ちょうどこのブログがアップされる頃にはブルーノ・マーズの東京4 Daysも終わっているでしょう。

 

 

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……と、遺書っぽい書き出しになりましたが、全く以て遺書にあらず!

 

 

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ブルーノ・マーズ、大神田智彦くんとさいたまスーパーアリーナに観に行きましたが、まーーじーーでーーー素晴らしかったです。いわゆるマイケル・ジャクソン直系のアーティストですが、あれだけのアイドル顔負けの人気と、あれだけの高い音楽性の共存って、きょうび他に類を見ないんじゃないでしょうか。

 

まずは声の絶対的な安定感。スタジアム級のホールを鳴らしきるという意味では今まで特にロック系のシンガーには求められてきたハイトーンを余裕で達成できている上に、R&Bのフロウを完璧に操り、めちゃくちゃ踊れる、という恐ろしいスーパーハイブリッドぶり。(ロックシンガーとしても恐らく優れている筈。Just The Way You Areで最初に彼を知った時、僕は声のストレートな抜けの良さでロックの歌手だと思っていた。)

 

そんな中、もっとダンスの比重が多いステージなのかと思いきや、基本的には歌の比重が非常に高くて、その上でその隙に入れるダンスが異様に上手い、みたいなバランス感も僕的には好みでした。

 

同じくマイケル系スペック歌手のニーヨは、以前観た時は曲によってはサビを丸々歌わずに踊る、なんてこともありましたが(バックトラック/カラオケの中に自分の歌を入れていた)、ブルーノ・マーズは終始ちゃんと歌ってたな。

 

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で、フーリガンズ(バックバンドたち)の演奏力に加えて、踊りの上手さ、というか、身のこなしの軽さ!バックバンドについて詳しく知らなかった当初は、ダンサーの人たちが楽器を弾くふりをしているのかと勘違いしてしまった程。最近はハイファッションで身を固めるブラックミュージックのミュージシャンも多い中、全員がNBAのユニフォーム、というのも良い意味で敷居を下げてくれます。

 

そんなバンドによるライブアレンジがとにかく秀逸でした。どの曲も何かしら音源とは違う風になっていて、コンテンポラリーゴスペルっぽいコード進行を1〜2割加えている感じ。いわゆる打ち込みが苦手な人からすると、ライブのサウンドの方が遥かに好きかも。

 

ライブが正味1時間半強くらいだったのも、ギュッと美味しいところだけが詰まってて良かった。周りにはこれからアジアでご覧になる方もいるっぽいので曲目は書きませんが、全部ヒット曲で構成できる強み。

 

そして、アンコール。エンディングのタイミングで幕が降りて来て、曲の終わったタイミングジャストで幕に描かれた王冠のエンブレムが浮かび上がる、その構成!

 

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デーン!

 

 

ああああああ。完璧だったよ、ブルーノ。本当に観られて良かった。気付いたら、感涙。今より更に音楽に熱く取り組もうと思いました。そんな気持ちにさせられたライブでした。


開演前。ストリートなノリで写真を撮ろうと思ったら、アロハ〜になってしまった。いつも決めたいところで、アロハやりがち。
 
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大神田くんの方が上手にストリート感出せてました。
 
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ちなみに、このブルーノ・マーズ・ガウン、僕の一番尊敬するDJの高木慶太さんに着て貰ったら、邪悪な住職みたいになった。もしくはゴスペルを歌う牧師……。
 
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ブルーノ・マーズのライブを観た後には、ふと先日これまたほんとーーーーーに素晴らしいステージを観せてくれたジョン・レジェンドのことも考えてしまいました。

 

ブルーノ・マーズは、異国の日本で30,000人くらいのキャパのアリーナを4 Daysで、ジョン・レジェンドは同じく日本で1,500人くらいのキャパのホールを2 Days。もちろん、ブルーノ・マーズの方はポップアイコン的なキャッチーな存在ではあるのですが、アメリカ本国の人気を考えれば、ジョン・レジェンドも日本でももっともっと人気出てほしい!

 

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