チェコに近づいている♪ | 簡単に考える。

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今朝インスタグラムを開いたら、

男性ピアニストの動画がトップで

目に入ってきました。

 

 

 

このインスタでは数十年前とかのピアニストの演奏動画が切り取りで投稿されていて、ちゃんと見ないことも多いですが、この男性は明らかに見たことないお顔だなあと手が止まりました。

 

キャプションに【ピアノプレーヤー:Rudolf  Firkušný】と。

 

難しすぎる苗字なのですぐにわかりましたよ!

 

 

 

昨日書いた記事です。

 

11月チェコのプラハで開催されるピアノフェスティバルに行ってみたいなあと書いたのですが、そのフェスティバルの名前が【Rudolf Firkušný】で、

 

なんと突然に【ご本人登場】で、びっくり!!

 

 

 

 

このフェスティバルを知った時には、Rudolf Firkušný(ルドルフ・フィルクスニー)がピアニストの名前だとも知りませんでしたが、音楽祭に名前を冠されるようなチェコのピアニストという認識だけで、まさかこのような時代の動画があるとは思わず、感激して何度も見返しました。

 

 

動画がこちら>>>

 

こちらの切り取り動画の冒頭、かなり右手首を上げ下げして歌って(弾いて)いることに違和感があったのですが、

見ていくほどに、この不思議に繰り返されるメロディーがこれ以上なく引き立つように使われている動きだと感じ、「名人芸」「匠のピアノ」という言葉が私の中に湧いてきました。(インスタの動画がたぶん1分なので、スライドさせると3ページ分でフィニッシュまで見られます)

 

ちなみにこのピアノ協奏曲がドヴォルザーク作曲って、え?そんなのあったんだって。

調べてみると、やはり演奏される機会も少ない曲で、作曲家の没後ピアノパートが改訂されたりしているようですが、まさにこのルドルフ・フィルクスニーも独自の改訂版を作って演奏しているようです。

 

チェコを代表する作曲家ドヴォルザークを、チェコ出身でチェコ音楽を得意としていたルドルフ・フィルクスニーが演奏している動画を朝から見られて、「チェコが近づいてきてる!」と喜んでいる私です。

 

このルドルフ・フィルクスニーのピアノ演奏が本当に名人で素晴らしくて「世界で名声を得てもおかしくなかったのに」と思ってしまったのですが、私が知らなかっただけで、レコードやCDがAmazonでたくさん出ていて、国際的に演奏活動するピアニストでした。

なんなら1978年に初来日して、その後もたびたび演奏会があったようでした。そうなんだ!

 

ウイキペディアによれば、20代の頃アメリカに渡り、帰化しているようです。祖国チェコでの演奏活動は、チェコの民主化が実現されるまで行わなかったと。

 

 

調べてみると止まらなくなるほど、ウイキペディアが面白いです。

これなんですが>>

ルドルフ・フィルクスニーは、5歳で作曲家のヤナーチェクの前でドヴォルザークの曲を演奏する機会があり、その時ヤナーチェクが弾いて聴かせてくれたピアノ演奏に魅了されたことから(5歳で!)、母親に懇願してヤナーチェクにピアノと作曲を学ぶようになったとあります。

 

歴史にはうといですが、こういう個人のストーリーを知るのは面白いですね。

 

 

この連休明け、昨日の日本のコロナ感染者数がものすごく減っていたのを見ましたが。

ヨーロッパからの帰国後の自宅待機が緩和される日を、静かに待ってみます。