由紀さおりさんのツアー12日目@神戸・ポートピアホール。今回はご招待のお客さん限定のライブですが、演奏内容は普段とほぼ同じです。コンサートというものは、通常ですと招待された方は、参加するというよりは、腕組みして見ている、という音楽業界の通説がありますが、全くそんなことなかったです。中には「『好きよ』歌って!」という、大変マニアな声援もあって、由紀さんもその一節を歌われて、非常に盛り上がりました。




「好きよ」。岩谷時子×いずみたく作品。この時期(1970年前後)の由紀さんのやられておられたことは、「夜明けのスキャット」も含め、日本のリズム歌謡とイージー・リスニングの走り。A&Mのようでもあるし、ヨーロピアンな空気とも。クロディーヌ・ロンジェとか、セルジュ・ゲンズブールっぽい。「1969」のアルバムより遥か前、デビュー時から既にグローバル・スタンダード感あります。オシャレ!




{1EA3A098-2BFE-459B-B2A3-9955D398FE5E:01}

ツアーに持参したmidi鍵盤が余りに小さくて作業が捗らないので、三宮の楽器店まで買い出し。付き合ってくれた大神田くんとmicroKORGのボコーダー+シンセベースで、定番、EW&Fの「Let's Groove」とか、何故かボビー・ブラウンの「エブリ・リトル・ステップ」とかを店頭でセッション。楽しかったです。




{68095843-8988-4B05-8F21-1700AE791D88:01}

という訳で、下の赤黒の鍵盤から、49鍵もある本気仕様のmidi鍵盤にチェンジしました。弾きやすーーーーーーい。軽いので、これなら地方にも持って行けるかも。




{9057F930-C6B4-464A-BCCD-1EFAD1F18E02:01}

ちなみにバンドの皆さんは、動物園をエンジョイした模様です。楽しそう!