最近観たのは『トレインスポッティング』。ダニー・ボイル監督で、ユアン・マクレガーの出世作。舞台はスコットランド、エディンバラの貧民街。タイトルは老朽化した操車場跡地でドラッグをやることをトレインスポッティングと言ったことから。

人は年頃になると何かを犠牲にして何かを得るという決断を迫られ社会的に大人になるわけだけど、少年たちは決断をしなかった。

そんな中ユアン・マクレガーはとある決断をしてエンディングを迎えるわけだが、それがどこか荒涼としているのは彼が根無し草だから。アウトローとしての成功よりは破滅を予感させる。虫けらのように死んだあるチンピラの前日譚といった趣き。

決して悪い映画ではない。何か共感できるものがある人は観たらいいと思う。

さて宮妃の決勝は書くタイミングを逃したので、ユース代表の選考会1日目からボードをご紹介。パートナーは関西のSプロ。

AKQJxx
JTxx
-
JTx

オークションは僕からフリーランで

1S-1NT*;2H-3C;?

1NTはフォーシング。3NTをするにはHCPが足りなげだが、黒いスーツのゲームは十分やる価値がある。4Sはもちろん、仮にPdがAQの6枚クラブだけでも、Hがダブルトンなら5Cはplayable.

とはいえ僕もそんなに強くないので、NFのつもりで4C。オークションは続き、

1S-1NT*;2H-3C;4C-4H;4S-6C(!)//

ででーん。
僕の中では、4C以降はコントラクトを探しているだけのNF。僕もパートナーも点ない中、6Cなどできるのだろうか。

OLはHAでパートナーのハンドは

-
Kxx
xxx
AQ9xxxx

デイフェンダーはHA勝ってCxシフト。CJ,CK。ほっと一息ジャストメイクである。

パートナー「よく見れば、3key抜けてましたね」

そうもちろんピカピカの6Cではないのだが、メイクしたのでいいと思う。Hリードじゃなきゃもっとたくさんのパターンでメイクするしね。拍手。

4CがNFかというと、強いハンドは3Cに3Dを経由するだろうから多分そうで、CKQの7枚のみ2227シェイプの手などは4Cをパスするのだろう。

1NTフォーシング以降5回のNFビッドを重ねて6回目に見事6Cへ到達することが出来た。このボードとパートナーには、本年のベストビッド賞を贈りたい。

別のテーブルでは2Hリビッドに対して3Hと言ったらしく、自然なDリードからパンプが苦しい4Hをプレイして2ダウンしたそうだ。せつない。

明日もがんばろっと。
答え合わせ、まずはカードリーディング。シェイプから始めるのが早い。

左手はボスメジャーオーバーコールをしてないので、ハートは1から3枚。HKを取った時右手は奇数枚を示したので、左手は2枚。しかもQ4かT4か43に絞られる。

Sは二巡目に捨てたのが8だったので、オリジナルは5枚。CはJxだったので左手のシェイプは5242確定。これは最初パスしたのに二巡目でオーバーコールはしたことと整合性が高い。

HCPは、SAJT、CJを持っていることと、初手パスしていること、Hがエスタブリッシュする前提を考慮して、以下のどちらかと読む。

AJTxx
Qx
QJxx
Jx

または

AJTxx
Tx
A(J)xxx
Jx

仮に上のパターンとして、DJ無しはあまりに貧相だが下のパターンはDJなくても2S言い得るなと思い、上パターン3の下パターン7程度を想定していた。

そして下手な僕はCQ勝って実際どうしたかというと、HAをキャッシュして、手からDを捨てて左手からHTを見てにんまり。HJを出した次の瞬間「しまった」と思う。右手はHQをプレイ。

手から捨てるものがない。。

Dを捨てればD3発出されたあとに、右手に一枚でもDアナーがあれば右からスペード出されて大量ダウンなので、Sを捨てる。ささやかな抵抗。HQ、S3発とDA取られて-1。フルハンドは以下。


{46B4B6BD-77F6-4D1E-A575-E177B745CC39:01}


本当はダミー入ってHAではなくHJを出せばメイクだった。右手が即上がりしたら、DリターンでもSリターンでも、右手のカードにマイナーカバーしておけば、必ず左手から打ち出しになってジャストメイク以上。

もしHJにQをカバーしてくれなかったら?その時は自分からSかD引いて、右手が何出してもマイナーカバーで左手がスローインされて9個目であった。これ決めたら本年ベストボード賞にノミネートだったのに。

これには酷いオチがあって、3NT作ってるテーブルもあったんだけど、どうやらHJにDを捨てても馬鹿なロボットはSをリターンしてしまうため、左手がスローインにかかってメイクするそうな。せっかく左手はC3巡目にS8を出してスペードのオリジナル5枚を伝えたのだから、ディクレアラーのスペードは抜けないと思うのが筋ではないか。そしたら僕の-1セーブも生きたかもしれなかったのにな。

 最近、リゾットの作り方を覚えた。超簡単な上にとっても美味しい。作ってみたい人は是非声かけてください。
最近観たのは王兵の『無言歌』と小津安二郎の『秋刀魚の味』。前者は怖すぎて、かつ重すぎて半分寝ながら観ていた。

王兵監督のは何かの折に『鉄西区』を観ようと思って、上映時間が9時間ということに気がつき諦めた事がある。この作品はふつーの長さだけど、それでも観るものを眠気に誘う。

『秋刀魚の味』はずっとみたかった小津監督の遺作。日本家屋の奥行きの美しさがなんとも言えない。エンディング付近、にこやかにバーで海軍のマーチを聞いている笠智衆を観てほろり。そういえば岩下志麻って今でも美人なのかな、あとで見てみよう。

だいたい古い名画って今観ても色褪せない。
なんでも食わず嫌いしないでよかったって、こと映画に関しては、よく思う。

あ、あとあれ見た『ラヂオの時間』。藤村さん亡くなっちゃったなぁ。展開のよさは安心の三谷幸喜クオリティ。

さて今回のハンドはまたまたfunbridgeから。このアプリ、カードリーディングの練習になるのでとってもおすすめ。オポーネントはフォローの際もディスカードの際も、9以上を捨てることにならない限りスタンダードカウントシグナルを出し続ける。アティチュードはでない。ロボットだから。

ちょっと問題形式にしようかな。
ダミーは

Q7
AJ985
43
Q753

あなたのハンドは

K954
K
KT62
AKT6

オークションはTHEY VULで左手から

P P P 1NT;2S 3H P 3NT//

このオープンは割と普通だよね。
2Sはナチュラル。確かボスメジャーオーバーコールはあるはずなのでH4枚は多分ない。
OLはSJでQをかぶせるとこれが勝つ。

T1:SJ,Q,6,5

プレイの方針を決めましょう。

Hを取らなきゃメイクしないんだけど、ちょっとダミーエントリーが厳しい。
目標をS1H4D0C4において、Cでダミーエントリーを作るために、CAKをキャッシュしてみると左手からCJが。HKを取ると左手からH4、右手からH2。CTをCQでオーバーテイクすると左手からはS8。

T2:CA,4,3,2
T3:CK,J,5,9
T4:HK,4,5,2
T5:CT,S8,Q,8

さて、次の一手は?。plan the play.の前にしっかり読もう。かなり見えてくるはず。

ちなみに僕は、形を読み切ったのに落として、豊かなプレイの膨らみを楽しむことはできなかった。今度はちゃんとテーブルで出来るかしら。