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今年も代々木上原にある按田餃子のスイカジュースの季節がやって参りました。本気を出せば2秒で飲める、それくらい美味しい、と飲むたびに思っているのですが、400円を2秒か〜、無理だな〜、飲みたいな〜、400円か〜、2秒〜、400……みたいな無限ループの中を彷徨いながら大切に飲んでいたら、天気の良い日でみるみる氷が溶けて、薄ーーーーーいスイカジュースになりました。大変後悔しています。

 

さらに400円は僕の勘違いで、正解は600円でした。泣きたい。でも飲みたい……600円……2秒……所詮スイカ……でも飲みたい……600……

 

 

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ちなみに僕の食べた「ラゲーライス」。皆様、耳馴染みの無い言葉かと思いますが、それもその筈。なにせ店主の按田さんの作った言葉だから。キクラゲの入った炒め物ご飯のことです。「助けたい 包みたい」「ラゲーライス」……めっちゃ謎……でも飲みたい……でも600円……2秒……

 

 

 

そんなこんなで8月になりました。皆様、いかがお過ごしですか。

 

毎年8月に小笠原諸島に行きたい!と切に願うのですが、船が週に1往復しかない関係で最低一週間は滞在しなくてはならず、今年も結局二の足を踏んでしまいました。

 

にしても、片道24時間かぁ。去年も確か書きましたが、去年行ったブラジルの日本料理屋さんで働いている方が小笠原諸島出身の方で、なぜ地球の裏のブラジルに?と伺ったところ、「小笠原諸島から、東京まで船で24時間。そこから船で島に戻るのも、飛行機でブラジルまで来るのも同じ24時間」と聞かされた時の衝撃たるや。

 

(この話、僕の中では、人生の大切な局面で役立ちそうな哲学的な匂いがプンプンしているのですが、現時点では応用例が全く思いつかない時点で、ただのビックリ話かも知れない……)

 

そんなタイミングで飛び込んできた、小笠原諸島の父島に空港が出来るかも、というニュース。そうなると、断然船でしか行けないうちに行きたくなるのが人というもの。今年は9月も行けないしなー。うーむ。うーむ。来年かなぁ。アメリカの資本に汚される前に最後の社会主義が機能している国キューバへ、みたいな理屈に近い。行きたい。

 

 

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これまた偶然読んでいたオードリーの若林正恭さんのキューバ旅行記「表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬」。いわゆる"見知らぬ国で知らなかった自分に出会った"みたいな自己啓発的なものとは一線を画す、凄く丁寧に書かれた本でした。オススメです。