3/21に今期最後の本試験が終わって、22-24の横浜ブリッジフェスティバルへ参加するめどがついた。

 

実は一教科再試験にかかったりして3/1にもう一発テストがあったのだけど、80%以上通ってそうな試験だっただけにげんなり。

 

それはもう仕方がない、21夜は医学部へ途中編入した同期たちと飲み会をして、朝が早いので高崎まで移動して宿を取り翌日の横浜IMPペアに備える。パートナーはqrious。この前BBOでの練習をしたパートナーだ。

 

 

朝、出会ったときに2種類のクッキーをくれたのだけど、これが2つとも美味。

 

 


一つ目はイザベルのクッキー。




さっき学校で撮った写真、中身はもうない。




qriousは台湾在住なんだけどこれは香港のお土産。あんまり知らなかったんだけど香港のクッキーって有名だそうで、ここのクッキーは本当に美味しかった。




もう一つは卵クッキー。




見た目はそんなにそそられない



これは大袋入りのクッキーで、文字的に少ししょっぱいのだろうと思って口にした。これがまたほのかな塩気と甘さが非常にいい塩梅。



イザベルはともかくこれは日本でも入手できるかなと思って、調べてみたら一袋800円。台湾で買ったら300円との事だったので、とりあえずpending。




さてハンドの話をしよう。

この日は10位/67ペアで、結構よかったけど改善点はたくさんあった。とりあえず中位入賞という事でホッと一息。



 

 

 

R1#22

 

We Vul. 1st seat.

 

僕のハンドは

 

 

QJx

KTx

A8xxx

KT

 

 

オークションは僕から

 

 

 

1D P 1H 3C;

P P X P;

?

 

 

 

平凡に3Dを選ぶとそれが流れた。フルハンドはこんな感じ。

 

 


 

 

CA勝ち、クラブリターンをCK勝って力強くDA、Dxと出したので、H1D3C1だけ負けて-1。-185は34テーブルだから-5IMP。ハートコントラクトなら4までできている。

 

3Dの代わりに3Hって言っちゃうと、H4枚持ってるけど3H言う力のない手”前後”になると思ったので3Dにしてみたんだけど、当たりはずれなんでしょうか。

 

本当はハンドを配ってパートナーのもっともありそうなシェイプを出すのがいいんだけど、簡易的にやってみようか。

クラブは右手以外2枚が平均で良さそうね。

パートナーのダイヤの枚数は、普通4枚無いでしょう。2~3枚の間。

パートナーのハートは4枚以上が確定しているから、パートナーのシェイプは上から3.5ー4.5ー2.5ー2で、どこに0.5枚あるかわからないって感じかな。

 

パートナーのダイヤは3枚が上限だと思えば、キャップがかかっている分ハートにつけた方がよかったかもしれない。

もっと言えば、ハート5枚のパートナーを興奮させるかもしれないから、ここでの3Hは

 

①ハートを4枚持っている

②12-14の中で上の方でハートを3枚持っていて、ダイヤはあんまり自信のない5枚以下

 

なんていう風に考えたら良かったかもしれない。

 


これって、1C 1H X P; 1S

 

の1Sと似てるね。

 



 


R1#19

 

 

They Vul 3rd seat. 僕の手は

 

 

 

652

AT87

K

KJ854

 

 

 

オークションはPdから

 

 

 

1C 1D 1H P;

2C P ?

 

 

 

何を置きましょうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そんな勿体ぶることもないんだけど、僕はpdのクラブが5枚かもしれないこと、DKは生きないだろうことから控えめに3Cをビッドした。

それが流れてフルハンドは以下。

 

 


 

 

見ての通りice coldな5C。-72は-2IMP。

 

 

 

 

 

 

 

「2回言ったらクラブ6枚でしょ、もっとビッドしてよ」

「5枚でもアンバランスハンドだったら2Cいうでしょ」

 

 

確かに、3235ならストッパーなくとも1NTってジャッジするだろう。でも例えば4135でダイヤストッパーなかったら2Cが標準でしょう。

 

・・・と思ってたんだけど、やっぱり状況がおかしいんだよね。

 

 


