さてボードの話を忘れていました。本当に一つだけ。

 

 

冷静に振り返ってみると、昨日3位で折り返した柳谷杯の2日目午前中、15VP,15VP,15VP,0VPな感じのスコアの取り方をして、順位を5位に落としてしまっていた。

 

 

1位までのVPは昨日の午後同様に約10VPほどで、1位との直接対決もあるから不可能なわけじゃないんだけど、2-4位も抜かなきゃいけないし、というか2位のところに20VPあげちゃったし、正直結構厳しいことになってきていた。そんなこんなで前の記事に続くわけだけど。

 

 

最もポストモーテムでの難易度の高かったのがこのボード。

 

 

R3#10

 

 

 

 

僕はSouthでCJリード、これが勝ち。続けるとPdがCKx風に見せることができなくなっちゃうから、DTシフト。DQ勝ってH3。HK勝ってH7、ダミーのHQ勝ってDJ勝ち。D8出すと僕がショーアウト。D2つ勝ってST。SQ勝ってC5。

 

 

CK勝ってスペードに変わるとディフェンダーでS1H1D2C1取れるので-1。でもメイクするプレイがある。

 

 

CJリードから作るのは詰めが意外と大変なので、よく考えてみてね。で、とあるテーブルでの話。

 

 

 

「CJリードダックしたら続いたからCQを出すと、Northが3スータースクイズにかかっとるんや!」

 

 

 

なるほどー、T2からの3スータースクイズって、稀によくあるんですよね。ということは、僕のDTシフトをほめてほしいかな笑。

 

day2開始時点では1位まで15VPほど離れていて、15VP勝ち3つじゃちょっと足らないかという感じであった。

しかしながら1位との直接対決が本当に最後のラウンドである予定だったので、チャンスがあるかもしれない。

 

 

最終ラウンドが始まる前、2連勝したにもかかわらず17VPビハインドの状態でその時点の首位に挑む。彼らは関西からいらしていて、我々のチームはday1でもう一つの関西のチームに0-20負けを喫していたため、こんなやりとりがあった。

 

 

 

Pd「ねえだいちゃん、こちらの方がね、もう一つのチームだけに20VPはずるいから私たちにもくれっていうの。そんな理屈ないわよねえ、私たちがもらうべきよねえ」

 

me「なるほど、フェアじゃないっていうことですね」

 

opps「そうよ、こちらの方(me)はわかってるわ、あなた(pd)の考えは古いのよもう」

 

 

 

oppsやいのやいの。うるさいしなんかPdがかわいそうだったので、ボードが始まる一瞬前に一席ぶつことに。カードを引きながら、

 

 

 

me「そういえば、suigenってやつ知ってます?僕suigenにお金貸してたんでした。よそから預金を引き下ろしていいということなら、僕もそろそろ返済してもらおうかな。じゃ、お願いします。」

 

 

 

suigenにはなにも借りてないんだけどね。

 

 

 

オポーネントもごもご。「私はsuigenと関係ないわ、あなた(もう一人のopp)はそうかもしれないけど」

この直後#1から㍉できない5Cを作らせてもらう。

 

 

 

opp「お返ししちゃってるじゃない!」

 

 

 

たぶん動揺されたんだと思うんですよね。これだけじゃ全然済まなくて、このあともう6bdやって59-0で勝ち、20VPを取ってぎりぎり1位にたどり着いたのだ。NSのバルは4回しかないのでもうよくわからない。最初の5CはNVだし。

 

 

さて、僕は勝たなきゃ仕事がなくなるというわけでもないから、口で勝つのは望むところではない。

 

 

話の上でPdをうらぎった形になっていたからちょっとサポートしただけのつもりだったんだけど、そして別に会話がなくても59-0で勝ってたかもしれないけど、なんかちょっとごめんなさい。

 

 

まぁでも、金のトランプを見て、そういう気持ちも少し薄れそうになったりして。最近は地方民の交通費もったいない(から元を取らなきゃ)精神で、出場する試合半分以上勝っていてなかなかよろしい。

春休み最後のアクティビティとして柳谷杯へ参加。初日、チームは3位で終了。pdは高校生の時からよく遊んでくれるSさん。



チーム戦、IMPスコアリング。僕はずっとSouth。


R1#9


{C63DEE31-4A4B-4CD3-99BB-137D6B2D40F2}


うちのオークションは



3C 3H 4C 4H;
5C 5H//



でスタンドし、CAとDAのみしか取れずジャストメイク。



「仮定の話として、5Hをダブったら6Cでサクれたかもしれないですね。」


「誰がダブるの?」



…この前、オーストラリアオープンのSartaj Hansが書いたSpingold参戦記の"Battling the best"を読んでて出てきたボードで、Lavazzaの若きスター、Madalaがダブルしたボードがこちら。


