相方という存在 | 元芸人として・・

元芸人として・・

元芸人がお笑いについて真面目に語る場。多少の自己満足あり・・

新聞や雑誌の芸能関係の記事をみると、どこそこのコンビは仲が悪いとか、口も聞かないといった報道を目にすることがありますが、この類の話題ははっきり言って、どうでもいい事です。

相方とは何か?この答えとして、ダウンタウンの松本さんが自著に「金づる」と書いていましたが、私もそうだと思います。

競争の激しいお笑いの世界で生き抜くために一番必要なことは、いかに自分の武器を見付け、活かし、オリジナリティを作り出すという事です。

そのために相方が存在します。自分にとって足りない部分を補ってくれる存在…それが相方です。

例え人間として許せない部分があったとしても、気が合わないとしても、芸人としてプラスになることがあれば、言い方は悪いですが利用します。

つまり優先されるべき事は、「面白くなれるか」であって、結果として仲が悪かったり、良かったりするわけです。

なので、そういう報道が出されたとしても、本人たちもあまり気にしていないだろうと思います。

かくいう私も、相方として選んだのは、学生時代のバイト先の友人で、私にはない面白い発想を持っていた男前な人間でした。サッカーが共通の趣味で、一緒に遊んだりしていましたが、コンビを組んでからは見事に遊ばなくなりました(笑)

ただコンビを解散したのは、仲が悪いとかそういう理由ではなく、お互いコンビを組んでいても、これ以上面白くなれないという結論に達したからです。

それなのに、今だにこういう報道がされたりするのは、報道する側がずれているのか、される側がずれているのか…やっぱり、される側がずれているのかなと思います。