僕ダイヤが1枚しかなくて、Pdは1Cオープンだから、オポーネントは大概ダイヤモンドがフィットしている。


別にこちらサイドに山ほど点があるわけではないので、こちらが少なくともクラブ10枚フィットしている以上相手も何らかのフィットを見つけようとオークションへ侵入してくるはずなのだ。

 

それが1Dの介入一発だけ?どう見ても怪しい。これは多分Pdに4枚ダイヤがある状況なのだろう。

つまりD4C5のアンバランスハンド確定な状況である。

 

 

 

翌日の朝、Hプロとご飯を食べてるときにこの話をしたらいいことを教えてくれた。

オポーネントが介入してこない理由は、ハートが激烈にフィットしているからだと。

だから3145ライクなシェイプをしていることはほぼ確定だそうな。

なるほどねぇ。

 


 

実際3145でもS1敗D1敗に収まればメイクで、例えばパートナーはSAxxとDQxxxをもってて、Hリードされてメイクなんてパターンも多いに考えられるし、クラブが6枚ある日はほぼ毎日メイクだ。

 

 

パートナーのアンバランスハンドを見越して、3NTを超えるのを恐れず4Cなんて言うのが良かったかもしれない。

深く反省。

 

 

 

 

R2#7 僕はEast。フルハンドは以下の通り。

 

 


 

 

オークションはSouthからフリーランで

 

 

 

1C 1H;1NT//

 

 

 

ときてqriousのリード。なんか質問している。

 

 

「44mはどちらからオープンしますか?」

「1Cから開けるわ」

 

 

それそんな大事?

少考ののち、H4リード。

 

 

Eastにいる僕としては良さそうなリードが来たな、と。HJだしたらそれが勝って、HTが見えてないので、H8でも出しておくことに。

HA勝って、H7をだすとHK勝ち、ハンドからはダイヤを捨てる。

 

 

CK、CTと続いたところをqriousは2回ダック。そろそろディスカードを考えないと。

ディクレアラーは大体メジャー32だからマイナーは8枚か・・・となると、口をついて出た言葉は、

 

 

「44mはどちらから開けますか?」

 

 

あ、これさっきqrious聞いてなかったっけ?



SJ流しはSQが勝って、S7でエグジット。僕のSAが勝って、D7。

ディクレアラーは一瞬悩んでDQ。DKが勝ってダイヤでエグジット。

クラブがディクレアラーの手出しになるので、最後qriousのCA9が勝ってS2H3D1C2とって1ダウン。

 

 

ボードが終わって次のテーブルへ移るときに。

 


 

「僕途中で同じこと聞いたけど、あれって最初っからわかってたの?」

「うん、あのオークションならスペードの感じはダミーが4、ハンドが3枚。ハートは実際みたいな感じで、大体あのハンドパターンだから。」

 

 


そこまでハンドに深く潜れてなくてもクラブリードを出さないジャッジをするかもしれない。

だがこれはとても賢かった。

 


 

「で、僕は2トリック目にダイヤ返さなくちゃいけなかったってわけね。最後ぼくがダイヤを出した時、スローインされかけてたよね」

「そうだよ、ディフェンスミスってた」

 

 


渋い、けどブリッジは面白い。

 

 



 

R1#10

 

僕はEast、フルハンドは以下。

 

 


 

 

オークションはSouthからフリーランで、

 

 

 

1NT 2C;2S 4S//

 

 

 

このスコア形式なら僕が4Sダブってもいいかなと思ったけど、突如5mに動かれてメイクされてもやだし、黙っておくことにした。


そしたらpdはCA,CKと取って、あっけなく-2。ほかのコントラクトはなく、-4は-0IMP。


あー、だぶっときゃ良かったか。でもまぁ、当たりはずれの世界だよな。qriousもそう思ってるだろうと思っていたら、テーブル移動の間に謝られた。

 


 

「あれは私がダブルするべきだった。ごめん。前にも見たことあるのにできなくて悔しい」

 

 


コントロールされたオークション下で、クイックトリックが2つもあって、バッドブレイクなのも知っているから、Westにとってはちょうどダブりごろだということ。

 


 

「私、こういうダブル付きのコントラクトをプレイするときは、どっちがダブったか確認する。それは上手な方?下手な方?」

 


 

上手な方がダブったなら、その反対側に切り札がいるようにプレイすべきだということであった。

 

 



お昼ご飯は、シンガポール代表のKelvinとそのパートナーのLeeさんと4人で。

Kelvinは僕の7つくらい年上で、qriousとそれなりに世代が近いから仲が良いらしい。

 

ランチを待つ間このボードの話になってKelvinが言ったのは

 

 


"One hundred percent West's fault."

