もりのかぜ・らぼ通信 -21ページ目

この葉の形は何の木でしょう?
5月節句の時に食べるアレです

この形に見覚え無いですか?
ピンポ〜ン♪
そうです
この木は柏の木です
まだ苗木ですが
数本あるので
来園は園児の柏餅になりそうです
学園長さんが楽しみにしていると
お話くださいました

自然に還るものだけで
森づくりをしている幼稚園
苗木もしっかり根付いて
今年は木々の緑も増えてきました
園庭の端っこにできた森

最初はこんな場所からでしたが

子どもたちは
坂道を駆け上がり
花を摘んで冠を作ったり
何人かで力を合わせ丸太をどかしては
ダンゴムシを探したり
見晴らしの良い場所を見つけ腰掛けて
楽しそうにおしゃべりしていたり・・
グランドだけでは楽しめない遊びを見つけて
走りまわっているそうです

一番高いところから見下ろした風景
子どもたちにとっては
十分森と感じる高低差と広さがあります

水の湧き出しがあるので
小さな池がビオトープに
今年はトンボが来るかな?
ニッコウキスゲも咲いています

一年前の親子活動の様子
みんなで苗木を植えました


子どもたちも一生懸命
私たちの説明通り
落ち葉やくん炭をたっぷり入れて
植えてくれました

枝のシガラミ 手前2段が
子どもたちが苗木を植えた場所
苗木はちゃんと育っていました
今は草の中でわかりにくいですが
雑草も大切で
雑草が微生物を養い土を豊かにし
また
雑草のお陰で土も乾きにくくなり
苗木は育ちやすい環境となります
苗木がスクスク育ってくるに従い
土壌が変わってくると
生えてくる雑草も変わってきます
卒園しても
大きくなった森を見にきてくれると
嬉しいです

ガゼボの下から見上げる
陽を透かしたグリーンの中で見る
アプリコット色のバフビューティーが
とても気にいっています

そのお隣りは
マニントン モーブランブラー
退色してきた時の
モーブ色が素敵ですよね

この小っちゃなお茶目さんは
ギスレーヌドゥフェリゴンド
アプリコット色が
次第に淡い色になっていくので
この優雅なグラデーションが大好きです
後ろのグリーンも合わせて
オーレア色から濃いグリーンへの
グラデーションに

ガーデン入り口
今年の春は
だいぶリフォームしたのですが
この場所は以前のイメージが残るところ
でも振り返ると
数年前とは随分変わってきていますね

以前は
もっと色彩が溢れていましたが
リフォームでだいぶ雑木を入れたので
少しづつ宿根草も入れ替えています
それに合わせ
向こうが見渡せないほど茂っていた樹木も
思いっきりスッキリと剪定して
雰囲気を変えました

農道側
斜面を切りセットバックして
剪定枝のしがらを
あえてデザインに取り入れてみました
今回のリフォームでは
目に見えないところにも
様々な実験の造作をしています
このしがらも
「循環する庭」としての一つの提案です
庭づくりでも
なるべくゴミを出さない
自然のものは自然に還す
それが庭の環境改善にもなり
もっと大きな視点での
環境貢献につながっていくと思っています

奥まったところにあるベンチ
皆さんここに腰掛けて
branchのソフトクリームを
食べている姿をよく見かけます
後ろは一面のテイカカズラ
今の時期はその香りに包まれます

この日の朝は陽の光も柔らかく
小鳥の囀りが響き渡り
ガーデンは
とても爽やかな空気に満たされ
木々や花たちが
とても生き生きと輝いて見えました
幸せを
一番感じられる時間です
<遠野の森 4>

天気予報は雨でしたが
たくさん降ったのは夜中だけ
雨上がりの森の新緑は最高です
案内してくれた清水さんが
森の中で聞く雨の音は
「春と秋とでは違うんですよ」と
この透き通るような新緑の葉は
まだ柔らかい
だから
雨の音も柔らかいんです
・・・
納得

森の中のレンゲツツジ
新緑に映えてるのか
どこで見るレンゲツツジよりも
なんだかすごく
透明感があって綺麗だったなあ

沢沿いに ルイヨウボタン

リーディング
3頭を探しに行きました
エリはごく自然に
徳さん(馬との接し方を教えてくださる方)に
ホルターをかけられています
それにロープをつなぎます

この後
面白い光景を見ることになります
というのは
ホルターはエリとエリアナにつけ
2頭を引いて
パドックに戻るために歩き始めました
私たちも一緒について行きます
子どものエリザは一人向こうで
草を食んでいました
しばらくみんなで歩いて行くと・・
急に
ドスドスドス・・
エリザがすごい勢いで追いかけてくるんです!
大きな体で走ってくる姿は
迫力もありましたが
まるで人間の幼ない子どもみたい
いじらしくさえ感じました

