先日シェネルの「Destiny」のレコーディングの際に、シェネルの「ヘーーーーイ、ワッツ アップ！」みたいなカリフォルニアなノリに露骨に物怖じ・硬直していたバイオリンの藤堂昌彦くんとそのお仲間と２年ぶりに食事。
基本はくっだらない話をずっとしていたのですが、途中からは、自分より下の世代の同業者が、ちゃんと音楽の世界で食べていける仕組み作りの話になって、藤堂くんはかなり具体的に動きはじめていることを知り、感動。藤堂くん、一見チャラいのに、偉いなー。
前者は今週末24日から公開される映画『パッセンジャー』の日本語吹替版テーマソングです。地球に見切りをつけて、他の星への移住を決意した主人公。5000人を乗せた巨大な宇宙船で120年冬眠して移動する筈だったのが、冬眠装置の故障で、ひとりだけ90年も早く眠りから覚めてしまい……ああ、怖い話やー。僕の中では、生き埋めにされる、に次ぐ恐怖の新たな形として、赤丸急浮上。装置の中で120年も眠る、って時点で恐怖だけど。
とにかくキーの高い曲なので、喉を壊さないように、カラオケで歌う時はキーを４つか５つくらい下げて挑んで下さい。「奇跡を望むなら…」のE-3さんの作詞。
カップリングの「あの夜のふたり」は松井五郎さん作詞、森大輔さん作曲編曲のフューチャーR&B。サビの１行目の松井五郎さんのパンチラインと、森さんの漂うようなメロウネスに、ゾワワワワ〜。TDの待ち時間に、森さんとプロデューサーの柿崎洋一郎さんの不思議な生態について語り合いました。天才論。森さんとは、いつかご一緒する機会があったら良いなぁー。
そんなこんなのシングル、DVD付盤には僕の作曲した「ラストシーン」のライブ映像も収録されています。だから、DVD付を是非買ってー。
