ソングライターのダイアン・ウォーレン。

有名な所では、エアロスミスのアルマゲドンのテーマ曲「ミス・ア・シング」(よく椿鬼奴さんが歌ってる曲)を書いた(特に)バラード書きの名手ですが、嘘か誠か、シンガーの人と数日共同生活をして、その人のイメージで曲を書き上げる、という逸話を聞いたことがあります。

そんなエピソードから想像するに、僕の中では、男のシンガーとも絶対に間違いをおかさないような厳格な白人の学校の先生みたいな人で

{E94C4C4E-22AC-4CBE-911A-5AE3FFFF817F:01}
(イメージ)


ある日突然スーツケースひとつ持って家にやってきて「わたくしには構わないで生活して下さい。わたくしはわたくしで勝手に過ごさせて貰いますから」とか言って、最初はシンガーも戸惑ってるんだけど、3日目の朝にただの堅物だと思っていたダイアン・ウォーレンの人間的なチャームに気付き始めた辺りで、ダイアン・ウォーレンが急に五線紙に向かって曲を書き出して「……出来ました。………いい曲になりました。……この数日はわたくしにとって掛け替えのない思い出になりました。………では、そろそろ行かなくては」とか言って、去って行く……


{E865B92C-BDF6-473E-A98D-01118930718A:01}
(イメージ)




……みたいなストーリーを長いこと空想していたのですが、実物のダイアン・ウォーレン、初期設定からして全然違った。

{AC333A2E-2D24-4164-8177-7D67084B92D7:01}



それどころか、このブログを書くにあたって調べてみたところ、基本的には特定のアーティストに書くことはほぼ無く、曲が出来てから誰にしっくり来るかを考える、とのこと。誰かに聞かされた冒頭の逸話で、無駄に膨らんだ20年間分のロマンを返して……。