朝イチは初負けであんまりいい雰囲気ではない。が、こういうところで踏みとどまれるのはいいプレイヤーとして重要なことだ。

 

前夜に僕とPdで負けたら座り方を変えようといっていたので、このラウンドは僕がWest。

 

 

R7#3

We Vul. 2nd seat.

僕のハンドは

 

 

KQ3

3

JT763

A543

 

 

オークションは右手から

 

 

1H P 1S 2C;

2S 3S* P 3NT;

4H X//

 

 

3Sはストッパーショーイングのつもり。

取り決めや趣味の問題だと思うが、マイナーフィットしてキュービッド先が2か所ある場合はストッパーの場所でよさそうだ。

メジャーフィットの場合は昔、下のキュービッドが点で強くて、上のキュービッドがシェイプ含みで強いと決めたことがある。取り決めとしては冴えない気がする。上が4+,下が3枚サポートのinv.が良いかもしれない。

 

リードはCA。ダミーとハンドは以下の通り。


 


 

ディクレアラーはCAをラフ、HA、HQと出す。PdはHK勝ち、HJも勝つ。

悩んでDA、D9。ディクレアラーはDK勝ってS2。

 

 

T1:CA,2,J,H2

T2:HA,3,5,7

T3:HQ,C3,9,K

T4:HJ,4,D6,S4

T5:DA,4,3,2

T6:D9,K,7,5

T7:S2,?

 

 

この瞬間の僕のハンドは、

 

 

KQ3

-

JT

54

 

 

フリーズ。ディクレアラーのシェイプは4=7=2=0だ。だからPdは1=3=3=6で、彼のスペードはAグルトンか、そうじゃないか。

そしてSKQからスプリットしてダサいかどうか。

 

ここでのスタンダードなカードはS3だ。ディクレアラーは、9枚フィットでSAもってたらSAから出しそうだから。でも、僕がSKQを持っているのが明らかなら話は別だ。オークションの3Sキュービッドの意味的に、SAxxxからSxを出してみることは一考の価値がありそうに見える。

それ以上に、僕はパスして3の代でキュービッドしていて、点数をまだ5点しか見せていないのだから、SKQがいると考えるのは自然なカードリーディングだと思う。

 

やるかどうかは別だけど。

オポーネントは学生上がりのお兄さんたちなので、まぁそう考えるのもノーチャンスではなかろう。

 

シェイプと点数はどうだろうか。

ディクレアラーは現在HAQ+DKの9点。4=7=2=0の9点で1Hオープンして4Hいうか、SAのある13点でいっぺん2Sしか言わないかは判然としない。あとで4H言ってる分だけ後者のほうがありそうかなぁ、2Sはアンダービッドかもしれないけど、どうせ流れないだろうし。

 

一方Pdは1=3=3=6の12点か16点だ。

16点の時クラブの内容はKJT987ときれいなので、オークションは2CからではなくXから入りそうだが、僕がパストハンドなのと、スペードが短いのでプリエンプトされるのを嫌って即2Cでもおかしくない。Pdのカーディングは?なんかスローインされたくなさそうな動きをしてるから、SAを持ってたら剥がしそうな気がするし、かといってSxを持ってたら余計出しそうな気がする。

 

 

だめだ、お手上げだ。吐きそう。どうせSQだして、Aとぶつかったら怒られるんだろう。

 

 

結局僕は①ディクレアラーのことをSAxxxからSxとだしうるプレイヤーで、今は出されうる状況だと想定した。

次にPdがSAを持っているなら②ダブルからオークションに入りうるのと③SAはキャッシュできるタイミングがあった、というあんまり強固でない状況証拠に基づいてSQをホップした。

フルハンドはこちら。


 



