最近はofcのブログ感もあるけど、今日はブリッジの話。

funbridgeは本当にチートしてないんだろうか。

以前からfunbridgeは、特にカードプレイでチートしてるんじゃないかと思ってるんだけど、所々変なことやるからよくわからない。

証拠はなくもない、何回か記事にした気がするけど、所々挙動が変。ただ尻尾をつかんだ!ってことはまだ無い気がする。ただ変すぎるだけで。

本当にちゃんとしたブリッジAIならコンピューターブリッジ選手権に出ればいいのにそういう話聞かないし、なーんか怪しいんじゃないかと思ってる。

例えばこれは?




オークションは僕から。

バルを無視した3Dオープンに、Eastは3S、Westは単純にレイズしただけなのにEastはさらに上に行こうとする。そしてWestは断る。

これだけでだいぶ奇妙なんだけど、これは単にEastがオーバービッドで下手なだけかもしれない。そしてカーディングだ。

僕はDKリード、ディクレアラーはこれをダック。
あれ勝つのかな?と思ってJを続けると、パートナーはこれをクラブディスカード、ディクレアラーはDA!

ディクレアラーはまぁいいよ、ちょっと変わってるだけだから。でもpdはディクレアラーにDAxがいると思ってラフするべきじゃない?AxならDA取るはずだからそれは無いって?僕のダイヤがDAKQJだと思ったって?

…この後がまた変わってて、ディクレアラーは手で終わるようにスペードを2巡あつめて、C3→6。PdはC8勝ってスペードでexit。手で勝ってクラブ出すとショーアウト。なすすべなく-2。

もし僕がCK2なら結果は一緒なんだけど、CJ2だったらダイヤ1個負けの-1で済んだじゃん。Northはいつでもハートでexitできるのでスペード3巡取らない理由もわからないし。

もしハンドを100合成して最も得点期待値の高いプレイを選ぶ、ごく一般的なゲームアルゴリズムになっていればこうはならないだろう。つまり彼らは全然ハンド数を生成してないか、チートしてるかじゃないかと思う。

funbridgeにはちょくちょくあるけど、なんかもやっと。

ファンタジーにはinplied oddsという考え方がある。何枚ファンタジーになるかで平均どのくらいの価値があるか、事前にわかるというものだ。

でWesleyはQQが8点と言っている。他にどこかでAAが20点弱と言っていた、と思う。KKについても言及していた。

次のハンドは上のリンクから見られる。
ルールはプログレッシブ、ジョーカーはなくて、fantagyはAA以上が16枚、KKは15枚、QQは14枚。Re-fantagyは14枚に戻るという"古き良き"形式だ。AAで16枚ファンタジーを作ったところ。


左下の人がWesley、この人の英語はゆっくりで、良いこと言ってるので何回も聞いている。

最初は

222
333
スペードフラッシュ

がRe-fantagyできるね…と言っていたが、最終的に選んだのは

KKx
222JJ
333QQ

であった。これではRe-fantagyできないが…


点数は1つ目が10+2+4=16、2つ目が8+12+6=26で、Re-fantagyを考えても16+8<26なこと、次の順にAAやKKを引けないことを理由にファンタジーを拒否していた。アーティスティックなプレイで、OFC progressiveの一番面白い所である。


ちなみに自分がメインでやっているpppokerのアルティメットジョーカーでは、こういう美しい押し引きは一切ない。Re-fantagyが枚数固定な上ジョーカーが入っているので、Re-fantagy rateが"異常な"ことになり、トップにAA置くだけのゲームと化してしまっている。要するに戦略性のないクソゲーである。

レートが上がるとアルティメットジョーカーしかなくなるからしょうがない。それにクソゲーはクソゲーなりに、パチンコ感が面白いこともある。


さてここでは、アルティメットジョーカーでのAAファンタジーの価値を調べておきたい。そしてどのくらいアルティメットジョーカーがクソゲーなのかを知っておきたい。

体感ではAAファンタジーは80%以上Re-fantagyし、1バイイン程度の価値で、相手の攻撃も当然あるので結果0.5バイインくらいプラスになると考えている。ポイント換算すると1バイイン=50ポイントである。

