明けましておめでとうございます。

 

集中力があまりに無くて、普段は映画やドラマをほぼ観ない僕ですが、年末に人から勧められて観たNetflix制作のミュージカル映画「The PROM」が多様性を扱った内容も音楽も素晴らしくて、あれ、ワシ、もしかして映画に向き合える?となり、どうせ外に出られないし、と今までの何かを取り戻すように年始からぶっ続けでドラマと映画を観てます。

 

2021年の年明け。集中力欠如の次は、明らかなる過集中。

 

「パラサイト 〜半地下の家族〜」

うんうん、こりゃアカデミー賞もパルムドールも取るよねー(※注:この年齢になるまで映画を殆ど観て来てない僕によるコメントです)。ハマってカラーと白黒の両方を観てしまいました。Netflixにて。

 

「マザー」

長澤まさみさんの怪演が光りすぎてました。以前虫コナーズのCMでも不気味な空気感を出しておられましたが、こんな女優さんだったのか。「パラサイト」に続いて大変な後味の映画を観てしまいました。Netflixにて。

 

「米軍が最も恐れた男〜その名はカメジロー〜」

元Sky's The Limitの若江タカキくんに教えて貰った米軍による占領下の沖縄の政治家・瀬長亀次郎のドキュメンタリー。亀次郎の生き様に泣けた……。Amazon Primeにて。

 

「梨泰院クラス」(1時間以上×16話)

「愛の不時着」(1時間以上×16話)

 

 

共通して思ったのは、韓国には「歴然とスーパー金持ち」vs「そうじゃない人たち」があって、ヒーローは寡黙で不器用、ヒロインは天真爛漫でチャーミング、闘うには喧嘩でパンチ、「お前はブサイク」みたいな描写もあれば、LGBTを腐すシーンもあったり……ともすると日本だと描けなかったりリアルじゃなかったりするディテールをフルに駆使して、スピード感ある展開と、貫く強い愛!さすが情熱の国。Netflixにて。

 

 
非常に影響受けやすいので、最近は仕事で初めて会う方の前では少し寡黙なフリをしてみたり……

「愛の不時着」に出て来た韓国のナンバーワン・フライドチキンチェーン「bb.q」
 
 
が都内にもあることを知り、ひとりで食べに行ったりしてます……。
 
 
これなんですね、皆様がハマる「韓流沼」ってやつは……。
 
 
 
十二分にどっぷりハマったので、ここらでそろそろ沼から抜け出して日常に……と思ったタイミングで、「あれ、ってことはブラジル沼ってのもあるのかな」と思って検索したら、有りました。
 
 
「ビューティフル・シングス:人生にボサノヴァを」っていうタイトルがダサいドラマ。
 
50年代→60年代のまだ封建的な時代だったブラジルのリオデジャネイロが舞台。まだ白人が黒人を差別していて、女性は穏やかで美しく男性に都合よく生きろ、と言われていた時代に、ボサノヴァの生演奏が出来るクラブを作ろうとするサンパウロ出身の女性の話。
 
(ちなみに、サンパウロは封建的なビジネス都市で、リオデジャネイロは自由溢れる風光明媚な街、みたいなイメージです)
 
めちゃくちゃ頻繁にエロが登場するのと、あと全員が死ぬほどタバコ吸うコンプライアンスがゼロドラマですが、是非…。1日1話のつもりが、気づいたら4日くらいで全部観終わってた…(韓国のドラマと比べて1話が短いです)。
 
以上、生まれて初めて過集中的にドラマを観すぎで、ペラペラ書き綴りすぎのブログでした。