読書。実際の本も、電子書籍も、両方読みます。
ただ、なかなか人の名前が覚えられなくてあの手この手でこじつけて記憶する僕みたいな人間にとっては、内容もさることながら、やっぱり表紙の色彩とか、紙の質感とか、あの日あの場所まで行ってあのきっかけで買った…などという内容以外の複数の情報が、その本を読んだという実感を確かなものに、愛着を持たせてくれている気がします。
クラウドみたいなものが浸透していく程、「何かに愛着を持つ」っていう感情自体が、今後盲腸みたいに不要なものとされていくのかな、という気もしつつ、盲腸は機能していないようで実は善玉菌を増やす為に身体にとって必要な部位だった、っていう研究結果がここに来て発表されたりも。
ちなみに僕は小さい時に盲腸に関してはもう切除済みですが……（泣）。