次のスクショから分かることを調べよう。



これと、僕の記憶が正しければ、2,000ハンドの時点では以下のような数字だった。

fantagy%=18%
Re-fantagy%=26%
AA fantagy=44%
KK fantagy=44%
QQ fantagy=10%
trips fantagy=1%

 各種fantagy%の総計は小数点以下で100%に合う感じ。

そして、2,000ハンド以降はジョーカー(僕のいうところのアルティメットジョーカー)しかやっていない。

まず簡単なところから。3,238ハンド時点のプレイ数は

regular:71
progressive:1765
Joker:1402

ということは2,000ハンド時点では

regular:71
progressive:1765
Joker:164

ゲームごとに fantagy%が違うから、それぞれregularをR、progressiveをP、JokerをJとして、これらは(多分変動してるけど)定数と置くと、

(71R+1765P+1402J)/3238=42%
(71R+1765P+164J)/2000=26%

よって
J≒68%

Rはカスみたいなものだから無視すると

P≒23%

なんとアルティメットジョーカーでは70%近くもRe-fantagyするのである。これはいろんなファンタジー全ての平均なので、AAのRe-fantagy%はもっと高い。

ここでAAのRe-fantagy%を計算しておこう。

まずジョーカーのない普通のプログレッシブについて。AAでRe-fantagyする確率をPa,KKでRe-fantagyする確率をPkとする。この時

Pk=定数xPa

が成り立つ。なぜか。

15枚でRe-fantagyできる確率は16枚でRe-fantagy出来る確率に左右される。16枚でRe-fantagy出来たとして、そこから任意のカードを1枚抜き取ってRe-fantagy行ける確率がPkであるからだ。

ここで平凡な16枚ファンタジーでは

1.トップロウのトリップスから1枚抜かれたらRe-fantagyできない
2.ボトムロウのフォーカード以上を1枚抜かれてもRe-fantagyできない
3.Re-fantagyに関係ないところから1枚抜かれても、Re-fantagyできるかもしれない(仮に50%くらいはできるものとする)

だろうと思う。

だから1,2の絶対抜かれちゃいけない枚数と、3の抜かれちゃいけない半分を足し合わせた枚数以外の所から1枚引いてもRe-fantagyできるのだ。これがPk計算のもとである

1,2は3枚(トップロウ)か4枚(ボトムフォーカード)か5枚(ボトムストレートフラッシュ)である。平均4枚くらいだろう
3は残り配られたカード12枚のうち50%だから6枚。つまりPkとPaの関係は

Pk=Pa×(16-4-6)
=3/8Pa

程度と見積れる。

PkとPqの関係も同様に

Pq=Pk×(15-3-6)
=2/5Pk

くらいだろう(ボトムストフラが確率低そうなので&暗算の都合上、1,2の引いちゃいけない枚数を3にしておいた)。係数が漸減してるのでなんとなく良さそう。

まぁ大体Pk/Paは37.5%、Pq/Pkは40%であることがわかった。1枚増減すると40%ほどRe-fantagy%が変わるということらしい。ということでトリップスでRe-fantagyする確率PtはPaの35%増しとしよう。(Pt>100%となっても計算に大きな影響はない)

上で言った通り

AA fantagy=44%
KK fantagy=44%
QQ fantagy=10%
trips fantagy=1%

なので

P=Pt×1%+Pa×44%+Pk×44%+Pq×10%
=(1%×1.35+44%×1+44%×0.375+10%×0.15)Pa
=0.62Pa

が成り立つ。P≒23%なので

Pa=37%

くらいになりそうだ。まぁ大体いいだろう。

このとき3,238ハンドプレイ情報は

regular:71
progressive:1765
Joker:1402

fantagy%=20%=648
AA fantagy=57.6%=373
KK fantagy=33.0%=214
QQ fantagy=8.6%=56
trips fantagy=0.9%=6


2,000ハンド時点のプレイ情報は

regular:71
progressive:1765
Joker:164

fantagy%=18%=360
AA fantagy=44%=160
KK fantagy=44%=160
QQ fantagy=10%=36
trips fantagy=1%=4

なので、2,001〜3,238ハンドのアルティメット Jokerでの情報は

regular:0
progressive:0
Joker:1,238

fantagy=288=23%
AA fantagy=213=74%
KK fantagy=54=19%
QQ fantagy=20=7%
trips fantagy=2=1%

アルティメットでファンタジーに行く確率を、トリップス、AA,KK,QQそれぞれに対応するものをJt,Ja,Jk,Jqとした場合、

J=Jt×1%+Ja×74%+Jk×19%+Jq×7%
=(1.35×1%+1×74%+0.375×19%+0.15×1%)Ja
=0.826Ja

J≒68%なのでJa=82%

あ、体感と合致した!!!

