日本リーグのあとは日々生きるので精一杯だったため、時間が空いてしまい割と忘れかけている。


今期の結果は、1日め優勝が見える位置にいたけれど、2日め全然ダメでかろうじて1部に踏みとどまれた。


手元にメモあり、思い出せたものをいくつか。



"前世の記憶"



僕の手は



K5

AKJ

AKQJT96

K



24点、強い。

オークションはPdからフリーランで



2S ?



3D言うより解決する問題が多い2NT(Ogust)から入る。その後謎の4D言ってスーツを匂わせておき、スペードのRKCをして、最後スラムの提案で6Dという作戦にしよう。



2S 2NT*

3D** 4D

5D(!) ?


*Ogust

**bad spades good points



私たちはオーガストの3Dと3Hの答えかたの意味を交換している。いいスーツの方がゲームに近いという判断だ。よってこの3Dは悪いスペード、良い点。


で5Dってあれ、ダイヤボイド?


いやbad suits good points言った人は、CA持ってないと流石におかしい。キュービッドするなら5Cは飛ばさないはずだ。


ダイヤフィットしたのかな?と6Dをビッド。フルハンドは以下。




ダイヤはフィットしていた。


Westは、スペードリードじゃ無いリードをして6Dジャストメイク。3Dの意味を聞かれなかったから、リードの選択に影響を及ぼした可能性があり、めちゃ儲かる取り決めだったかもしれない。


Pdは5点だけど、3C(bad point)じゃなくて3D(good point)にした見切りが良かった。


裏はオーガストからNorthの6Dになり、スペード6-2fitを見通したEastからSA、Sxと続いて1ダウン、6D by Southはある意味いいサイドだったとも言える。3Dは色んな意味であたりのジャッジ。


4Dについては以前記事にしたこの5Hが念頭にあったそうでナチュラルと判断したとのこと。数やってると取れるIMPもあるんだね。




もひとつ。



"2でも5でも"



Neither Vul. 4th seat.

僕の手は


Q

K873

AKJT963

A


オークションは


4S P P ?


ひとまず5D。すると、


4S P P 5D

P P 5S ?



plan your bid.













まぁそのパスでいいんだけど、5Sxが守れるかそんな自信なかったのと、強そうな顔したら右手が6Sまで付き合ってくれる期待と、ちょっと面白いかなと思って、闇鍋テイクアウトの5NTを置いてみた。6Cに受けたら6Dに戻す事で、H4D6を示すみたいなつもり、するとそいつが流れてしまった。



4S P P 5D

P P 5S 5NT*

P P(!) P



だはは、NVでよかった。

フルハンドは以下。



5NTは、相手にとって闇鍋というより棚からぼたもち。


リードは稀に良くあるSK、SAで上がられて、だから何という感じでぼたもち(SQ)が落ちてきた。メジャー上から8つ取られ6ダウン。6Dは、ちょっと点数がずれていれば…。まぁそうそうずれてないよね。


5NTが既にバッドスコアを呼んでるので僕の責任だが、6Dで相手に迫れなかったことには不満がある。



「とはいえこれさ、パスはないんじゃないのかね」

「いやーテイクアウトなんですね。すみません」

「いままでやったことある?5NT。」



そういや僕はまだ5NTをプレイした事なかったか。晴れて卒業である。


ビッドに戻ると、私たちの合意では仮に5SをパスしたらFになるって話もあるかもで、5NTよりもそういう組み立ての方が良かった。



そして次のラウンドであったのがこちら。



Neither Vul. 1st seat.


僕の手は


J54

AKQ8

QT6

T75


オークションは自分から、



1C 1S X P

2H P P 2S

P P 2NT P

?



plan your bid.












第一印象はなにこれ?という感じ。なんでそう思ったか自分の思考を丁寧に掘ってみる。


仮に、2Sのディフェンスがしたくなくて2NTをやりたい手はない、とすると、Pdは1=4=4=4や1=4=5=3のテイクアウト形を持ってる。わけだけど、左右のスペードのビッド的には自分の3=4=3=3シェイプとPdのスペード1枚のinv未満の手が向かい合うことはまず無さそう。多分、そんなシェイプならゲームへ誘いたくなるくらいは点を持っているはずだし、そもそもスペードが相手に9枚ありそうな展開じゃ無い。


ナチュラルも全然あるよな。左右の声に耳を傾けると、Pdはバランスハンドの10-11点持ってる事も多い気がする。


それとも、2=4=5=2形のSAQ&DKJとかで、2NTがどう取られても(=パスされても)良いとかそういうことか?