追いついて一緒に歩いているエリザ(左)
エリは徳さんと先に歩いています
右が円さんに引かれているエリアナ
馬は「食べること」よりも
「群れでいること」が最優先
「群れでいること」がイコール
「命を守ること」なんだそうです

教えて頂いたリーディング
馬をリードして一緒に歩くこと
ここでは
命令して力づくで引っぱったり
鞭は勿論、大声を出すこともありません
あくまでも馬に合図をして
馬の意志で歩きます
だからロープは合図の時だけで
後はダラ〜ンとしています
一緒に歩けた時は
受け入れてもらえたことが嬉しくて
思わず「ありがとう
」と
言ってしまいました
徳さん曰く
言葉はなくても感じ合える
でも実は
馬とだけじゃなく
人間だって本当はそうだったはず
人間が忘れかけていた大事な感覚・・と
そうなんですよね
本当はとてもシンプル
情報過多に惑わされて
現代の人間は
根底の大事な部分を見失ってる
馬は黙って
ただそうしているだけ

宿泊棟

土間
言葉はいらない

暖炉に火を入れると・・
空気が柔らかくなりました

素敵な自然からのギフト
ここにも紡ぎ出された美しい「色」が
枝はクロモジ
この森にもたくさん生えている
香りもいいので
高級和菓子などに添えられる楊枝になる木
様々な効能もあります
円さんが
乾燥させた枝を鉛筆のように削って
じっくり淹れてくれました

いつも美しかった
ちなみにこの時の麺には
地元の胡桃で作られたソースが


ありがとう

周りの森の緑が爽やか〜
田植え用長靴持参で行きました

遠野で暮らす馬たちは
「山上げ」と言って
夏は荒川高原に放たれます
空気の澄んだ青い大きな空
みどり広がる高原で
たくさんの馬たちが
あちらこちらでのんびりと草をはむ姿
想像しただけでも清々しく
心が洗われそうです
何十頭もの馬の群れが駆け抜ける姿は
とても迫力があり
それはそれは壮観なんだそうです

短い滞在でしたが
美しく
とても深く豊かな時間でした
お誘いくださった高月さん
迎えてくださった皆さん
一緒に参加された皆さん
そして受け入れてくれた馬たち
その全部に感謝したい気持ちです
ありがとうございました
おわり
<遠野の森 続き3>
初日の夜
遅い夕食が済んだ後の暗闇の中
ライトの灯りを頼りに
馬に会いに行きました
馬は厩舎にいるものと
思うかもしれませんが
本来馬は一年中ずっと
外で暮らしているのです
夜も雨や雪の日もです
だから
夜、会いに行くということは
馬を探しに行くということでもあるのでした
暗闇の中に3頭はいました
エリアナ エリ エリザ
ライトに照らされると
草を食んでいました
馬たちは
遠くからでも私たちの気配を感じています
来るのがわかり
私たちを待っていてくれたようにも感じました
これは私の勝手な
思い込みかもしれませんが 
名前を呼んで
体を触らせてもらうと
人を穏やかに許容してくれる
聡明さが伝わってきます

朝
早起きすると
宿泊棟近くにいてくれました

優しい顔立ちのエリ
金髪のまつ毛
奥はエリの子どものエリザ
この後、朝食前に
馬事のお手伝い
雄のアルとサイのいる場所に行きます

山に保管してある干し草ロール
数10キロあるそうです

それをほぐし運搬する容器に入れ
餌場まで運びます
ハヤチネンダの清水さんが合図すると
どこからか2頭がやってくるのだそうです
森には小鳥の囀りの中
清水さんの口笛が響きました

やってきました!
向こうの森から姿を現してくれた時の感動
みんなで嬉っくて思わず「おはよう
」

たてがみがカッコいい
こちらはサイ?
馬たちは遠くでも
人間の気配は感じていて
真冬などは
餌を運びにやってくると
柵の前まで来て待っていることもあるそうです 

2頭は同い年
去勢していない雄2頭が
一緒にいられるのは珍しい事らしいです
雌と違って
雄は雰囲気が少し違います
何につけても張り合っている感じです
時折
お互いフェラーリのロゴのような格好で
喧嘩?じゃれあい?してることもあるんだとか

