では、本日は③の技術・話術についてです。
簡単に言うと、しゃべくりのうまさ、表現方法のうまさ、ということです。お笑い用語で言うところの「間」とか「テンポ」とかがこれに当たります。
今の若手芸人さんで例をあげて見ます。
・中川家さん
・ますだおかださん
・フットボールアワーさん
・キングコングさん
個人的に、この人たちは本当にしゃべくりうまいなあ、と見ると思います。ただし、もちろん今売れてる人たちというのは技術・話術というのはみんなが持っているんですが、この方たちは特に・・と思います。
では、どういうのを話術がうまいというのでしょうか?
・テンポが速い(心地よい)、リズムがある
・抑揚があり、聞きやすい。
この2つだと思います。テンポが速い(心地よい)と聞きやすいですよね?また、抑揚をつけると、面白い部分、笑わせたいポイントを際立たせることが出来ます。つまり、聞いているお客さんに対して、わかりやすく、伝わりやすくなります。
逆のケースを考えてみてください。テンポが心地悪い。ずっと一定のリズムで聞いていて変化がない。絶対、おもしろく聞けないはずです。
ただし、上記に当てはまらない一歩間違うと聞きにくいスタイルの漫才をしてるコンビもあります。
・ダウンタウンさん
・おぎやはぎさん
・笑い飯さん
どうでしょうか?この人たちのしゃべりは速くはないですよね?最初からテンションが変わらないですよね?
これも誤解がないようにしていただきたいんですが、この方たちはきっと、普通の漫才もできるはずです。だけど、あえてしてないんじゃないかな?と思います。
例えば、おぎやはぎさんは、ボケに対してつっこむ時にわざわざ間をあけて、遠まわしにつっこむことで笑わせてます。これは、基本が分かってるから出来ることだなと思います。
笑い飯さんは、いわゆる「ヘタウマ」というもので、あまりテンポが速すぎると逆に笑えなくなるネタの作り方をしています。ただ、笑い飯さんは最近うまくなってきてるのがちょっと心配なんですが・・。(去年とおととしのM-1を見比べるとすぐわかりますよ。)
ダウンタウンさんは、間違いなくあえてしていません。なぜか?それは、ある部分の能力が桁外れに凄いからです。今でも間違いなくNO.1だと思います。それが天才と呼ばれる所以です。
次回は、その松本さんが持っている部分についてのお話になります。
補足ですが、この技術・話術は一朝一夕にできるものではありません。練習の日々で得られるものです。ですので、漫才師らしい漫才師というのはこの要素を大事にしています。ですので、漫才師としては評価して欲しい部分じゃないかなと思います。
ちなみに、個人的に技術がすごいと思う芸人さんとしてその凄さを是非味わっていただきたいなと思うコンビがいます。それは・・・やすし・きよし師匠です。今見てもその技術は色あせて見えるものではありません。