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「夜行バス」はcannaのお二人による作品(リンク先に飛ぶと音楽が流れるのでご注意ください)。僕なりに深い闇の中に沈んでいくようなイメージだったり、夜明けをイメージしながらピアノのみで伴奏してみました。
にしても、ピアノの伴奏って面白い。以前もCHEMISTRYの「月夜」という曲をピアノの伴奏のみで録音したことがあるのですが、フルオーケストラのような足し算は出来ないので、右手と左手の、それも全部の指は使わないから、5〜6音だけを使って、極限まで引き算をしていく、最低限必要な音だけを探していく作業。
CHEMISTRYのふたりくらいボーカルに明確な個性やスキルがあると、余計な装飾を施す必要がないので、思う存分引き算が出来て伴奏者冥利に尽きます。
そして「夕闇をひとり」。時々「荒井時代だけ聴いてればいいよ、ユーミンは」っていう方がいますが、僕は全ーーーーーーくそんなこと思っていなくて、特に70年代後半〜80年代初頭のあたりの洗練ぶりは僕の音楽的な好みで言っても垂涎の的!「夕闇をひとり」はそんな中におけるone of the 頂点に近い作品のような気がします。
今回、敢えて原曲のアレンジも忠実にコピーしているのですが、改めて松任谷正隆さんのアレンジの無駄の無さよ(オリジナルアレンジとして松任谷正隆さんのお名前もクレジットされています)!先ほどの話とも重複しますが、無駄が無さすぎて演奏する人たちの個性やスキルが問われる!少なくとも僕が頼んだ皆さんはめっちゃ上手で良かった!
同じく2月13日に発売の入門編ベストアルバム『はじめてのCHEMISTRY』には、僕が以前提供されて貰った「君をさがしてた 〜The Wedding Song〜」が収録されています。
自分の楽曲が収録されている、と言っておいてなんですが、このアルバム、CHEMISTRYの代表曲が網羅されているので、最近CHEMISTRYが気になっていらっしゃる方はぜひ手にとってみて下さい。
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さて、僕は先週からレコーディングで沖縄に来ています。