現代のポップスはトラックの空気感に歌を寄り添わせて行くことも多いですが、由紀さおりさんの歌は、歌い出した時点で、曲の世界観も、リズムも、音量も、全部情報が含まれているので、そこに楽器がどう寄り添うかを考えるだけ。誤解を恐れずに書くならば、故に簡単な部分もありますし、だからこそ大半は劇的に難しいとも言えます。
毎回が由紀さんの歌声とのラリーです。由紀さんの華麗な歌のサーブ、皆に観てほしいなー。そんな中で10回に1回くらい、演奏陣の方から何かを仕掛けることもあります。バンドメンバーも最高です。まだ席が空いてる日もありますので、ぜひ(18日現在)。
今日の萌え町名「日本橋箱崎町(にほんばしはこざきちょう)」。東京シティエアターミナルがあるので、リムジンバスの保管所も。昔は成田エクスプレスも無く、東京都内からの成田空港へのアクセスが悪く、ここからバスに乗って行くのが一般的でした。
海外に行く知り合いを見送りに行ったり、逆に見送られたり。切なさと、海の向こうへの憧れとが交差していたこの場所も、時が経ち、2017年現在はすっかりレトロな様相。
僕は休憩時間に抹茶なども嗜んじゃうレベルで人形町かぶれ中。若者の大好きな「マクドナルドの肉は食用ミミズ」という都市伝説がありますが、人形町のシルバー層は「安い天丼に入ってる、大きな穴子だと思って食べてるやつ。あれは全部アマゾンの奥地で取れる巨大な川蛇だからな!」と、より出来の良い都市伝説に夢中。人生の先輩方……。