 


 

とのことだった。きっとパートナーがダブらなかったのだろう。qriousと頷きあっていた。

 

 


 

この日の晩御飯はqriousのリクエストで横浜駅すぐのお寿司屋さんへ。焼肉アリランの隣。

食べログを見て行ったのだけど、これがとってもおいしい回転寿司で感心した。

横浜で試合の時は毎回あそこがいい。

 

 

Kelvinも一人だということで、3人で行くことに。Kelvinは英語よりも中国語が得意のため真ん中に座ったqriousは日本語と中国語と忙しそうだったが、何個か教えてもらった。

 


 

R1#15

 

 


 

 

僕はEast、オークションは

 

 

 

P 1D 1S X;

P 2D 2S 3H;

P P X P;

3S//

 

 

 

これは-2で+50は+1.5IMP。

Kelvinは言う。

 

 

"こちらのテーブルは

 


P 1NT* X** XX;

P 2D 2S 3H;

X P P 4D//

*14-16 **PEN

 


で、ここでの3Hは正当だけど、そっちのテーブルのオークションではD6枚が示されててゲームの見込みは薄いから、3Hを言わずに3Dを付けた方がいい。 "

 


実際3HXは、ダイヤを当てて1ダウンだ。右手にバランシングダブルされたとき良くないなと思ったけど、本当に危険だった。

 


「ほら、私、2回言ったら6枚持ってるでしょ?」

 


そうだね、参りました笑。

 

 

 

一番奇天烈だったハンドの話もした。

 

 


 

R2#12

 

We Vul. 2nd seat.

僕のハンドは

 

 

 

AQJ986

QT843

-

94

 

 

 

オークションは右手のパスから始まる。

 

 

 

P 1S 4D 4S;

5C* ?

*lead showing

 

 

 

どうしよっかな。

ちょっとハンドを示しきっているとは言い難いから一言いいたいけど、強くはないから5Sを置こう。

 

 

P 1S 4D 4S;

5C* 5S P 6S(!);

 

 

風雲急を告げる6Sとダブルである。オークションはまだ続き、

 

 

P 1S 4D 4S;

5C* 5S P 6S;

X P 7C(!) X//

 

 

こうなるとあとはどうとでもなれという感じ。

フルハンドは以下。

 

 


 

 

ハートリード、HK勝って、DA。Dコンティニューを僕がラフ。

まずSKはパートナーだと思うけど、HAでなくHKを出したしな、と思って、SA、Sxと出したらそれを切られてクレーム。4ダウンは+800、+117は+3.5IMP。5ダウンしてたらプラスが倍くらいになってたな。

 

 

 

オークションについて、僕の2ndスーツはハートであることと、クラブのコントロールがない事、5Cは流れないことを考慮すると、2回目のビッドはいっぺんパスしてのちに5Hを言うのがよさそうだ。ダイヤリードはなかなか出そうにないが、もし出たときは6Sがメイクしている。



 

お寿司屋さんではこのダブルの意味について話した。黙ってれば落ちるハンドでは黙ってるわけだから何らかの意味になるはずだ。

 



Kelvin、これって、一遍5Cを言ってみたものの、クラブリードで落ちるかは微妙で7DXも魅力的って意味かな。どう思う?

 

笑いながらKelvin、


"X means 2 tricks!"


そりゃいいね。

 

「私は0 or 1trickだと思う。」

 

僕もお寿司とビールがおいしくて悪ノリしてるから、こんなことを聞く。


"So ,if you were West..."

