こんばんは
昨日は久々に大きな地震がありました
鈴木大輔です
ブラックホールの正体についてコラム形式で紹介してきましたが、今回でそれをまとめたいと思います
単刀直入に言いますと
「ブラックホールとは、強力な重力場を持った恒星の一種で、そのあまりの重力から光すら逃げられなくなる」
という事です。
大きな質量をもった星がその生涯を終え、収縮した星の重力が極限に達してしまったとき、星は光をも逃がさないブラックホールになるのです。
ここでいくつかコメントで質問をいただいたので詳しくお答えしたいと思います!
「ブラックホールはいくつもあるのか?」
A:解りません
肩すかしな回答で申し訳ありません。ですがこれが真実です。
ブラックホールについて色々と説明してきましたが、現段階ではブラックホールは理論上の存在でしかなく、観測ができないため確証が持てないのです。
理論上や可能性の元でお話しします。
ブラックホールは銀河の中心や巨大な質量の星の残骸があった場所に発生しやすいとお話ししてきました。
これに該当したり可能性があるのは天の川銀河の中でも、100以上あります。
そして銀河は、全宇宙で最低でも1200億以上あるとされています。
仮の一つの銀河に一つのブラックホールがあったとしても、その数は1000億以上
もし一つの銀河に100個ブラックホールがあったなら、その数は実に10兆個以上です
途方もないですね
ですがいずれも可能性です。確たる真実はまさに闇の中です。
「SF小説やアニメでは、よくブラックホールに吸い込まれていますが、実際にはどうなのか?
」
A:分子レベルにまで分解されます(外側からは最終的に赤外線になります)
相対性理論のお話をしていましたが、理論上は逃げることができない光と同じ速度になるため時間は止まってしまいます。
しかし、実際にブラックホールに吸い込まれた時はそんなに生易しくはありません。
質量大きさ=重力の強さと説明しましたが、ブラックホール程の質量と重力になれば、それは想像をはるかに超えます。
質量は意外とわかりやすいです。例えばサイコロがあったとします。1つはたった1グラムなので容易に持ち上がります。
しかしもう1つは1トンのサイコロです。これはクレーンを使っても容易には持ち上がりませんね。
これが質量が1万倍あるという事で、質量が大きいとはそういう事です。
では重力はどうでしょう?あまりピンと来ないかもしれません。
地球、つまり我々が立っている大地の重力を1としてください。
重力を2とします。立っていたり、歩くのが辛くなるレベルです。
重力を5とします。並みの人は立っていることができなくなり、地面から体をはがせなくなります。
8とします。二足歩行生物はまず立ち上がれません。無理に立てば四肢の骨が粉砕骨折します。
30とします。太陽の重力です。人間は肉体を保てなくなります。グロテスクですが、ぐちゃぐちゃに潰れます。
100とします。もはや原型を留めません。この時点で体液や筋肉などはアミノ酸として分解されます。
1000とします。体の部位は全てタンパク質、アミノ酸やカルシウムなどに分解されます。
ブラックホールはこれ以上の重力を持っています。そしてこれらのことが瞬時に完結してしまいます。
外からそれを観察すると、肉眼ではブラックホールに近づく人は光が引き伸ばされて(相対性理論です)赤く見えるようになってきます。さらに人がブラックホールに近づくと赤外線になり、見えなくなってしまいます。肉眼的には消滅したことになります。
他にも、ブラックホールに関する質問がありましたらどうぞ!
ブラックホールに関する宇宙の科学はここまでです
難しいし解りにくい説明でしたが、お付き合いいただいてありがとうございました
難しい話ではありましたが、宇宙を理解していく上では相対性理論は知っておいた方が解りやすいと思いましたので説明させていただきました
次回からの宇宙の科学では、「星の生と死、死後の星の行く末」をお話ししたいと思います
星はどこでどうやって生まれ、どのように最期を迎えるのか?
死後の星はどうなってしまうのか?
この辺をお話しできればと思います
ではでは皆さま
今日もお疲れ様でした
明日も元気に
See you next time!!
おやすみなさい