この前も故フランキー・ナックルズのことを書きましたが、なんでこんなに良いのかなー、と思ったら、仄暗いからだ、という結論に。明るいだけがクラブ・ミュージックじゃないぜ!20年以上前のクラブはめっちゃ暗い曲も流行っていたのです!

という訳で、まずは日本人DJ、富家哲さん(僕の高校の先輩らしい)がフランキー・ナックルズにデモテープを送ったのがきっかけで「Frankie Knuckles Presents Satoshi Tomiie」という名義で1989年にリリースされた代表作「Tears」。実に仄暗い!良い!



そして、1992年にこの曲をカバーしたUKのNu Coloursというグループが居たのですが、それを更にご本家のフランキー・ナックルズがリミックスするという逆輸入を再輸出したバージョン。ゴスペル・ハウス仕様。僕が高校生当時最初に買ったのは本家ではなくこっち。サウンドはこっちの方が新しくてキャッチーですが、仄暗さでいうと、ご本家の魅力も捨てがたいです。



フランキー・ナックルズの「Classic Club Mix」ってタイトルのものはたいていジャジーなピアノが入ってて格好良いので、Youtubeとかでチェックしてみて下さい。ちなみにフランキー・ナックルズ本人はDJなので、ピアノを弾いてる訳ではありません。