福島県の郡山の「ホテル華の湯」で由紀さおりさんのディナーショー。
車で走っていた時に、雪山と桜と鯉のぼりが三つ巴になった絶妙な瞬間があった!撮りたかった!停めて貰えば良かった!
いま郡山はしだれ桜が満開。
楽屋の入口に並べられていたお菓子。恐らくホテルの方がご用意して下さったのかと。ありがとうございます!品揃え良すぎ!
部屋の中に入ったら、メンバーは皆、窓の外の絶景を観たかったみたいで
横一列に並んでた。なに、その鉄板焼き食べるみたいなフォーメーション……。あんたら、仲良すぎやで……。
ちなみに、皆が観ていた窓の外の絶景は概ねこんな感じ。最高ですよね。
本番。由紀さんがMCの途中で、急にセットリストの中に無い「故郷(ふるさと)」を歌いたいと仰って、先日一緒に演奏はしたとは言え、譜面の準備も無く、由紀さん、何てことを、予め言ってくれたら準備したのに、とも思いつつ、記憶の中の譜面と照らし合わせて演奏。
福島の地に立って、会場の空気を吸って、「故郷」が必要、という霊感で歌われたんだろうな。僕は由紀さんのこういうところを音楽人として尊敬する。なお、普段は絶対にそんな無茶ぶりをする方ではありません。
このブログで何度か書いていますが、震災の直後に来日したハーモニカおじさんこと、故トゥーツ・シールマンスが奏でてくれた「虹の彼方に」のことを思い出しました。スタンダードって凄いな。
にしても、朝イチで出発して、ランチショーとディナーショーの間に温泉にも入らせて貰って、ほぼ終電で帰京。人間って、お膳立てをして貰えれば、1日をこんなに有意義に過ごせるのですね。素敵な時間を頂戴しました。福島、郡山、ありがとーう!