6月8日は六八の日。「上を向いて歩こう」を生み出した作詞家・永六輔さんと、作曲家・中村八大さんの「六八コンビ」のトリビュートライブに某御大に連れて行って貰いました。

去年も拝見させて貰った六八コンサートですが、先日の由紀さおりさんのライブでもやった「黄昏のビギン」が改めて日本の音楽史上屈指の名曲であることを再認識したタイミングで見る「六八コンサート」は格別。この半年くらい中村八大さんのボックスセットを引っぱり出して来て良く聴いていたのですが、1961年から66年までやっていたNHKの音楽番組「夢であいましょう」の中の「今月の歌」を歌われていた皆さんが坂本九さんを除いてはほぼ皆さん現役でやられてるのが、奇跡的に凄いこと!

僕の大好きなジェリー藤尾さんの「遠くへ行きたい」や



(ジェリーさん、めちゃくちゃダンディーであられました!)

梓みちよさんの「こんにちは赤ちゃん」、坂本スミ子さんのテーマ曲「夢であいましょう」も……全部ご本人の歌唱で聴けて幸せ!そして、六八作品のスタンダードぶりに改めて感服!その上で、やはり坂本九さんのご存命のうちに歌を拝聴したかった。今回は坂本九さんのお嬢さんおふたりがお父様に代わって歌われました。「黄昏のビギン」は田辺靖雄さんが。

永六輔さん曰く、生前中村八大さんご自身が自作品の中で「黄昏のビギン」が一番好きでいらしたそうで、勝手に心の中でガッツポーズ。そして、丁度そんな僕の「黄昏のビギン」熱がMAXの状態で、会場でお会いした音楽プロデューサーの佐藤剛さんが「黄昏のビギンの物語」という本を出されたそうで、早速Amazonでポチリ。いやー、もう暫く熱は冷めなそうです。



ちあきなおみさんが引退前に最後にテレビで歌われたのも「黄昏のビギン」だったとのこと。(この動画で知りました)