{76DF00CA-AC32-4E37-B68F-DEF7517F7299}


実例で見るとわかりやすいけど、West、Madalaのビッドは「ほぼ6置こうかと思ってるんだけど、5が落ちそうなら流してくれ」の意味以外に考えにくい。このボードは5HXにCAリード、DJシフトでメイクしたらしい。実際はCxをリードすれば落ちるが、それは神のみぞ知る。Eastのそこそこディフェンシブトリックを持ったBianchediはMadalaに謝っていて、Hansはマジかよと思ったそうな。


今日はIMPだからNorthがそこまで戦う必要はないにせよ、BAMならそういうムーブがあってもなんらおかしくはない。


さて試合後はよその元ユースなチームのユースだけ&353のところに混じって久々に鳥久へ行ったのだけど、反省を聞くと劇場が始まっていた。まずはもちろんこのボードの話。



NorthにいたMさん「これを持って最初パスして損することないだろとパス」



ちょっと何を言っているかわからないけど、オークションはEWのフリーランで、4Hがつつがなく流れかけたところ最後に5Cとポコっと言って、Xついて-300を買いきったらしい。こちとら一生懸命競って結局買いきれなかったのに、悠々と買い切るやつもいる。



R1#23


{FAA7E352-1A9A-4B9A-85FD-A83667CB9464}


353「聞いてよこれ」


なになに、彼(East)のテーブルでのオークションはSouthから



1C 1D 1S P;
2S//



で、スペードAから始まって-3だそうな、-300。ちなみにそれうちと全く一緒。


353「それが裏はうまくやったんだよなぁ」


ほう?


裏はNorthにまーたMさんが座ってて、



1C 1D P(!) 1S ;
P 2D//



いわく、これはミドルカード云々ではなく、全体的に手が弱くて無理に(?)1S をいうメリットを感じなかったそうな。



353「昔的には10点あればいつでもリダブルすればいいから、それ以下の時は動かなくて良いからね」



Westのファーストアクションは、ダブルじゃなくて1Dでしたよ。さやの飲み過ぎで何を言っているかよくわからない。



Mさんの最初パスは5IMPも稼ぐのだから、どんな試合形式でも良いアクションである。なんか上手。


ブリッジ上達の秘訣は自分の理解出来ないことに耳を傾けて理解することにあるから、こういう"当て続けている"人の話は積極的に聞いていくべき。いつの日か自分の血となり肉となり、気づいたら僕もこれを持ってパスする男になるかもしれない(なれなさそうだけど)。



とはいえ彼にも反省があったそうだ。いわく「もっと徳を積まなきゃ」


R2#21


{A66BCFC8-B0C4-4456-9623-3511FF07707F}


MさんはNorth、オークションは



P P 1C 1S ;
2H 2S 3H 3S;
4H X



最初パスしたのにあとから叫ぶのは矛盾していて良くなかったとの弁。もっと最初の自分のパスを信じたら良かったかしらね。僕のテーブルは結構僕の勘が良くて、



P P 1C 1S;
2H P P 2S;
3D 3S//



で5メイクの-200。ちなみに最初に右手に2Sをビッドされてもパスする気だった。パストハンドだしSK不要風だし、ちょっとゲームがあるとは思えない。相手の2Sとこちらの3Hが共にできるハンドは入ってない。そういう判断。



これは彼らと対戦したボード、R2#13。


{C32C1857-0220-43D1-A020-A884BE8E76B9}


オークションはNSのフリーランで、



1D 1H;
1S ?



裏は2D、僕も1ミリ考えたけど結果1NTを選択。こちら1NTは楽々2メイクで、2DはMさんのプレイでD4リード。DA勝ってHQ勝ってS2にWestが上手にS3を出したものだから、EastのSJが勝つ展開となりダウン2したらしい。



「WestのS3って上手風ですけど、本当に出す必要あったんですかね?SK上がって、クラブ3発出したらNorth困りません?」


「それは3巡目をD8で切ってD9出せばいい」


「いやいや、ダイヤ一枚短くなってるからDK8になってるんですよ」「うん」



????



そうかハンドをよく見てみると、D8と出せばDJ勝って、クラブを続けたら最後ダミーに残ってるDTで切って、そこで手のSQに向かってSxを引くとそのSKがディフェンスのラストトリックだ。っていうかラフディスで一枚スペードを捨てるからSQに向かって引く必要すらなくて、S2D1C2敗のジャストメイクだ。



ということは最善のプレイは、ダイヤリードをDAで勝って手からD8ということになる。早くトランプを狩り上げて、NT状態に持ち込むのが最善のようだ。実際NTとメイク数は一緒。面白いね。



2日目も頑張ろっと。