 

qriousはえーっと、と言いながら横浜駅へ足早に向かう。それを僕とKelvinが見て、顔を見合わせて笑った。

 

 

 

 

 

横浜駅に向かう途中の橋あたりでqriousが写真を撮ろう!といったので、3人仲よく撮りあうことにした。光の向き的に何回か取り直して、Facebookのメッセンジャーで写真を送りあった。




Asian countries friendship!






僕は写真好きなんだけど撮られ下手で大体はにかんでるので、これはよく撮れてる。

本当にさっきまで楽しかった時の顔。




この後、さっき話題に出てきたHプロと、陽気なNくんと合流して一杯やって、Hプロと同じところへ投宿したのである。この話はまた次回。

この日は初の茨城県へ。
旧飛鳥杯の練習ということで細田杯に参加したのだ。

試合はプロがほぼおらず和気あいあいとした雰囲気で進み、前半1位トータル2位で終えたのだが、優勝を目指していた我々としては合格ラインギリギリな結果であった。

午前中は何しろパートナーの出来が良く、またミスっても当ててメイクという確変モードだったので普通によろしいスコア。

彼女は最近ボディケアに余念がなく、暇を見つけてはマッサージを受けたりジムに通ったりしておられる。体を鍛えることで頭のフィットネスも整えられスコアが向上するというのは僕の仮説だが、彼女が1番の体現者かもしれない。




さて、2位は2位だったのだが、実はいろんな意味でいまいちなボードに2つ当たった。自分の中で、あるいはパートナーと相談して「騒ぐほどでもない」という結論に達し、特に何も申し立てることはしなかったのだが、ちょっと検討してみよう。


MP戦。


R1#21


We Vul 1st seat.
僕のハンドは



J32
AQT
94
QT765



オークションは僕から



P P 1D P;
1NT 2S//



リードはCJ、ダミーは



94
K72
J76
A8432



リードはシングルトン風。ダミーのCA勝って手からC9を捨てるからシングルトンと確定する。S9が流れてPdのCQ勝ち。H6がでて、少し悩んで2を引く。僕はHQで勝ってCTをリターン。これを切ってH4と進む。



T1:CJ,A,5,9
T2:H6,2,Q,3
T3:CT,K,S6,C2
T4:H4,?



ここでディクレアラーは10~15秒くらい長考する。その間に僕も考える。ローハートを引かれたら、HTを出すべきか、HAで上がるべきか。



ディクレアラーは悩んでHxをコールした。出番だ。






plan the defense.

























結果僕は、ディクレアラーと同じくらいの時間を使ってHAで上がり、D9リターン。DQ,DAとパートナーがとって、ダイヤ3巡目をラフして、最後PdのSAが取れるのでコントラクトは-3.


フルハンドは以下の通り。








なーんだ、HTで勝っていたじゃないか。ホントは4ダウンになっていたものを。
そういわずに、HAが良いかもしれない理由を検討してみたい。


カーディングからディクレアラーのハートは3枚とわかる。
最初にウィーク2Sで開けなかったことや、C2枚持ちなことからディクレアラーのシェイプは5332にほぼ確定で、かつ12点はないことと、パートナーはブロークンダイヤを持っているであろうことから、ディクレアラーの手はだいたいこんな感じだろう。



KT87x
?xx
?xx
Kx



ここでハートの?のカードが問題となる。
ok、普通はHJを持っていないだろう。もし持っていたなら、T4で迷うはずはないのだから。ただ、テーブルプレゼンスが若干怪しい。たちどまって一度考えてみよう。






もしディクレアラーがHJを持っていたなら、"普通は"T2もT4も迷わずローハートを出すだろう。

ではもしHJを持っていなかったら?"普通は"T4で迷ってHKを出すのではないだろうか。

なぜならパートナーは1Cオープンをしている、Hxを出すことで僕のHAxからHAが飛び出すことはないのだ。パートナーがオープンをしていることからもHAは表にいがちである。
そして少なくともこのフィールドでは、僕がカモりの対象になるとは考えにくい。



・・・こういうシナリオはどうだろう。
オリジナルでHKxxとJxxが向かい合っていて、T4でHKを出してもHxを出してもトリックプロモーション的には変わらない状況が発生した。そこでディクレアラーはこう考えた。

