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HYの『LIFE』、おかげさまで、オリコンの週間チャートでトップテンに入りました!Line Music、AWA、Apple Music…と、今までで最も日本の音楽リスナーがサブスクリプションに走ったであろう2015年7月に、CDを手に取って下さった皆様、ありがとうございます。

今一度、サブスクリプションとは何ぞや、ということと、サブスクリプションが生まれた経緯を。

音楽におけるサブスクリプションとは、定額の無制限配信サービスのこと。月に1,000円払ったら、もの凄い数の音楽のライブラリから、ストリーミング(YouTubeみたいな感じ)でいくらでも音楽が聴けます、というようなサービス。

4Gだったりデータ通信の技術も進み、非常に便利。サブスクリプションの会社によって、どこのレーベルを網羅している等の違いはありますが、出先でも聴きたい時に、聴きたい曲が聴けて、リスナーにとっては利点も多いです。

そして、なぜそのようなサービスがはじまったか大雑把に説明すると、そもそもは「違法のダウンロードが蔓延している現状を傍観するよりは、オフィシャルに定額かつ低額でなんでも聴けるサービスを作れば、新たに違法ダウンロードする人は減るだろう」という苦肉の索だったりもします。

なので、デメリットは「無料でダウンロードされるよりは、まだマシでしょう」という発想のもと、現状はまだまだアーティストへ還元される分が非常に少ない、ということ。で、逆にメリットと言えば、試聴するつもりでも楽曲を聴けば、(理論上は)少ないながらにアーティストには還元されるし、リスナーも損はしていない、ということ。これは今までなかったこと。

そんなサブスクリプション時代の理想は、僕も含め音楽リスナーが、皆で以前より活発に「これ良いから、試しに聴いてみて」って言い合うことであり、広めることであり、前に増して気軽にガンガン音楽を聴くことなのかも。サブスクリプション時代ならではの、新たなキングやクイーンが現れるはず。

僕にとっても「音楽を聴く」という行為は、必ずしもイコール「応援する」、ではないですが、より「応援」という意味合いでその音楽に接したい方は、やはり旧来通りCDやiTunesが良いのかも。リスナーの立場なのか、クリエイターの立場なのか、よく分からないブログになってしまって済みません……。