うんそれっぽい、けど、そんな気がきく感じのビッドする人だったっけ。


ダイヤ5枚あると3Dはそこそこ魅力的だけど、ダミーのダイヤがパンプされて辛そうだから、なんにせよHコントラクトにしよう。知らんけど。


こちらで3Hに直して終了。フルハンドは以下。



S3リード。なんか、すごくナチュラルっぽいダミー。そうだこの人はナチュラリストなんだった。


T1:S3,K,7,4。

1Sの介入は4枚だったか、WestはA7xで一回ダックした?


ダミーのCKQ6に向かって出すハンドエントリーはそれなりに欲しいから、ハートは3回集めることはしない。が、ここで2回は取れるのでそうすべきだった。実際にはHAで手に戻って、クラブロー→K。CAが勝ってS2→SA、スペードラフ。D4→J、DA。DK、クラブ。


Eastは5=2=3=3か5=3=3=2か。いずれにせよクラブ短そうなのでCTと出す。とこれは失敗で、ディフェンスでS1D3C2とスペードラフが取れるので3Hが3ダウン。

Eastは最後にクラブじゃなくてダイヤ出したら問題なく3ダウンしたのにとぼやいてた。スペードローリードは色々当たってそうないい選択。



終わって。



「その2NTはいくらなんでもテイクアウトじゃないか、ほんとに2Sのディフェンスより2NTやりたいハンド、そんな数ある?」

「でも現にスコア改善するじゃないですか。」



ほんと?

2NTはディフェンスにS1D4C1で1ダウンだろう。3Hはクラブ1敗なら1ダウン。


そして2Sはというと…渋い。

ハートリードからは確かにちょっとメイクしそう。


HQ勝ってスペードバック。続くSKもダックしてみると、ディフェンスはS2H3しか取るものがない。スペード返さないと返さないでハート切られる。リードからCK出してダイヤの13枚めを取るエントリーを潰しに行くしか無い様だ。SKリードからのCKシフトも助かってそう。ディフェンスにやるべき事が多い。


話は続く。



「私はリード、ハート出しちゃいます」

「いやでもさ、そういうハンドがあるのは認めるけど、2NTナチュラルってビッドとしてエッジが小さすぎないか。それと何に基づいて2Sのディフェンスより2NTプレイが良いと判断するわけだ?」

「逆に1=4=4=4は3C、1=4=5=3は3Hで良くないですか?1=4=6=2は3Dとか。」



それはそうだけども、それは僕が1Cオープンしてるからで、僕が1Dオープンの時は4-4フィットのクラブを見つけたりするのにちょっと役に立つんだよ。


そう世界湯で言ってみるんだけど、うーんMPならナチュラルにならないですか?明日チームメイトに聞いてみましょとか言っている。


よくよく考えると、5NTナチュラルかもと思う人は2NT絶対ナチュラルじゃんね。馬場駅での別れ際にそんなことを言ったら笑ってくれた。


5はともかく2の方は、珍しくPdの心の琴線に触れているらしいので、誰かに聞いてみようね。


翌日のランチにて。


Tさん「その2NTはテイクアウト」

Pd「ナチュラルはないですか?」

Tさん「無い、3IMPは取りに行かない。」


普通に却下されてるが、そらそうや


「行き掛けの駄賃ってことですよね。」

Tさん「そういうこと」



これに類する話で、1Mオープン後の介入に対して2NTを4枚サポートのinv、キュービッドを3枚サポートのinvに使い分ける案もずっと提案してるのだけど、なかなか採用されない。2NTナチュラル愛が強いのね。



手元のメモは終わっているため、日本リーグ振り返りはここまで。私たちペアはちょっと振るわず、実際なんだか、そんなにドラマはなかったんだよね。



4月の日本リーグから年末までブリッジお休みするので、逆にここぞとばかりブリッジの予定を入れてしまっている。書き残したいものがまだまだたくさんあるんだ。

三連休の中日はお休みさせてもらって3日目。初日がイマイチな順位だっただけあり、優勝するにはこの辺で大きく浮上していないと追いつけなくなってしまう。そう思って2日目の夜に順位を見たら1位の背中がかなり遠い。そして3日目朝の対戦は対戦は地力で同じくらいのユースチーム。