"どっち出しても変わらないなら、僕にHAで上がられたくないからHxを出す方が優れている"



ここまで思い当たったところで、もう少しハンド全体について考える。


パートナーはSAQとCJを持っている。僕は9点ダミーは8点、ディクレアラーは11点以下だから、パートナーは12点以上、多くの場合は13点以上だろう。そうするとパートナーのハンドは大体こんな感じになる。



AQ6
?xxx
AQxxx
J



HJを持っているとDはKQxxxになるかもしれないが、持っていないときにHTをだしてHJに勝たれたらこれは大問題だ。クロスラフ祭りに全く参加できないことになる。

そして実際このハンドパターンだったら、HJの有無にかかわらずオポーネントはノンバルでもダイヤラフを含めて3ダウンする。3ダウンと言ったらMPで勝利するのに十分なダウン数だ。ディフェンスラインも簡単で、pdが間違えるとも思えない。



・・・そんなこんなで、+150。これはいいスコアだろうと思ってお昼ご飯を食べながらスコアを見ると、4.5/12。何のことはない、ダイヤのエスタブリッシュに向かうと1NTが4~5メイクするのだ。うーんそれは、確かにありそうな展開である。+150程度じゃbeat par scoreならず、というわけであった。



もしかしたら、ディクレアラーはCTをよく見ていて、Hxをコールしても損をしないと確信していたのかもしれない。フェイクスーツプリファランスをしていたら成功していた可能性もあるが、これは2の代のパーシャルコントラクトなので、いうほど簡単なことではない。



もう一つ、T4でHJを持ってに長考するのは三味線だ、としてHTを出して、もしHJに勝たれたらディクレアラーに難癖付けるディフェンスプランもあった。それも大人げないというか、少なくともこうした大会で騒ぐほどのことでもないと思い直して、カードリーディングに励んだのであった。


ひとまず、騒ぐほどのスコアでなくてよかった。




R2#9



これはフルハンドを先にみてもらおう。
その前に、結果に不満があるわけではない事も言っておきたい。







僕はNorth、オークションは僕から



1D P 2C P*;
2D P 2H P*;
2NT P 3NT//



なにがあれって、*のところで2回とも、右手のおっちゃんがすごく考えたのだ。多分一回目は2Hオーバーコール、2回目はダブルを考えたのだろう。オポーネントがH9リードを開いたところでさすがに堪らずディレクターを召喚。まだスコアに影響するかはわからないけどチェックしてもらうことにした。


H6を引くと勿論HJが勝ち。手からはHT捨て。
この時点でもうほんと良くないと思っていたのだが、リターンはH2。H8が勝って、あれ?この人トリック損したぞ。



でもまたハンドとダミーにコミュニケーションがないのが渋くて。
ダックされたらやだなぁと思いつつクラブをKに向かって出すと、右手は即上がってSx。ここでロースペードをだすと、ギリギリだったコントラクトの3メイクが確定する。誘惑に抗えずローを出すとSQ勝ち。スペードバックをダミーのSJで勝ってダイヤをハンドのDKに向かって引くとそれが勝ち。S3H3D1C2とトリックを取ってジャストメイク。



終わった後ディクレアラーがやってきて、損害はありましたかと尋ねる。僕はといえば、とりあえず渋いコントラクトがメイクはしたし、その主な原因はT2のHリターンであることから、特に申し立てることはないと考えたのである。



試合の後でR2のハンドレコード、暫定のスコア発表を見てハタと気づく。本当に損害はなかったのだろうか?優勝したのは彼らで、このボードのスコアは5.5/12であったのだ。



このボードは多分、こういうことだろう。
あるテーブルではSTリードから始まる。
SJ勝って自然にロンゲストスートのダイヤを開発しに行く。
ダイヤをKに向かって引いて勝ち、Cでなんとかダミーへ入ってもう一度DQに向かってダイヤを引いて勝ち、ダイヤを手から負けて3-3ブレイクに期待、と進むとディフェンダーはCAとDAしか勝てない。その流れの亜種で3NTを4-5メイクしている人がそこそこいるのではないか。


