昨日立ち寄った店で、インターネット・ラジオで僕好みのカリブ海系ラテン音楽がずっと掛かってて、「これ、どこのラジオですか?」と伺ったところ、「イギリスのLatin Radioです。UKの人のラテンの選曲って、うるさくなくて良いんですよね」と言われハッとしました。

(確かに、自分は基本、リズムが有るけど、うるさくない音楽が好きだ……)

人に言葉にして貰って、改めて気付かされることってある!


さて、先日も書きました関ジャニ∞による女装ユニット、キャンジャニ∞の「CANDY MY LOVE」を発売日前にフライング・ゲット。付属DVDを観ながら、昨今の音楽プロダクトについて考えています。

ジャニーズの作品って、サブスクリプションはもちろんのこと、iTunesやレコチョクでも手に入らないですし、基本YouTubeにも上がらない、上がったとしてもごく短め。アマゾンではジャケットすら表示されない。そう。2015年において、ジャニーズ作品は簡単に全容を知ることを許して貰えないのです。

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(という訳で僕もモザイク)


最近僕は出来る限り店頭で商品買うようにしているのですが、40歳を目前にしたオジさんが、男性アイドル(それも女装!)のCDをカウンターまで持って行くって、想像以上に難儀……。この曲の歌詞になぞらえるならば、まさに「♪強く生きる勇気下さい」な状況も訪れました。

ただ、そんな不便とドキドキを乗り越えることによって、時に世に数多ある音楽の中で、楽曲との絆が増すのも、また事実。こうして人に語りたくなるし。少なくとも僕は、ワンクリックで手に入れずに、猛暑の中買いに行った2015年の夏を忘れない……。

で、肝心の「CANDY MY LOVE」。ずばり名曲!

キャンジャニ∞の役名で書くならば、すば子(渋谷すばるさん)の平熱以上の歌声と、絶対的な声の抜けが、この歌謡メロディに物語と加速度を生み出していると思います。そして他の6人の方の強い存在感も相まって、5分弱の楽曲をあっと言う間に感じさせされました。ちなみに、倉子(大倉忠義さん)と、安子(安田章大さん)が、リアルに女装が似合っていたのと、このCMのディレクターの山崎隆明さんの作詞作曲だったことにもビックリ。

この泣き歌謡路線で、キャンジャニ第二弾、期待してます!