Bad day続けて順位的に潜ったからにはもう少し与し易い相手がいいのだけど。



Rd7 8.66VP 25-30 +1



“知ってることを知らない”



やや負けなんだけど、裁定でこちらに20IMP動いたどうにも後味の悪いラウンド。僕は珍しくSouth。


#3



画像がみにくい。


オークションはSouthから。プリエンプトはしないでおいた。



P P 1H 2C

2H 3H P 3NT//



リードはH2。HK勝って、CA。続くクラブをPd、3巡目に勝ちDx。DK勝ってディクレアラーは手を広げ上から9個ありますとの言。


手を閉じて次のボードやってる最中でふと、(上から8個じゃない?)と気づき、ディレクターコール。


確かに上からはS1H1D1C5しかない。


ディクレアラー

「もう一個取るならスペードフィネスするしかないと思うんだけど」

「裏にSKいる時はスクイズに向かうかもしれないよ?」


ディレクターはその真偽には触れず、「言った通りならダウンするプレイはあるから、3NTは1ダウンですね」とサラッと終了。


でもう一つ。



#18




オークションはEastから



1C P 1D P

1NT P 2C P

P ?



強いが、適切なビッドはない。

パスしてH8をだす。ダミーが開かれダイヤ2枚であることに気が付いたPdがさらっと確認する。


「1Dってこういうのも言うんですね」

「言うよー」


でカーディングが終わった時に今度はPdがディレクターコール。


Pdは「D2枚で1Dと言われてそのアラートを受けられませんでした。受けられていれば2Dとダイレクトにビッドして3NTへたどり着いていたはずです」と主張。オポーネントは“双方が”、D2枚で1Dということもあると回答。


裁定は「じゃあ情報を開示しなかったのは良くないですね。NSの3NTメイクで」で終了。



ボード終わって。


左手

「いや僕は裁定に不満はないんですよ、ですがこれって全部アラートできるものなんですかね?」

「1mオープンに3=3=2=5の弱い手を持っていたら、システムによっては1Dって捌くしかないかもしれないじゃないですか。」


解説すると、1C-1NTが8-10点、1m-2mがInverted minor raiseを使ってる人たちは、3=3=3=4の5-7点の扱いに苦慮することになる。多くの日本ペアは1C-1NTのレンジを切り下げることなく、1Dが3枚のこともあるという、アグリーメントというか論理解というか、まぁよくわからないものを合意し、捌くことにしている。


3=3=2=5の6-7点を1Dで捌くのはこの延長線上にあってアグリーメントというより論理解に近い。ブリッジのビッドはかなり多くの部分が知らなくても考えれば分かることから構成されていて、その中には、知らないなら知らないで考えずとも特に問題ないことも含まれている。


左手の問題提起は、「考えてもない論理解を全てアラートするのは無理くないですか」と読み替えられるだろう。



テーブルで僕は、オポーネントがこちらのシステムを熟知する義務はないから、システム的にアンナチュラルになりうるものは開示する必要があるんじゃない?と言ったが、それは本質的な回答ではないと思う。


例えば



1H 1NT*;2C

*F1



の2Cってよくよく考えると2枚保証。

フラナリーオープンの用意がない限り4=5=2=2の13HCPのハンドではそう捌くしかないというのが理由。


だけど、そんなことアラートされなくても何のお咎めも受けないだろう。それどころか「指摘されて確かに2枚保証になると気づいた」即ち「知ってることを知らない」まである。実際2Cに、クラブ2枚かもしれないとアラートが出ているのは、1-2度しか見たことがない。


それと別に古い記憶も思い出した。


12年くらい前、当時オープンでやってI-Iペアがユースの講習会に講師として来て、「国際大会で1C-1Dが3枚の可能性があることをアラートしなかったら裁定されたから、実際はなんでもアラートした方がいい」と言っていた。今回は2枚だから捕まる可能性はより高い。



