太りました。

 

昨年10月の中旬に突き指をして、そこからジムにも行かず、アレンジ、ライブ、譜面作成、そして新年からはずっとNetflixとスタジオ。そりゃ肥えるに決まっているのですが、毎年新年に行っている人間ドックの先生に「体の異常はありませんが、体脂肪率だけ今までに見たことのない数値を弾き出してます。典型的なコロナ太りですね」とまで言われたら、本気でダイエットしなくてはなりません。

 

作曲期間だと僕は1日2万歩くらい歩くこともあるのですが(メロディが出なければ出ないだけ歩く)、編曲期間だとずっと家のMacの前にいるので、台所との往復のみで下手すると1日400歩みたいなことがあります。

 

いかーーーーん!

 

まず、1日1万歩。そして、大量の甘いものの摂取を止めて、緑黄色野菜を増やして、5年ぶりくらいに体脂肪も測れる体重計を引っ張り出してきて……。

 

一週間後。楽しみに体重計に乗りました。

 

 

 

……

 

……

 

……

 

 

 

 

 

増……

 

 

 

 

は、はぁ?

 

自分の体脂肪にぶつけたい気持ち

(©️五月女ケイ子)

 

そんな折、2月初日は父の誕生日。50年ほど前に父は韓国に仕事で頻繁に行っていた、という話になり、良く聴いたという韓国の女性シンガーの曲のタイトルだけ今でも覚えているといいます。

 

とは言え、父の代わりに調べようにも僕は全く韓国語が分かりません。そこで韓国語をすっかりマスターした土岐麻子ちゃんにメールで「こんなことを父が言ってるんだけど……」とうる覚えのタイトルを伝えたところ、正しい韓国語に微調整して、その曲を見事に探し当ててくれて、父は50年ぶりにその楽曲との再会に大喜び。

 

…という期せずして他力本願の誕生日プレゼント。父よ、おめでとう!土岐さん、本当にありがとう!

 

AIの発達している現在、言語の習得って意味があるの?などと言う人がいますが、少なくとも翻訳ソフトやShazamやSoundHoundではこんなこと、絶対に出来なそう。改めて語学の凄さを痛感しました。

 

 

 

 

そんな凄すぎる土岐麻子さんの2月17日発売のアルバム『HOME TOWN ~Cover Songs~』に収録される「ソラニン」(ASIAN KUNG-FU GENERATION)、「白い恋人達」(桑田佳祐さん)、そして2013年にリリースされた『HEARTBREAKIN'』に収録されていた「Rendez-vous in '58」が今回バカリズムさんとのデュエットverで再録されることになり、その編曲で参加しています。

 

皆様がYouTubeのダイジェスト動画をチェックして優しい感想を考えて下さっている間も、僕はめげずに歩いて2ヶ月で5kg落とします……。