でアルティメットジョーカーでのxは体感で23-27くらいだと思う。仮に25として、AAの価値は

25+25×0.82+25×0.82^2+...=138

あら2バイイン超えました。なるほどねー。





以上のざっくりした計算をまとめると、アルティメットジョーカーでのAA fantagyのRe-fantagy%は80%超、価値は140ポイント弱。

ボトムにロイヤルストレートフラッシュ作った時のボーナスが25点だから、アルティメットジョーカーでは如何にアーティスティックな面がなくなってトップにAAを揃えるゲームになってるかよくわかる例でした。





ジョーカーは難しい。

Ad
4h3s3h
KdQdTsThTd

 Joker 8s 5c
引いたらどう置くのが良いだろう。

残りのカード知らない状態で渡されたらとりあえずトップに Joker,ミドルに5か8の好きな方置いてミドルツーペアを目指すが、今回は5と8のアウツがそれぞれ1枚ずつであった。



で、多分間違ってると思うけど、

「ミドルを二つ空けといて、ペアが飛び込んでくる方がいいかも」

と思ってトップに Jokerと8を置いたのだ。
でどうやって計算するんだっけとなりまごまごしてるうちにタイムアウトが迫ってきて、そこで確定を押さざるを得なくなってしまった。
画像はそのわるい考えがよぎる前の瞬間。

そしてもう一枚 Jokerを引いたので結果ファンタジー出来たのだけど、ちょっと検討しなくちゃならない。

8をミドルに置いても置かなくても4ポケットを引いたら同じくファンタジーに行ける事に留意して…

ミドルを空けた時に得するポケットペアの引き方は残りカードが17枚だから、

KK→1
99→1
77→3
66→1
22→1

なので

7

前記事のランナーランナーの計算によるとランナーランナーが1アウト(アウツ?)より優れるのは2枚の引き方が30パターン弱(手元で計算したら28パターンらしい)ある時だったから、やっぱりダメ風。

とはいえ3人だと見えてるカード多いから、あたりパターンが濃縮されてるので一応計算しておこう。

ミドル2つ空けた時に増える7パターン引ける確率は

分子:7×15÷2
分母:17×16×15÷6
≒7.7%

8置いた時増える1アウツ引ける確率は
分子:1-(16×15×14)÷(17×16×15)
≒17.6%

へー、3人だと1アウツでも17%も引けるんだ。
やっぱり失敗。3人だとランナーランナーは16パターン持ってないといけないらしい。これはペア形のみで考えると

・完全に生きている(=4枚まだ場に出てないもの)が2つ+3枚残りが2つ+ペア残りが1つ

とかだから、まぁ無理。
前記事の結論同様、ランナーランナーはかなりの1アウツに劣るようだ。

ということで、ポジションによっても違うからざっくりと、

・ヘッズアップなら30パターン以上
・3人なら16パターン以上

が1アウツに勝てる条件っぽい。


ググったら、standard OFCのDraw確率の表があった。


多分10th stのdealerを見とけば良さそう。17.6%は合ってると思うから、17%って書かれてるのはエクセルで四捨五入してないからかな?


同じようなスクショがもう一枚。こちらは?


ヘッズアップ。

AsAh
4d2c2d
QsQh6h6d

とあってドローが

9d6c3h

ボトムにフルハウスを作って、ミドルは空けとく?それとも1アウツしかない9を置いとく?



…こんだけ生きてるカードがあっても24パターンしかないからミドル空けとくのはダメ風。だけど、実は今回42とJoker、Aがいるので、ミドルでフルハウス、トップでAのトリップスを作って17枚ファンタジーに行けるかもしれない。

アルティメットではRe-fantagyの枚数が一緒なので、17枚ファンタジーの経済価値によっては選択しうるようだ。次はファンタジーの価値について検討してみよう。