今年もクリスマスに行われるM—1グランプリ決勝の出場者が決まった。
このメンバーであれば、南海キャンディーズさんで決まりかなというのが私の正直な感想です。
世間的には、笑い飯さんかキャンディーズさんかという感じだと思いますが…。確かにキャンディーズさんでなければ笑い飯さんだとは思いますが、その可能性は低いんじゃないかなと思います。
なぜそう思うか?もちろん、笑い飯さんも面白いんですが、少し伸び悩んでおられるなと感じます。その大きな理由として思う事は、笑い飯さんは漫才がうまくなってきているという事です。
笑い飯さんのネタの良い所は、両方がボケてつっこむので、笑いをたたみかけれるという事にあります。両方がボケてつっこむというと、やすしきよし師匠がそうだったんですが、笑い飯さんは少しスタイルが違います。
その違いを一言で言えば、笑い飯さんは「比較」で、やすしきよし師匠は「自然体」という事になるでしょうか。
笑い飯さんは、一つの話題に対して順番にボケていきます。例えば、弥生時代の人の生活というテーマに対して、それぞれが交互にボケていくという事です。
やすしきよし師匠の場合は、そういう決まった形を持っておらず、自然な話の流れの中で、自然に役割が入れ替わって行きます。
やすしきよし師匠の技術は本当にすごいと思うんですが、同じ様なスタイルの笑い飯さんがうまくなってはなぜいけないのか?その理由は、笑い飯さんは決まった形を持っているという事にあります。
私が笑い飯さんを見て、感じる事は、うまくなってしまい、構成で笑いをとろうとしているなという事です。この一つ一つを順番に示して行く形は割とボケを作りやすく、繰り返しなどのパターンも使いやすくなります。最近の笑い飯さんは発想ではなく、簡単にパターンを使ってしまうボケが多くなっているなと思います。出て来た頃は発想をメインに作っておられたのになと思います。
そういう理由で完成度を考えると、現状ではキャンディーズさんかなぁと思います。
そんな中で、一組、本当に決勝進出してくれて嬉しいと感じるコンビがあります。
それは、ブラックマヨネーズさんです。関西以外の方には知られてないかなと思いますが、この方たちは、面白いと思いますし、現に芸人時代、回りの芸人さん達とも、面白いのになぁという話をよくしていました。力は持っておられます。確か今年が結成10年目のはずで、最初で最後の舞台になってしまいましたが、どんな漫才をしてくれるか、個人的にはかなり楽しみです!