答えはない、裁定はディレクター任せ。+10IMP。



とはいえこれでテーブルは少しナーバスに。

もう一つ僕がクレームを聞き違えてディレクター呼んだりしてもうピリピリ。


終わってスコア合わせてたら、も一つの元ユースからN君の怒りの声が聞こえる。


「この10IMPなんすか?これは?…Daisukeさんていつもこんなブリッジやってるんですか!?」



ーーーーー



さて、ちょっとディールを検討してみよう。


#3

再掲




上から9個、の方はクレームとしてとても良くない。なにしろ上からは8個しかないからとても数え間違いっぽい。それは通常悪い方向へ裁定される。


ただ、Northが1=5=4=3か2=5=3=3のHAとDA持ちの時は、自然な手順で必ずメイクする。


ハートリードを手で勝ち、クラブ3回めにCQに負けて、ダイヤリターンをハンドのDKで勝ち、クラブ最後まで取った時のEastのハンドは


T x Qxx -


Westのダミーは


AQ Q9 x -


この時Northがハート2枚残しているのならハート、ハート3枚残しているのならSAからのダイヤと出すことで、SKの位置によらずメイクする。一種のノンマテリアルスクイズだ。


ディクレアラー目線でNorthのハートの枚数だけは数えられるんだけど、その情報だけでプレイが選択できるのが良いところだ。


この自然な、ほぼ上からキャッシュするだけのプレイは、Southの初手パスを見るとNorthがスペード0枚のことはほぼないので、シングルダミーでも良いプレイだと思う。3NTはメイクと裁定される未来もあったかもしれない。



そして#18も再掲。1Dを2枚で言った方。



これはまずオポーネントの受け答えは非常に誠実。


多分以前にあった/議論した状況だから、双方共に1Dは2枚の可能性があると回答したのだと思うが、僕が彼らと同じシステムを使っていても、


「ジャッジメントとしてはあるかもしれないがアグリーメントにはない」

とか

「そこまで決まっていない、3=3=2=5の5-7点は1Mで捌くこともある」

と回答すると思う。


さらにこっちの方が本質的なのだが、1Dは2枚からというアグリーメントがあったとして、1Dは3枚のことがあるのはこのフィールドでは広く知られていることだから、Northは2Dくらい言えたんじゃないかと反論する。1Dに対してのみならず2Cに対しても介入しなかったところを見ると、3NTに辿り着けなかったのはアグリーメントの不開示のせいじゃなくて、Northのパッシブなビッドによるところが大きいのでは?と主張できるだろう。



-----



翌週、日本リーグの後で高田馬場のHUBに行ったら先に終わっていたN君とPdが飲んでいて、そこへ行ったらN君に怒られた。2人の間で一通りあらましの話があったそうで、よく酔ったN君が言うには、「Daisukeさんが言ったらそれっぽくなりませんか、ルール的にどうとかってことじゃなく、そういう生き方でいいんですかってことですよ!」と言うことだった。


僕内では特に#18で気が重い。少し恥ずかしい感じすらする。

1Dについて、例えば自分よりキャリアのあるプレイヤーに、「決まってないけど普通のことでしょ。」「3枚で1Mって捌いてほしかった?」とか言われたらPdを守ってあげただろうか?


内藤杯前、Pdに少なくとも2回目の機会には2Dで介入するべきだったのではと伝えたら、「確かに介入すべきだったと思いますが、1Dが3枚のこともあると知らなかったんです。」という。


今まで1C-1NTは6-10点でシステム的に困ったことがなく、1Dは5枚か、ディフェンスになった際リードがきてほしいちゃんとダイヤが強い手のみで言うものだと考えていたとか。これは、知らないことを知らない状態。


Pd「Nさんに、『1Dは3枚で言うこともあるんだよ!知らないのか!』ってHUBで教わりました。」


誰にとっても既知のことなどないのだ。

しょうがないから、君が人類で最初にN君にビッド教わった人だよ、と回答した。



Rd8 14.94VP 48-26 +20



ちゃんと勝ち。このラウンドは2つPDi(Pass/Double inversion)があった。


#5




裏のテーブルはNorthから


1H P 3H 3S

4H 4S//


カーディングの展開は不明ながら-2ダウン。

こちらのテーブルは僕がNorthで、


1H P 3D* 3S

4C 4S P** P

X//


*7-9 H4+

**PDi


HQリード、H8を見てDA、DK、Dラフ。CA、クラブ。CK取ってSA。スペードの分かれを確認し、ダイヤをダミーで切ってスペードフィネス。-2。4Cでフォーシングシチュエーションを生んで、Pdは平凡なハンドなのでパスし、こちらがダブルをつけることができた。


PDiは、新しいものの導入にかなり抵抗のあるPdでも出現頻度と分かりやすさから定着まで早かったコンベンション。結構使い勝手がいいと思うでしょ、でももう一つ。


#7



こちらのテーブルはSouthのPdから


1C P 1S 2H

3C* P 3H P

3S 4H ?


