大事な大事な友達でした | ダイフク堂

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我が人生はネコとともに

トイレになにか落としたことある? ブログネタ:トイレになにか落としたことある? 参加中


定かな記憶はありません・・・


たぶん2,3才の頃でしょうか。


毎日毎日楽しく遊び


片時も離れず一緒にいる友達がいました。


そんなあの子が


まさかあんな目に遭うとは。。。






ある日のこと


いつものように一緒に遊んでいる中


トイレ(小)に行きたくなりました。


僕は相談することなく


その子を連れてトイレに向かいます。


すぐ終わるからね、と思いながら


ズボンのチャックを下ろし


いざ、という体勢に入ります。



そこで事件が起きました。



僕は左利きです。


故に、利き手で方向を定め


右手でその子を掴んでいました。


言わずもがな


利き手じゃない方には意識が薄らぐものです。



出陣が始まり、意識が左側にいった時でした。


右手の中からポロッと


友達がすり抜けて


便器という名の敵陣へ真っ逆さまに落ちていきました。



コン、コロコロ、ポチャン・・・



落ちて転がって水の中へ。


僕はあわてて


その子を引き揚げようとしますが


なにしろ自陣の攻撃がまだ終わらないために


助けようにも中断することができません。


落とされた上に、味方の水攻めにあう友。。。


なぜボクがこんな仕打ちを受けなければならないの?


そう彼の目はとても悲しげに訴えてきました。



いくさが終わり


彼はせっけんで丁寧に洗われました。


そして前よりもさらに仲良く


楽しい日々を送ったのです。


ただ、彼にとって不本意だったのは


その日以来


「おしっこクマさん」


という“汚名”を着せられたことでした。。







※現在は友達を引退して、玄関の住人になっております。