8月。東京は酷暑です。

 

外出する度に直射日光に否応なしに体力を奪われて、毎日帰宅後に毎日15分くらい昼寝をしているのは、夏休みの子供のようでもあり、老人のようでもあります。

 

さて、7月はまさかのブログが更新出来なかったのですが、実に色々なことがありました。こんなにピアノを演奏する1ヶ月が43年目にして到来するとは思わなかった!

 

 

まずは由紀さおりさんの50周年ツアーが中野サンプラザから本格的にスタート。当然50年間を総括する内容でもあるのですが、由紀さんというお方は実に様々なことにトライされています。

 

天使のように可憐な歌唱のデビュー期から、

 

 

 

大人のシンガーへの転身を経て、

 

 

 

クラシックや童謡を完璧なテクニックで魅せるお姉さまの安田祥子さんとのデュオで一世を風靡された後、

 

 

 

ピンク・マルティーニとの作品で世界の歌姫になられて、

 

 

 

そして晴れて50周年へ!

 

 

この全てをギュッと体感できるコンサート(※安田祥子さんのご登板はありません)。やっと始まったばかりでこの先1年かけて全国を回りますので、ぜひ皆さま足をお運び下さい!今までのツアーで一番緊張感あるかも……!ツアーのスケジュールに関してはこちらをご覧ください。

 

 

 

 

そして、念願のHYのリーダーの新里英之くんのソロライブ「Hide's Music Story」。

 

 

HYのメンバーとは準備レコーディングの時に一緒にスタジオに入ることはあっても、基本は彼らのレコーディングを見守るという立場なので、通常一緒に演奏することは叶わないのです。そんな僕に降って湧いた3都市6公演のお話。即、挙手!やる!やります!

 

改めてヒデくんの歌と人柄に感銘を受け、ヒデくんもHYのファンの皆さんも僕が全然違うアレンジにしたものを優しく受け入れて下さって(原曲が素晴らしいからこそ出来た遊びでした)、僕もやればやるほどこうしたいああしたいと欲も出まくりました。ライブって本当にエネルギーのキャッチボールだな。

 

ファンの皆さんが第6のメンバーだとして、僕は勝手に第7か第8のメンバーくらいのつもりでいるので、またの機会もまた弾かせて貰えるようにその座を虎視眈々と狙っておるのでございます……。

 

 

 

 

そして、京都と東京で和紗ちゃんの10周年ライブ。
 
 
10年前のデビュータイミングに僕がプロデューサーしていた時に手探りで一緒に蒔いた小さな小さな種を、和紗ちゃん自身がその後も地元で大切に大切に育てて、気づけば京都で500人規模のホールを満員にするレベルに。それって誰でも出来ることじゃないと思うのです。和紗ちゃん、本当におめでとう!
 
元々和紗ちゃんと僕が所属していた事務所の大先輩である笑福亭鶴瓶さんがラジオ番組に呼んでプロモーションに力を貸して下さったり……今回東京からドラムの高尾俊行さんとベースの大神田智彦くんが力を貸して下さったり……本当は京都だけ出演の筈だったコーラスの瀬戸山智之助くんとSOAちゃんが時間を空けて東京のライブにも参加してくれたり……頼んでもないのにステージ上でギターの大江和基くんが謎のダンスを披露したり……多くのファンの方々に囲まれ……和紗ちゃんに向けられた大きな愛(と大江くんの奇行)を見た素敵な時間でした。またこのメンバーで集いたい!
 
 

つきましては彼女の近年の代表作と、この前のライブでやった僕のプロデュースで参加したデビュー曲のPVがYouTube上に無かったので、1年に1回くらいアップしている新海誠監督の映像が美しいこちらを。

 

 





他にも憧れのとある方のレコーディングに参加させて貰えたり、7月は僅かながら人間としてレベルアップできた気がする……。いや、していたのです……。あの朝までは……。続きは次回のブログにて……。