*15-17,ちゃんとクラブとパワー持ってる



PDiではXが先に進んでいいか、4Hxにするか悩ましい手を指す。North、僕の2AとCJTxは5Cにするか4Hxにするかぴったり悩ましい手だと判断しXを選択。これが流れる。


1C P 1S 2H

3C* P 3H P

3S 4H X//


CKリード。これは切られてスペード。SQ勝ってハートを出すも後の祭り。スペード3回切られてDKも勝つので5メイクしそうだが、4メイクで許してもらった。


終わった後何が悪かったか話したけれど、僕のダブルはいかにもなダブルで双方合意が得られて、Southで判断するしかないけど難しいと言う話になった。


Southは行き先が見えていないのと、Aレスのためどうもビッドを続けにくい。非常に例外的だが、4Hが落ちないから5Cへ逃げるシチュエーションもあることを念頭に置かないとうまく使えない。今日は4Hxから脱出するつもりで5C置くとうまくメイクするということのようだ。



Rd9.が始まる時点で8位くらい。

1位は遥か彼方でほぼ優勝決定、2位まで10VPあって3位までは5VP程度と言ったところ。元々全然ダメな前二日間だったけれど、勝ったら中々いいところまで行けそう。



Rd9. 15.93VP +13



このラウンドはスコア並べてみるとほぼ何で勝ってるかわからない感じ。まぁセコくできない4S作らせてもらったりしたからか。


最後3つだけ振り返ってみる。


#18



こっちのが見やすいよね。


SouthのPdが1Hで空けて、1NTオーバーコールにNorthの僕が2Hとつけて終了。


リードはDK。切ってクラブロー。CK勝ってダイヤ、これを切ってHQ(!)。

これが思わず勝たされ、HAを取ったのちクラブを適切なやり方で出し続け、SKも勝つ流れで4メイク。


T2、CxでCKが飛び出た瞬間にクラブエスタブリッシュが見えてくる。続くダイヤを切ったらハートを安全に2巡出したいのでHQは合理的な選択である。左手はプレイに習熟していないとHKを出すことは難しいし、出したところでメイクはしている。


裏はDK切ってHA、Hx。HJ、HK勝ってダイヤをつづける。CA、CQ、Cxと続き、CJで勝ってダイヤを続けるとダミー貼り付けになる。SKは勝たせてしまったものの1ダウン。DD解析だとHA1発出すだけでクラブ出し続ければメイクとのこと、そんなもんだよね。+7IMP。


つぎ。



“システムが癒してくれる”



僕の手は


-

AQ98

A842

QJ953


オークションはPdから


1H P 3S* X

4H P ?


*SPL



3Sは上限決まっていて、2NTと言わない14pts以下のスペードサポートのある手ということになっている。


Plan your bid.













パスも4の代も言える中でキュービッドを無限回避して4H言われる時は、いくらなんでもスラムはないだろう…か?


Pdにクラブアナー無ければ基本ダメで、あるけどスペードスプリンターを聞いてやめようと思うような激弱パターンを並べてみるも、よくわからない。


僕はゲロ吐きながらパスした。2NTの代わりに3Sを選んだからにはそのつもりだし。フルハンドは以下の通り。




スペードリード、見た目通り7メイク。

14点のスペードムダ点なしってそりゃあないぜ。


ゲロを吐いた分イラチになっていた僕は不機嫌を隠しきれず、Pdの3Sって上限ない感じですか?というクエスチョンにそういう問題か?と逆質問しながら手を仕舞った。大人気ない。


後で会話したところ、Pdは僕の手にはスペードが1枚あると見ていた。その時3Sにスラムができる手はごく低いと感じたという。


僕がSPLを選んだのは、2NTのサポートレイズスタートだと自分のスペードの短さを4H以下で表現しきれなくなるから。4Hで止まりたいこともあると思ったから3Sを選んだので、4Hにパスしたのは整合性がある。


