台風21号の被害、大変なことになってますね。関空が浸水したり、京都駅の天井が崩落したり、公共施設でもこのレベルの被害が起きるとは。からの台風北上……。皆様、どうか安全第一でお過ごし下さい!


さて、と急に話題を変えにくくはあるのですが、僕は先月末から立て続けにJUJUのレコーディングやら、由紀さおりさんのリハーサルやらに邁進していたら、いつの間に9月になっていました。

 

Good Bye、平成最後の8月……


以前にもお話ししたかと思いますが、僕はかねてよりアメリカのアラスカ州に行きたいと思っていて、先日晴れてアラスカ通の方にお話を伺ったところ「アラスカは絶対にひとりで行った方が良い。その方が集中して色んなものが見える(目で、心で)。長い冬に突入してしまう9月までにぜひ」と言われ、ずっと9月に照準を合わせていたのですが、今年は無理そうだな。いちばんの目的であるアラスカ鉄道が毎年9月15日までしか走ってないので、来年までお預け……。うー。あー。わー。にゃー。(言葉にならない無念感)

 

そんな9月最初のトピック。Skoop On Somebody(以下SOS)の配信および会場限定シングル『ラビリンス』に収録される「ラビリンス」に作曲と共編曲で参加しています。

 

 

前作のアルバムも含め、近年は非常にスムースなR&Bの印象が強いSOSの中にあって、今回の作品はまず情念あふれる歌詞が先に出来ていて、それに合わせてドロドロしたラテンっぽい泣きのメロディー&曲調希望……というお話だったので、アルバム用の冒険枠なのかなと思っていたら、今回シングルのリード曲に選んで頂けて凄く嬉しい!

 

僕の作ったオリジナルのアレンジを元に、「びゃやややややややーん」という不穏なイントロをはじめKO-ICHIROさんがほぼ全面的にサウンドを再構築して下さいました。共編曲にして頂いてますが、僕からすると実質KO-ICHIROさんによる編曲。にしても、TAKEさんの歌声とKO-ICHIROさんのピアノの署名性の高さよ!目隠しされて音だけでアーティストを当てろと言われても、喰い気味で「Skoop On Somebody!」ってなる感じ。

 

というタイミングで、ツアー初日@渋谷のeplus LIVING ROOM CAFE&DININGへ。

 

先日のSOUL POWER SUMMITでSOSのライブを観た際にも、余分なものを全て排除して必要なものだけで音楽を紡いでいる2018年のお二人の姿にハッとしたのですが、今回のツアーはその時よりも更にシンプルな編成なので、特にTAKEさんの歌声とKO-ICHIROさんのピアノの中にある「哀しみ」「闇」の表現、エッセンスがもろに響いてきて、リアルに震えました。

 

ツアーのタイトル「Live in gloom」にかこつけるならば、エロかっこいいならぬ、エロ仄暗い!サポートの磯貝サイモンさんの多才ぶりにもビックリしました。いやー、ステキな時間だった。

 

このツアー、なんと60本以上やるそうなので、地方にも観に行こうかな……。アラスカに行けない代わりに、北国(札幌)へ……。