…おそらくH9リードからこの展開に持ち込むことは出来ない。仮に即HA上がったとしてD引いてDK勝ち、C出してCK勝ち、D引いてDQ勝ち、D手から出してDA勝ちと進んだところで、HQをリターンされるとダミーのCが取れることはなくなってしまう。


T2でハートが1トリック増えたところから考えてみても、ちょっと4メイクになることすらなさそうだ。T3でCAをダックすると、3NTも落ちてしまいそうな雰囲気はある。実際はCK勝ったらDをKに向かって引いて、SAKを取ってクラブを出しに行くとメイクしている趣なのだが、そのプレイはもはや神様みさえある。



ただ、やっぱり申し立てはしないことにした。


・このクレームが通ってスコア変更になるかその場で判断がつかなかったこと
・この試合は細田さんが地域ブリッジ振興のために開いているということ
・常設会場でないからスコア調整が大変そうなこと
・スコア調整があったら絶対逆転というほどの僅差でなかったこと


いくつか理由はあるんだけど、1番の理由は、僕がテーブルで3NTが沢山メイクする可能性を見破れなかった事だ。アナーの配置が全て分かったにも関わらず、ハンドレコードを見るまで気づけなかった。ギリギリの3NTが出来て満足していたのだ。


だから、元々騒ぐほどのことではなかったのだ。



さて最後のボード。あれ、2ボードの紹介じゃなかったっけ?おまけの、ちょっと騒ぎたくなるようなお話。



R1#8

Neither Vul.



J95
8764
K9863
3



オークションはpdから


1C 1NT P 3NT//



choose your lead!
















クラブで開いた時ダイヤは大概短くて撃ち抜くのに不向き、メジャー5枚ないことは確定してるのてわざわざ3枚スペードを出す事もないかと思い、H7を選んだ。フルハンドは次の通り。







他のリードしても落ちそうだけど、多分最強のリード。3NT-3は11.5/12であった。



ハンドが終わって少しの時間があった。オポーネントと軽くおしゃべり、のつもりが。


opp「学生さんでいらっしゃるの?」
me「はいそうです」
opp「今はいろんな大学でブリッジの授業をしているから良いわよね。開成高校なんかにもブリッジクラブがあって。私の息子も一度授業受けさせてみたんだけど『もう二度とやらない』って言われちゃったわ」


え、なになに?


pd「この方(ぼくのこと)開成よ」
me「お子さん、おいくつですか?」


畳みかけていく。


「東大で博士課程にいるからまだ学生で、28かな?」
「え、僕と一緒ですよ!お名前は?」


そんなこんなで、同級生の親御さんがブリッジしてると急に分かった事件があったのでした。ボードに満足してたんだけど、おしゃべりしてみるもんですね。



帰りは徒歩で駅まで行って、構内の和食屋さんでご飯。美味しい、次来た時はここにしよう、次は勝とうなんていいながら帰路へ。茨城-群馬は、遠い遠い。
今日はテニスの全豪オープン。なおみちゃんももちろん見たけど僕的にはここが本番。


温泉でビール飲みながら見るつもりで昼前に起きて、中華料理作って食べてからバスで駅前の天然温泉へ。ここ良いんだよね、アクセスも湯も。


で、昼過ぎころqriousbabyからチャットが。BBOしない?とのこと。



qriousは台湾レディースのプレイヤーで、ユースは僕がヤングスターの時にジュニアだったから少し上。川崎へ留学してたことがあって、KOへ遊びにきてくれたりしてなんやかや仲良くなった。日本語もとっても上手。ジャパンジュニアと台湾レディースで対抗戦したり、台湾に旅行した時予約とってくれたり。地震を機に留学切り上げて帰った時はもう会うこともないかと悲壮な気持ちになったけど、ちゃーんと続いている。


それで、今度のNEC杯(じゃないんだっけ?今は)に来るというからご飯食べよって言ってたら、いつのまにかペア戦をやることとなった。


NEC杯?は終わり3日がペア戦チーム戦ペア戦の順。元々最後のペア(旧飛鳥杯)をやろうと言ってたんだけど、僕の方で適当に返事してたらいつのまにか他の方と旧飛鳥をやることとなり、急遽最初のペア戦をqriousと遊ぶために、真ん中のチーム戦を作ったり…なんとか成立してほっと一息である。