終わったあと黙々と手を並べてみたところ、3S SPLハンドの上の方の手でメイク可能なのはどうやら事実で、Southはスラムがないと決め切れるほどではないようだ。実践的なのはXに一度パスして僕のXXを待つこと。僕がスペードボイドとわかればスラム一直線なのは間違いない。


…冷静に振り返ると、僕の手は4Hで必ず止まらなくちゃいけないかは微妙だ。1Hオープンにはかなりスラムゾーンともいえる。Pdの提案は2NT後のシステムを改善すること、お互いのショートネスを表明できるようにしたのだ。これには僕も賛成。ストレスはシステムが癒してくれるだろう。


さいご。



#20



こちらはWestの1Dオープンに僕が1Hオーバーコール。1SにPdがスペードを表明したあと2Hにつけてコントラクトは終了。3メイク。


裏はトランスファーシステムなのでWestが1Cであけることになっていて…


1C 1H P 2D(!)

P 3D P 3NT//


ここでタイ人、選んだのは…S8!

消去法で選べるリードだから殊更騒ぎ立てる事はないのだけど、何を隠そう彼の得意技はNTのダブルトンリードはなのだ。あんまり愛でる機会がないので今回はそこを愛でたい。


なんやかやこれは素晴らしい選択で、ほんとどうしようもなく3NTは2ダウンさせ。ま、何出してもなかなか作られることはないので、こういうダブルトンリードで味を占める事のないよう精進して頂きたい。


相手の話になるが2Dは、手馴染み良いが何も解決しないビッド。特に3Dに対してはもうどう動いても程よいプラスを取る事ができない。2Cか2NTか、変わり種の1Sか辺りが良かっただろう。



最終ラウンドでぼちぼちの勝ち、VPが団子となっていたのが幸いして3位が転がり込んできた。真っ当に生きてる(?)といいこともあるんだね。


ブリッジ終わりはしんみちで焼肉食べてタイ人を野に放ち、錦糸町の楽天地スパへ。広くて綺麗で1時間コース1,100円。ちょっと千葉寄りではあるが、とても良い感じ。

千葉住みなので今年は千葉そごうのバレンタインデーフェアへ。毎回記事にしているつもりだったけれど、テーマでソートをかけて振り返ってみると一記事しかない。



確か2020は高島屋に行って、2021は横浜インビか何かのついでに行ったような。2022は国家試験終わってやはり千葉そごうで少し購入したようだ。今年も備忘録代わりに書いておこうと思う。


今年は食べる人がもう1人いるのでたくさん買い求めた。つらい当直が一つ終わるたびに、サラリーをチョコレート換算して耐え忍んだ。収入があるのはいいことだ。


僕の好みはじんわり美味しい上質な高級チョコ、妻の好みはフレーバーのある見た目も味も良いチョコ。自分では手を出さないからこその発見もある。僕はベルギーチョコが硬派で気取ってないので好きだから、どちらかというとベルギーのもの中心に見ていくことになる。


Jean-Charles Rochoux(ジャン シャルルロシュー)


南青山にある高級チョコレート屋さんで、一推しは隔週土曜日にテイストが変わるフレッシュフルーツプレート。めちゃ映えるのでinsta女子に大人気。いちごのチョコレートプレートを回収。


千葉そごうでは14時から毎日30組限定で売り出し。妻が取りに行ったのだけれど14:05で売り切れ、列に並ぶのは夫婦でモンクレール着たお金持ち風夫婦的な感じだったとのこと。千葉にタワマンないけどどこから来ているのだろうか?


見た目美しくフルーツもみずみずしい。意外と味がチャラくないのも高評価。ただ人気のフルーツプレートはチョコというより美味しくフルーツを食べさせる方法として捉えるべき。



Van Dender(ヴァンデンダー)


ヴァンデンダー自体はちゃんとしたショコラティエなんだけど(なんだけど?)、購入したのは数年前めちゃ流行った、キラキラスーパーボール系チョコ。んなもん美味いはずねーだろというのとちょっと食べてみたいよねがずっと綱引きしてて、食べたことなかったのだけど今回ついに。食べたのはプラリネドームショコラ。


