フェビアン・レザ・パネさんのピアノは、日本のポップス~ジャズの世界で一番ピアニッシモ(弱く弾く)が美しいと僕は思っています。大貫妙子さんも、小野リサさんも、手嶌葵さんも、敢えて小さく丁寧に歌う方は、パネさんが弾くピアノが最高に似合う。僕はもろにその影響を受けて歌モノのピアノを弾いてます。



手嶌葵さんの名唱集。14:18から、パネさんのピアノで、僕が死ぬほど好きな1曲、ハル・デイヴィッドとバート・バカラックの「アルフィー」。



先日、某演奏家の方のテレビ収録用の編曲をやらせて貰ったのですが、その時のピアノがパネさん!大至急収録現場に見学へ。一方的にライブ等で拝見していましたが、直でお会いするのは初めて。図々しくも最新アルバム「Piano de Bossa」のジャケットにサインをして貰いました。ひぇあ!ピアノ頑張ろ!ピアノの音色通り、物凄く穏やかな、ジェントルマンでいらっしゃいました。テンパっていて、写真を撮って下さい、とお願いするの忘れた……。パネさんは、インドネシアと日本のミックスでいらっしゃるのですが、お名前がそもそも格好良すぎ。どなたの収録だったかは告知出来るタイミングで書きますね。なお、僕の編曲した楽曲はフォルテ(強く弾く)が多くて、全然ピアニッシモ(弱く弾く)じゃなかったですが、フォルテさえも、パネさんが弾くと繊細だった!

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家宝!