皆さんの職場も同様かも知れませんが、音楽の現場では喉を商売にしている人、もしくはその関係者も多いため、密室であるスタジオに風邪をひいたまま「頑張って来ました(ゴホゴホ)!」みたいなことが全く美談になりません。むしろ自粛しろ!来るな!という空気になります。そんなこんなで、とにかくスタジオ作業の多い時期は風邪を引けないのです。困った!
高麗人参茶!プロポリス!養命酒!ビタミンC!
ハイカロリー(栄養)!マスク!
出来うることを全てやった状態で半日過ごしていたら痛みが無くなってホッとしたのも束の間、夜に顔を出した某スタジオが、機材に優しすぎ、人に厳しすぎな環境。機械が湿気に弱い関係で常に乾燥してて、機械が熱に弱いため常に涼しいのです。
ミックス作業の後半、やっと良い感じで完成間近から、再び喉が痛くなってきて、寒気が……。え?これ、まさかの風邪?それとも、スタジオの気温のせい?「寒い」と「寒気」の境界線は?今週は全く休めないし、来週はまた沖縄なのに!人に教えて貰った読谷(よみたん)のレストランに行くつもり満々なのに!「あれ、川口さん、顔に覇気が無いよ」……え、マジですか!予防接種は受けたけど、インフルエンザってことは?ってか、風邪ってそもそも何?……ってか、どうしよう!!!!(パニック)
皆さんにお詫びをして、完成を見届けることなく、一足早くスタジオを失礼して帰宅。熱い風呂に入り、風邪に効きそうなフルコースを再び摂取して、口にテープ貼って、すぐに寝たら、幸い翌朝には完治してました。寒気ではなく、寒かったみたい。良かった……。最近はAmazonを利用しないようにしていた僕ですが、背に腹は代えられぬと、とある方にオススメして貰った象印の加湿器、即日届くやつを即ポチ。
怖い……風邪が怖い……
まだスタジオに到着して間も無くの、元気だった時に撮った写真。Apple社のCEOっぽい出で立ちで写真に写っているのは、エンジニアの工藤雅史さん。素敵なミックスでした。ありがとうございます。