どれもぼちぼち。チョコレートは美味しいが、感動は黒い缶開けた瞬間がmax。妻はパッションフルーツテイストが良かったとのことだが、もはやどれがどれか分からない。



Le chocolat de H(ル ショコラ ドゥ アッシュ)


折口さんのチョコ、僕は日本のブランドで一番美味いと信じている。そもそもチョコは生鮮食品で、製造から口に運ぶまでの時間が短ければ短いほど美味い。それに欧州で作ったものは輸送費がコストに上乗せされて無駄に高い。小規模なショコラティエだと数が出せなくて高かったりもする。そうならば日本で技術のあるところが大量に作っているものが美味くて安いはずで、ここはそんなメーカーの一つ。


去年も今年も買ったのが紅まどんな9個入り¥2,000強の商品。妻は「色々試すけど毎年これがなんやかや一番美味しい」という。サイズは普通のチョコの1/2ほどで、ピエールマルコリーニ並みの小サイズだ。確かに、本当に美味いし一粒¥200は安い。



Benoit Nehant(ブノワ ニアン)


今年の新規開拓その1。なぜかパティシエが元エンジニアという売り出し方をしているブノワニアン。グラデーションのあるブルーのコーティングの美しさと、フレーバーに魅かれてブルーデトワを購入。1番濃い色はかなり美味しいが真ん中は平凡。3番目は義母にあげたら感動していた。これは当たりだと思ってチャレンジしたが期待は超えず。



frederic blondeel(フレデリック ブロンディール)


ベルギーのサブロン広場でふらっと入ったチョコ屋さん。そこで初めて食べたジャスミン味とpimento(とうがらし)味の美味しさが衝撃的で、毎年買わずにはいられない思い出のチョコ屋さん。


日本のバレンタインフェアはマジでやる気なくて、フツーのテイストしか出してくれない。ポップアップもやる気が感じられず知名度もないからすぐ撤退してしまうのではないかと危ぶんで応援買いしているが、見ているとそれなりに買っていく人がいて、美味しいものは売れるんだなと安心する。


チョコレートは美味い。



ナカムラチョコレート


今年のあたりチョコ。神戸とにあるオーストラリアテイストの?お店。アラカルトでいただくことができ、選んだScarlet roseがあんまりにも美味しくて6個入りボックス(Australia)を購入。どれもこれも新しい風味の調和が感じられ、見た目美しく、後味はさーっと引いていく。プラムと栗のチョコって信じられる?でも、美味いのよこれが。


もう一度そごうに行って他のボックス(Dark)も購入した。妻とこれはうまいすごいと話題になったものを。


Murray river pink solt & caramel:

信じられないほど美味い塩キャラメルがプラリネになったチョコ。


White truffle:

白トリュフのチョコ。通常トリュフチョコレートはトリュフに似てるからそう言うのであって、具材に使うことはないが、ここのパティシエは天才だから、やってのける。あのいちじくとかにかける白トリュフとオリーブオイル、マヌカハニー、カカオの苦味。口に入れた時の第一印象と、溶けて混ざり合い調和していく表情の移り変わり。

思い出すだけで、もう、頭おかしくなる。fine diningのデザート、いや前菜。


Scarlet rose:

ミルクチョコ、ラズベリー、ローズウォーター。バラ香りが口の中へパッと広がり、鼻腔へ抜けてどこかへ消え去る。そばや豆腐を食べた時、素材の味を感じるのは鼻腔だと思うが、そうした和の哲学を感じる。安い香り一切無し、フレーバーチョコというよりはのどごしチョコレート。なにそれ?


この店は天才すぎて、サイドメニューのMIKAGE rockも数量限定のアレンジLamingtonケーキも美味しい。結局この店で一万くらい使ってしまった。この店を訪問するために神戸へ旅行する価値があると思う。



Le chocolat Alan Ducasse(アランデュカス)


2020に食べたのと同じ、ガナッシュ・オリジン3種を。小さな箱に左からマダガスカル、ペルー、ジャワの順に並んでいて、多分この順に食べてほしいのだと思う。


今年僕はマダガスカルが1番と感じた。妻は僅差でペルー、ジャワは少し苦くて不評。


妻は来年もリピしたいと。アフタヌーンティーを日本橋でやっているらしく、もう予約させられた。ホテルのアフタヌーンティーよりは少しお安め。



来年もいこう。