ミツバウツギは
ほんのり紅をさしていました

小さな音を立てる沢の周りには
ニリンソウやズダヤクシュ
ウワバミソウ・・

朝食後
馬のリーディングを教えて頂くために
雌3頭を探しに行きました
3頭は思い思いに
草や木の葉を食んでいます
見ていると
本当にいつでもいつでも草を食んでいます
そうなんです
馬は24時間ずっと
胃酸が出ているのだそうです
だから
厩舎で飼われている馬は
人間の都合の時間でしか食べられないので
馬によっては胃潰瘍になっている
・・そんな現実に驚きました
競馬とか乗馬とか
世界中の昔の戦争は
人間の数よりも死ぬ馬の方が多かった
・・改めて
馬と人との歴史は一方的に
人間の都合だけで作られてきた
ということを初めて知りました

とても賢いというエリアナ
2頭のお祖母さん
ハヤチネンダでは
馬に命令をしたり強制することは
一切ありません
乗馬もしない
馬搬と言って何かを運搬させたりも
人間都合のセラピーに利用したり
ということもありません
ただそこに
馬が自由に暮らしています
だから
緑の草があるうちは余程いいのですが
草が生えていない冬は
2・3日に一度は
あの数10キロはある干し草のロールから
人が餌場まで運搬し
置いてあげなければなりません
雨の日も雪の日もです

冬 馬が樹皮をかじった痕
ハヤチネンダにとって
馬は飼っているのではなく
「共に在る」存在
その意味が
次第にわかってきたのでした
ハヤチネンダの森は
この馬たちがいるからこそ
より輝いて心に写るのだということを
参加したみんなが感じていました
つづく
国立市立国立大二小学校で
校舎老朽化による改築に伴い
桜並木を含む100本もの樹木が
伐採されることになりました

日本全国
悲しい樹木の伐採の話は山ほどあります
ほとんど場合
住民が知らないうちに事が進められたり
わかった時点では
市民の立場ではもう何もできない・・
というのが現実ではないでしょうか

このGWのことです
この国立二小では工事が既に進行中
GW明けに、まず40本の樹木の伐採が
始まろうとしていました
GW中は工事はお休みです
そのGWのたった4日間で
市民が集まり
その大木40本のいのちを救った!
というすごい事がありました
どういうことかというと
それらの樹木(いのち)を救いたいと
立ち上がった保護者たち
難しい現状ではありましたが
映画「杜人」監督の前田さんや
「杜人」その人、矢野智徳さんに相談
市教委と協議を重ね
費用負担と改築工事に影響を及ぼさないという条件で
GW中の4日間だけの猶予をもらいました
GW直前に降って沸いたようなお話
矢野さんは緊急に
全国の心ある人たちに向け呼びかけました
そして
その呼びかけに応え
全国から造園職人さんたちが
駆けつけたのでした
うちのスタッフも
一日応援に行きました


そして
3日から6日の4日間で
その40本は
見事に掘り上げられました

大きな重機じゃないとできない作業

職人さん、ボランティアさん
みんなで
仮置き場の水脈を作っているところ
今回の費用は900万円をこえる見込み
仮置きしている40本の移植先も決まっていない
伐採予定は後60本 課題は山積みでした
でも
「あきらめずに取り組むことで自然は守られる」
というメッセージを子どもたちに伝えたい

子どもたちも水脈づくり

最後の1本!
そこにいる者は
ただ見てはいられなくなる
みんなの力と気持ちが伝わる写真

無事 仮置きされた状態
その強い思いが
人の心を動かし
行政を動かし
呼応して人の力が集まり
そして
非現実的と思っていたことが実現できたこと
これは実際
こんな時代において奇跡に近いのでは・・
と思います
地元のTVや新聞では取り上げられましたが
遠方では知らない人もいるでしょう
これからの時代を変えていくのは
国でも行政でもなく
こういう・・
思いを持つ私たち一人一人
今回のことは
そんな勇気や希望をもらえる
事柄ではないでしょうか
(写真は下記プロジェクト記録より)
その奇跡の記録は
下記クラウドファンディングの内容を
ご覧いただくと見ることができます
写真だけでもぜひ!ご覧ください
心打つものがあると思います

