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以前より公言しているようにリオデジャネイロに一方的に恋してしまってる僕としては、オリンピックを目の前にあの手この手でリオデジャネイロが世の中から嫌われてて悲しい……。

「リオの選手村に入ったらバスタブが無くて、持って行った1ヶ月分の入浴剤がパーに」とかいう報道とか、もう坊主憎けりゃ袈裟まで憎い状態。南国はバスタブが無いのがデフォルトの国も多いので、さすがにそれは許してあげてぇぇえぇええぇ(涙)。



にしても、なんでこんなに嫌われてるんだろう……。




まぁ、以前も書いたかも知れませんが、確かに僕が最初にリオに行った1995年は、泊まってたコパカバーナ(安全とされている地域)の裏山から毎晩発砲音が聞こえて震えましたが……。





日曜のオフィス街の一本裏道に入ったら、明らかにヤク中の少年に石のブロックを投げつけられて、全速力で逃げましたが……。





友人はカーニバルの会場で目の前で、クスリでハイになってる人たちが発砲しているのを見て、ショックで寝込んでいましたが……。










しーん










(とはいえ、10代にして地球の裏まで足を運んで、そういう緊張感の中に身を置いている自分は、他の奴とは違うんだぜ、と結構ウットリもしていました……。若いって、おめでたい……。)


ただ、それは20年前のリオ。今年行った時も5年前行った時も、一切そういうことは無かったので、もちろん日本とは到底比較出来ませんが、かなり安全になっている印象。日本の有能な虫除けをビシャビシャに塗っていたら蚊にも一切刺されなかったですし。

という訳で、リオ五輪まであと5日!一見悪そうだけど言うほどは悪くないリオのイメージアップキャンペーン。

もちろんどう転んでも日本のように治安が良くは無いのですが、それは音楽、サッカー、食事、建物、人の優しさ、ビーチ、太陽……と色々あるうちの1側面であって、少しでもリオに触れてもらったら、完璧な人が居ないように、これだけ多様な価値観がある街だったら、その歪みで治安が悪いのはもしかしてしょうがない……かな?みたいになって来るから不思議。裏を返せば、治安の悪さで語ってしまうのが勿体ないくらい、他の全てが本当に素敵な街。

1996年のアトランタ五輪の開会式は在米黒人の歴史も踏まえた演出で、ジャム&ルイスが音楽監督を務め非常に感動的でしたが、同じく人種の坩堝であるリオの開会式はどんな感じになるんだろう。楽しみだー。総合演出は「シティ・オブ・ゴッド」のフェルナンド・メイレレス。はっ、あの映画のバイオレンスな側面が、多くの人が抱くリオの印象になってしまった、という話もありつつ……。



今回の公式テーマソング「オリンピックの神々がリオを訪ねた」。結構この映像の中の景色が、僕の抱いているリオのイメージに近いかもです。公式ソングにして、この歌のゆるさ(ご年輩の合唱の揃って無い感じ)も、僕からしたら多様な価値観を受容してくれる街の印象と直結してて良いなー、と思っちゃうんだよなぁー。坊主愛しけりゃ袈裟まで愛し、ですね。





以下僕のiPhoneのリオ写真館の一部抜粋。

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街の寛容さに乗じて、悪ノリする僕。