The SOUND of SHIMAKEN

日本を代表するジャズ・ピアニストで編曲家である島 健（しま けん）さん。僕はJUJUのジャズアルバム「DELICIOUS」シリーズで、ボーカル・プロダクションで携わった際に、本当に色んなことを教えて頂き、感化され、更には僕の作曲した「みずいろの影」という曲を一緒にアレンジさせて貰える幸運にも恵まれ……とにかく凄い方で、その上で更に優しくて面倒見の良い方なので、僕たち音楽に携わる人間の中にも島さんファンはたくさんいます。

先日2016年６月６日は、そんな島さんの66歳の誕生日。そんな６だらけの日に、島さんを慕う６人のゲストを迎えて、池袋の東京芸術劇場でコンサートが催されました。出演順で、奥様の島田歌穂さん、バイオリニストの川井郁子さん、ミュージカル界の若きプリンスである中川晃教さんと井上芳雄さんのお二人、JUJU、加藤登紀子さん。ミシェル・ルグランあり、タンゴあり、ミュージカルの楽曲あり、ジャズあり、ロシア民謡あり、シャンソンあり、ディズニーあり。島さんの愛する音楽がこれでもか、と堪能できました。

にしても、島さんの誕生日に、島さんの音楽が、そして島さんのことがますます好きになる……その場に居た観客全員が絶対に同じこと思ってると確信できるコンサートってなかなか無くないですか。僕は12月5日生まれなので、ゾロ目のイベントは出来ませんが、66歳の時は何してるかなー。まだ26年あるのか、あと26年しかないのか、分かりませんが、それまでに少しでも島さんに近付けるように頑張ります。

まずはピアノの練習から……。



島さんのアレンジされたJUJUの「Don't Mean A Thing」。ひぇあ！格好良い！