この辺からNEC杯?まで中国は年末モード。
あんまりブリッジできないそうで、お互い急に誘ってokな事にしようと決めたその矢先であった。


10bdくらいしかやってないんだけど、シビれるボードが一つ。オポーネントは知らない人。ディクレアラーはqrious。



A87
KT6
QJT7
J95


KT543
9
A93
AK62



They Vul.オークションは下から


1S (2H) 3H;4S//


OL:D6 


plan the play.











qriousのプレイは、DQ勝ち、SKで手に戻ると左手からSQ落ち。H9→KはHK勝ち。

SA、SxはSJ勝ってH5。これをスモールで切ってCK出すと左手からCTが落ちてくるので、これ幸いとCA。CQはドロップしてきたのでスペード集めてCJでダミーへ入る。一応DJ出してみるがDKカバーはなく、DA取って、あとはダイヤとクラブ負けでジャストメイク。




フルハンドは以下の通り。








プレイ直後、qriousは下手なプレイでごめんねーと言っていた。のんびりと見ていた僕は履歴をみつつ、まぁそんな悪くないかなと思い、おんなじプレイになりそうと返答し、反省会。










他のボードを一通り見終わった後でqrious、良いこと言う。曰く、初手はハンドのD9でとって、Cxと出すべきだったと。








何だかんだハンドエントリーが厳しいんだよね。



左手がCQ持ってればほぼ出来で、クラブが右に取られるパターンはダイヤじゃなくて、クラブリードくらいそうというのが理屈。だからDQJTxに惑わされず手のD9で勝つべきだと。



なるほど、あんまり思いつかなかったけど、D9は正しい気がする。あとはハート出すのとどっちが良いか。



いまクラブで1ルーザー出ちゃうのは良くない気がする。例えば左手が



x
AQJxxxx
Kxx
Qx



の時は、ハート出すとHA,HQ→K(DA捨て)、SA,Sx,J,K,Hxと来た時、CAK、CJ、ダイヤエース、クラブラフが成立するから、クーアンパッサンにならずともスペード2敗とハート1敗で済む。


ちなみにそのパターンでクーアンパッサンしたいなら、HK勝ってDAで戻り、CAK、SA、CJ、Sx→K。クラブラフしてハートと出すのだけど、いささか狂気を感じるから、それはもう良いでしょう。



ところで実際のプレイ、スクイズの目もあるんよね。





上手でもない人からCT落ちてきたから省エネできるけど、ここでST取って、DA、Dxと出すと、Southが1633の時絞られてる



…と思ったけど、クラブで放り込んでも良いわけか。CA取ってCQドロップが無かったら、その前クラブ出すと、1633の時やっぱりダイヤから打ち出す事になる。もしダイヤのディスカードがなければ、DKの位置にかかわらずダイヤ打ち込んでもらえるから、クラブアナーを取るのは別に悪くない。



ここまで書いたところで、スペードのカードプレイはS7流しで、左手がS9グルトンじゃない限り4トリックいけると言われた。ん、それは…あるな。



と言うことは、T1DQ勝ちのT2S7流しが望ましい、かもしれない。



もしS3-2として、S9がなんかに抜けたあと左手がHA取らずにスペードでエグジットした場合は、SA,SK、Hx→HA、HQ→HK、ハートを切るとSouthのハートの枚数がわかるから、スクイズ(CTxxとCQxxが拾える)にするかCQxドロップを狙うか、ふつーにCQオンサイド狙うか判断付きそうな気がする。


HA取ってからスペードでエグジットした場合はより簡単。SA、SK、DA、D9と出すと、DKに負けてクラブが返ってくるわけだが、仮に外しても左手がCxxxでない限り、もっかいクラブ出せばメイクする。


久々にあれやこれや考えた。まだ検討し残しがある気がするけど、ビール飲んだ頭としてはこの辺が限界である。


しかしまぁ、ジョコビッチは人外よね。