東京は再び雨。という訳で、おすすめの雨の日の音楽。

 

今週こればっかり聴いてます。ワン・ダイレクションのリアム・ペインのソロ作で、「ベッドルーム・フロア」。僕、昔からこの手のマイナーとメジャーを往復しながら浮遊する曲が好物でして、チェーンスモーカーズの「クローサー」以降再びたくさん出てきて嬉しい。かつてはニーヨ&スターゲイトもそうでした。あ、そっちにもまさにこういうコード進行で「クローサー」ってありますね。僕の中で雨の日っぽい。


ちなみに、実際は雨歌かも知れないですが、THE エロ歌です。「もう2人の関係は終わったって言ってたけど、(脱いだ)お前の服が、俺のベードルームの床で違うって言ってるぜ」みたいな。わお!

 

 

 

 

国が変わって、ブラジルのミナスジェライス州出身のフラヴィオ・トリスの最新作「ソウ・ヴェーリョ・ルア・ノヴァ」。ガットギターでこういう歌い方だと「ボサノバ?」と思われる方も多いかも知れませんが、ボサノバが海っぽい音楽だとすると、これは山っぽい音楽。このアルバムを聴きながら雨の街を歩いていると、淡い光の中で、自分が異邦人になって、知らない国を彷徨っているような不思議な気持ちになります。

 

ちなみに、タイトルの「SOL VELHO LUA NOVA」は、「古い太陽、新しい光」みたいな意味……だと思う。