ここ最近ずっとレコーディングしていた曲のTD。海外のアーティストさんで、言い方は丁寧なのですがハッキリ本音でこうしてほしい、と話してくれる方だったので、言われた通り直してみたら、凄〜く良くなって嬉しい!



先日、僕の周りでは、とあるトラブルが起きていたのですが、原因は「本音を言い合わない」が引き起こす何かだったな。僕自身も決して実践出来ている訳ではないのですが、コミュニケーション能力の最上位にあるのって、シリアスなトーンになる前にきちんと本音を言う、ということなのかもと最近強く思うのです。僕は時々電車の中で、ふと昔の出来事を思い出して、心の中で「わあああああー」となることがあるのですが、それの殆どが本音を言っていたら回避出来たことだな。

 

僕がここで使っている「本音」というのは、「自分の想いを満たすため」というよりは、「相手と一緒に何か目的を叶えるため」のもの。

 

誰かと一緒に住んでいるとしましょう。

 

1)「掃除したくない」は、自分の想いを満たすためだけの本音。自分だけの想い。

 

2)「掃除したくないけど、一緒に綺麗な部屋に住みたいから、大変だけど代わりばんこに掃除しようよ」と建設的に提案するのは、相手と一緒に何か目的を叶えるためだし、本音。

 

3)「僕なんかが君に強制するのは違うわ。別に掃除にしなくていいよー。お互い自由にやろう」みたいなのが、過去にありがちな自分の姿。数年後にわあああああーとなるやつ。優しさのフリした、まやかし。

 

2番目だ。僕はどんな状況においても、2番目の能力がほしい。2番が実践出来たら、僕のまわりで今起きているトラブルの大抵のことは解消されるのです。

 

 

……シリアスじゃなく本音を言いたい、という話を、結構シリアスなトーンで書いてしまって恥ずかしいので、先日食べた参鶏湯の動画でもアップして、お茶を濁そう。アーティストさんに本音を言って貰って、良い作品が出来て良かった。グツグツグツグツ……。