ドラマ「リバース」の開始に伴い、今まで極力やらないように気をつけてた主題歌の反響をエゴサーチするという禁断の果実に手を伸ばしてしまい、更にはご好評頂いてることに気を良くして、気付けばウットリしたい時に、仕事がはかどらない時に、反射的にTwitterを開く……みたいなことに相当な時間を取られる日々を、ここ最近送っておりました。
 
普段、人の褒め言葉を殆ど信用していない人間なのに、今回に限っては褒め言葉の海に自ら積極的にDIVE IN……。
 
 
そんなGW前の晴れた午後、近所の中学校の前を通りかかった際に、5人くらいの女子中学生たちが校門の前で「イェー!」などと言いながら戯れていました。そこに自転車に乗ったジャマイカ人と思しき黒人男性(黄色と緑と黒のジャージ着てたから多分そう。ジャマイカの国旗→🇯🇲)が現れ、女子中学生の真似をして「イェーーーーーーーア!」と絶叫しながら、何故か近くに居た僕にハイタッチを求めて来たので、僕は反射的にハイタッチ。ハイテンションのジャマイカ人は「フゥーーー!」と叫びながら、そのまま颯爽と自転車で消え去っていきました。
 
言うならば、20秒にも満たない出来事。女子中学生の「あの人、ウケるー」みたいな声を聴きながら、急に僕の中に「エゴサーチなんてしてる場合じゃないな」という気持ちがムクムクと膨れ上がって来ました。そういえば、昔ジャマイカに行って、同じような背格好の黒人の人に生まれて初めてカツアゲされたことがあったなぁ。上手に伝えられる自信が無いのですが、なんと言いますか、急なハイタッチも、「フゥーー!」も、なんならカツアゲも、何とも野性味に溢れてて、僕の中ではエゴサーチとは真逆軸にあるものなのかも知れない。考えてみれば、良い反響に喜んでも、決して甘えて、そこに擦り寄ってはダメなのです、僕のやってる仕事。

思い立ったが吉日、荒治療ではありますが、ひとまずドラマの続く今クール中は、一旦スマホからTwitterのアプリごと消すことに。かつて禁煙を決めた瞬間に、アメリカン・スピリッツを駅のゴミ箱に投げ捨てたあの日のように。

とは言え、家のパソコンでは見られるので、しばらくはTwitterとの距離感もそのくらいにしよう。僕に頂くメッセージも、一気に読めた方が嬉しいしね。

 
 
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という訳で、画面の右下の2つ抜けている部分がiPhoneの中で「Twitter」と「Echofon(Twitterの出来る別アプリ)」の居た場所。さよなら、僕のウットリDAYS。というか、一瞬にして僕のエゴサーチの呪いを解いたあのハイテンションなジャマイカ人、いったい何者……。