またまた申し訳ない程にお久しぶりでございます。
なので、申し訳せずさっそく参ります。
今回は、『抜けない習慣』シリーズでございます。
『抜けない習慣』シリーズも第3弾(こちらもどーぞ ① ②)、
今回の習慣は『ストッキング』でございます。
・・・ ・・ ・
大昔、私が務めていた【アドベンチャーランド・バザール】の女子のコスチュームは、
ビランビランと大きなフリルの付いた被りのブラウスに、
くるぶしまである真っピンクのロングフレアースカート(フリフリペチコート付き)、
足元はヒールのある黒パンプス(私は5㎝の太ヒールでした。)。
ブラウスは季節に応じて半袖長袖、それにドンタコスポンチョや罰ゲーム級激重ロングコートも付いてくる!
というものでございました。
そしてこの黒パンプスに合わせるのは当然、『ストッキング~』でございます。(-_-)b
こちらも季節により、厚さ( デニール)だの長さ(パンストタイプ・ショート タイプ・ロングタイプ…)だのいろいろ工夫しまして、暑さ寒さをしのいでいたのでございますが、
何はともあれパンプス+ストッキングは年中無休、絶対でございました。
毎日毎日ストッキングぅ~。(←平日クローズキャスト=月~金 出身)
通勤着は特に指定はございませんので、思いっきりストッキングとは無縁のカジュアルスタイル(私はパンツ スタイル中心。ジーンズとかチノとか)が多かったのでございますが、
私の使っていたロッカーは、【ワードローブ別館】にあり、そこは、建物丸ごとロッカールームで(1階男子 2階女子)、別に更衣室があるわけではなく、皆ズラッと並んだ自分のロッカーの前で着替えるという形でございました。
それゆえ早く簡単に済ませられるよう、ストッキングは自宅から履いて出かけていたのでございました。(たぶんこーゆーひと多かったと思われます。女子同士とはいえ、おパンツ丸出しで履き替えるのはどーもね…。←一応乙女の恥じらい?)
毎日スーツで出勤するような、いわゆる会社勤めの 経験の無い私にとって、ストッキングはちょっとかしこまったところにお出かけする時や、
特別におしゃれさんな格好をする時の『よそ行きアイテム』でございました。
なのではじめの頃は違和感しかございませんでした。(-_-)
( -_-)…ゴワゴワする。
お股のあたりがゴロゴロする…。
…なんかもう、全体的に締めつけ感とゴワゴワ感。…とにかく変!
しかし…それこそ『慣れ』ですわね。(人間てそーゆーもの。)(-_-)bウィ
暑かろうが寒かろうが、毎日毎日“パンツ(ズボンの方)の下にストッキング~”が習慣となり、ストッキングはお出かけ必須アイテムに…。
休みの日なんか、別にジーンズに靴下で構わないし、その方がすっきり楽なはずなのに…
さて着替えて出かけようと思っても、
"(-""-;)"なんかすーすーする…。お股のあたりがすーすーする。
いまひとつ締まらない感じ…?
ほら、パンストって、おしりとか太腿のあたり、多少なりともキュッとしますでしょう?
なんだか凄ーくだらしない格好で外に行くような、罪悪感すら感じたもんでございます。
履いてないと落ち着かない…。(-_-)
こうして私は長いキャスト生活の末、ストッキングが無いと逆に違和感を覚える躰になってしまったのでございました。(-_-)bナレッテコワイ
・・・ ・・・
これは、キャスト退職後もしばらく(何年か)は抜けませんで、実際もうだれもチェックなんかしない(朝間礼でチェックされてた。)のに、なんだかんだ気になって、履いて出かけてましたよ。(-_-)ホントヨ
ま、さすがにウン十年経って、今現在は、必要な時だけのストッキング~なんですが…
でも時々、近所ではなくて、電車に乗ってちょっとお出かけする時なんかに突然当時の感覚がよみがえって、
(。・ω・) 《あ、なんかすーすーする気がする。なんか履いてくればよかったなー…。ムズムズ…》なんてことも…。
そして、なぜか夏が近づいてくると思い出したりしております。
( ̄^ ̄)《あー、真夏でもパンツの下にストッキング履いてたな~。…凄いな私…。》なんて…。躰に染みついた感覚ってなかなか消えないもんですな。
『慣れ』 って、『習慣』って恐ろしい…。
そんな思い出話でございました。
ディズニーランドのはじっこの、
ジャングルの夏でもストッキング~!
ストッキングは、コスチュームの、そして私の一部でした。(-_-)bソーヨ。
ショートストッキング にするまでは、真夏でもパンストだったわ…。(その話はこちら
でもさ、パンストって安心感あるのよ。
万が一スカートめくれちゃっても、
すぐおパンツ ぢゃないのよ!っていう…。
だからって、見えていいわけぢゃ全然ないんだけど…
なんか、一枚履いてます!みたいな…。
おトイレとかいろいろ大変だった んだけど…ね。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。 <(_ _)>