刈っては積み刈っては積み・・
この秋は
昨年に比べ余程落ち着いてきました
しかし・・
やはりラベンダーなどは勢いを無くし
枯れていきます
意外にローズマリーが頑張っていますが・・
ダメになっていくもの
勢いを増していくもの・・
同じ品種でも植えた場所によって
育ち方と勢いが違っているもの・・
土地柄と植生の大事さを
少しでも理解してもらえたかな

ここ
ここあだたらschool farmには
いろんな志を持った研修生や
面白い先生方がいます
農業の熟練のノウハウと考え方
先進的な研究の実験の数々・・
それを支える
献身的な運営委員の若者達
とても良い人たちに出会いました
そして
とても素晴らしい経験を
共有させてもらっています


美しい黄葉
黄色は収穫の色 歓びの色
そして幸福の色
黄色は昔から私にとってそんな色💛
ここのところ遠方の現場が続き
毎日早朝の出発
夜はぐったり…
パソコンの前に座る機会を逸していました
ついでに
グーグルフォトの不具合で
写真が使えない状況・・・
そんな諸々の忙しさも続き・・
昨日は
リフレッシュを兼ねて
スタッフ一同で山登り♪
行き先は
那須連邦の秀峰「甲子山」(かっしざん)

素敵な景色
これは秘湯の宿「大黒屋」さんの建物の一部
この屋根を潜って坂を降っていくと
そこが登山口なんです
「甲子」とは「きのえね」
阿武隈川の源流の沢沿いにあるこの温泉が
1384年「きのえね」の年に発見されたので
甲子(かし)温泉と名付けられたそう
登山口からその源流の沢を渡り
ブナやミズナラの大木の自然林の中へ
それが甲子山です
写真はスタッフが撮ったもの
(自分のは使えない
)
登山口を進み出すと
いきなりの急登でしたが
明るい落葉樹林は隙間から青空を覗かせ
様々な色と形の落ち葉で彩られ
苔むした石
ブナが時折見せる不思議な樹形
人の個性のように違う様々な木々の木肌
倒木に芽生えた幼木
ドングリや動物の落とし物
ケムリタケや不思議なきのこ???
みんなでワイワイ楽しい山行です
自然はどの季節でも美しい
スタッフも生き生きと
絶好の登山日和もあり
ふかふかの落ち葉の絨毯は
私たちを
身も心も幸せな気持ちにしてくれました

山頂近くはほとんど落葉し
歩く道は落ち葉に足が埋まる程!
環境改善に使う落ち葉集めに苦労した今年
ここにはこんなに!「持ち帰りた~い!」😄
山頂に着くと
そこは開けていて眺望もすこぶる良く
遥か磐梯山の姿も見えました
目の前の旭岳の勇壮な山容に感動しながら
昼食やコーヒーでゆっくり休憩タイム
しかし!
「大黒屋」さんの秘湯に入るには
入湯終了時刻 午後3時!
出発が遅かったので
上りは順調でしたが
それに間に合うよう
下山はトレーニングのような急ぎ足!


何とか間に合った「大黒屋」さんは
甲子温泉唯一の温泉宿
江戸時代には
白川藩主松平定公の別荘でもあった建物も含み
本館やお風呂も渋く
透明で豊かな湯量、よく温まり
とっても素敵な温泉でした

ところで
今日は11月1日
カレンダーを見ると
一粒万倍日(いちりゅうまんばいび)♪
一粒が万倍にも実るという意味で
物事を始めるにのに良い日とされる選日
何となく良い日に感じますが
でも、江戸時代末期には
暦から外されていたそうです
それら明治の改暦は
迷信を廃するためでもありましたが
西暦になると今度は
大安などの六曜と同じく
慶事、弔事の日取りの目安がなくなりました
人って不思議ですね
そんな目安が欲しくて
やっぱり大安や仏滅を気にします
そして西暦のカレンダーに
その記述がまた復活しています
私の愛用の 和暦「日々是好日」には
本当の吉日は
「主体的に生きるそれぞれの人の中にある」
と書かれていました
そうなんですね
青い空と黄葉の景色
スタッフの喜ぶ笑顔を満喫した昨日は
まさに
私にとっては
最高の「吉日」でしたから






