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今回この旅に誘って下さった御仁は、過去に昼食と晩飯の間にステーキを平らげた大食漢。要ペース配分。要自己管理。まずは徹夜明けに(オーストラリアに特に関係ない)中華街で朝粥。


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モーニング粥セットは、ピータン粥に、焼きそばに、腸粉(米粉の点心)、揚げパン、餃子…。All 炭水化物。最高。Viva アジア食!


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シドニーアイ(東京でいうスカイツリー的なもの)から眼下を見下ろします。フィヨルド的な、とでも言うのでしょうか。入り組んだ入江に広がる自然と摩天楼が共存する、実に美しい街並み。



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一番の目的であるオペラハウスでトニー・ベネットのライブ。85歳はどこまでもチャーミングでおおらかで、そして歌声は奇跡のように若々しい。バート・バカラックしかり、有能かつ長生きなんて最高の人生です。音楽の生き神様のように後光が差していました。マイク無しのアカペラで歌うFly Me To The Moonの衝撃たるや。最後のツアーかも、と思って一大決心のもと南半球まで来ましたが、少なくともあと10年は健在だと確信。次回は是非日本へ。


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考えてみたら「Sun Shower」のPV撮影以来のシドニー。危険でDOPEな空気に憧れていた10代の頃はオーストラリアに全く興味ありませんでしたが、この歳になるとこの平和な空気が素直に素敵だと感じます。こんなに東京と同じテンションで居られる海外の街は稀有かも。こんなに力の抜けた白人もそうそう見ないです。


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ただしこちらは景気が良いので、全てがバカみたいに高い。日本で1500円で買える洋楽CDが3000円くらいしたり。ショッピングに関しては正直そんなに楽しくないです。家賃も3人家族で普通に暮らそうとしたら週7万は下らないとのこと。「月額7万」じゃなくて「週額7万」!


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昔ハワイで知り合った韓国人の友達、アレックス(マチャアキに似てるので、あだ名はマチャックス)がシドニーに引っ越していたので久々にディナー。それにしても韓国人の人生設計のバイタリティや堅実さは半端ないです。ハワイではスキューバのインストラクターだったのに、いつの間にシドニーで複数の飲食店を経営する実業家になっていました。

ちなみに一緒に遊びに来た韓国人女性の美容整形に関する明け透けぶりも半端なかったです。「85%の人はやってるよー(!)。『どうしても綺麗になりたくない人』以外はねー(!!!)。私ももちろんやってるよー(!!!!!!!!)」。……。あ、ありがと、流暢な日本語で教えてくれて…。韓国人は美に関して決して努力を怠らないのですね…。

近いけどやっぱりまだまだ遠い国なんだなと日本からも韓国からも遠い南半球の都会の片隅でカルチャーショックを覚えた次第。