解説付き尾道・前編

先日、写真だけのブログをアップしましたが、一応解説を。



改めて書きますと、広島の尾道にあるUSHIO CHOCOLATLというチョコレード工房の１周年記念のライブに呼んで頂いて、憧れの尾道＋広島に行って来ました。

以前、瀬戸内海の伯方島というところでやった土岐麻子ちゃんのライブの際に、USHIO CHOCOLATLが出店していて、そこで会ったUSHIOの従業員の宮本さん

（宮本さん近影）

のアクの強さに閉口しつつ、しばらくすると会いたくなる、という、山椒の効きすぎた麻婆豆腐に挑むような心持ちで、お慕い申し上げている次第。

東京から新幹線で岡山県福山まで。そこから山陽本線。懐かしい昭和の車両＋◯◯本線という時点で、僕的には萌え～。僕の乗った車両だけかも知れませんが、車内は学生さんたちが誰も着席せず、きちんと立ってて、偉い。僕はオジさんなので座りました。

東京から４時間掛けて憧れの尾道！

ライブ会場の浄泉寺。

懐かしい気持ちになる町並み。こんな街に、おじいちゃんとかおばあちゃんの家があったら良いのに！

お寺ですが、人がたくさん居て、まるで栄えている公民館みたい。こちらのお寺は縁側が非常に広くて、昔は「昼寝寺」と呼ばれていたのだそう。妄想でタイムスリップしながら、カレーを食します。

ギターの濱田大介さん（中央）と、チェロの徳澤青弦さん（右）。開演前は、皆のガソリン（ビール）補給時間！お寺の境内だけど！

控え室にて。ボーカルの武田カオリさん。黒い衣装がどうにもこうにも法事っぽかったので、アンニュイな表情をお願いしてパチリ。

本番中にライブペインティングもありました。目の前で観ていましたが、本当に凄かった。

我々のバンドの次に演奏したのは、普段別々の音楽活動をされている方々が、毎年秋になると結成するというムーンライト・キャバレーというユニット。ジョルジ・ベンの「タージ・マハール」を日本語で歌ったり、USHIO CHOCOLATLのメンバーを亀甲縛りして、ムチ打ちに処したのちラップをさせる等々、様々な趣向で盛り上がりました……。浄土真宗の仏様は懐が広いので有名なので、亀甲縛りも、ムチ打ちも、きっと許してくれてると思う……。



っていうか、東京でも、このくらいカジュアルにお寺みたいな程よいスペースに集まって、イベント出来たらよいのになぁー。池上本門寺とか、築地本願寺とかになると、かなり大掛かりだから、もっと街中の、もっと近くの。亀甲縛りは無くても良いけど。

尾道の街に溶け込み、そして愛されてるUSHIO CHOCOLATLでした。

尾道の方がミカンで作った「USHIO 1NEN」。でもよくよく見ると「１」の字が、USHIOのチョコレートじゃなくて、明治のチョコレートで出来てる……。素敵なセンス……。

次回に続く。