アナ―がぶつかって失敗。4HX-2は+300。


実際のところ、PdはSAをキャッシュするチャンスがあった。ダミーがSJTxxxのS9枚フィットの時、SAをキャッシュすることでゲス含みに損する形はない。

ただ、それはそれだけのことだ。基本的に、SKQxを持つパートナーが苦しいゲスに追い込まれるというを見越す必要はない。


僕は2点。

まず①の推定精度に問題があった。

とあるカードリーディングをしてる%×とあるプレイを思いつく%×とあるプレイを実行する%と考えると、この推定はちょっと“高級すぎ”ただろう。いつもスペシャルなオポーネントが座っていると考える必要はない。


そしてテーブルでは気が付かなかったことだが、PdがSAを持ってなければ守るべきスコアが微妙。こちらの3NTも5Cもぼちぼちダウンしそうな気配だから、4Hx-1もまぁ良きかもしれない。

 


次のハンドはこんな感じ。


 

R7#8

Neither Vul.1st seat.

僕のハンドは

 

 

9

7432

QJ5

Q8542

 

 

オークションは自分から

 

 

P 1D 1NT 2S;

?

 

 

NVなのもあるし、Pdが5枚スペードを持ってないときは相手にスペードフィットがあるのでこちらも何かフィットしていていいはず。

2NTでクラブを言わせて勝負してみよう。

 

 

P 1D 1NT 2S;

2NT P 3C//

 
 
フルハンドはこちら。
 
 
 
 
HTリード。HA勝ってSJ。SA勝ってDx→DQ。DA勝ってS6。ダミーでラフしてC4→CK。CA勝ってSx。C5ラフをCJでオーバーラフ。DTリターンをDK勝ってC6,7,8。C9のフィネスが効いてクラブを集め、HJをフィネスしてS0H1D1C2負けはジャストメイク。お上手!裏は2S=で6取り。
 
オークションについていえばちょっとついていた。テーブルで想定していなかったdrawbackは4432シェイプ、ハートフィットの時は大体ちょっとどんなパーシャルもダメな感じなので、狙いがはまっていてよかった。まぁパストハンドに向かって弱い1NTも言われないだろうし、3442シェイプならオポーネントが3Sまで言ってくれる目も出てくるので、Neither Vul.なら、まぁ戦うねぇくらいなのではないでしょうか。
 
R8,R9はデータム2.0浮いていて、そこそこの出来という感じ。メモをひっくり返してもさして面白い手もなし。

R10を前にして2位と約10VPつけた首位であった。最終ラウンドはその時点の2位と直接対決、3位はそこそこ離れていたのでとりあえずどうでもよい。2位に15IMP負けくらいまで許されるのを確認して最終ラウンドへ臨む。
 
全勝優勝しようねと言って夜解散して2日目。


1日目の夜と、僕は早起きして2日目の朝も最高のお風呂に入り気分爽快。ただ睡眠をちゃんととれてないのが少し気がかりだ。この日起きたのは6時半とかで5時間程しか寝ていない。睡眠に弱い僕がカプセルホテルで熟睡なんてできるわけないのである程度は仕方ない。


1日目朝に集まったコーヒーやさんへPdと向かい朝食兼打ち合わせを行う。

「俺もうすでに眠いんだけど笑笑」

あれ、君もそうか。やっぱりお風呂は癒されすぎる。

マジな試合やるなら1日目はサクッと解散すべきだったのかもしれないが、元ユースチームで試合即解散ではつまらないのでしょうがない。スコアにも心にも余裕があることだし、今日は無難に乗り切ろう。グッドバッド2NT周りを確認して店を出る。

ブリッジセンターに向かうと、フライトAで今日だけ出番というお友達に出会う。


「昨日のデータム良かったわね、二人はパートナーシップがあるのね。」


パートナーシップがあるかどうかはわからないが、僕らには同じ哲学がある。それはハンドに集中するということだ。したがってテーブルでは全く騒がない。ミスは指摘せず、取り決めだけを確認する。


上手でも、こういうことが出来るパートナーは中々いない。5年10年前の自分が見たら禅僧のようだと思うかもしれない。


ということで朝イチのラウンド、我々の禅僧っぷりをご覧頂こう。ラウンド開始1ボード目。



#17


K7
T
AJT5
AKJ752


オークションは僕からでフリーラン。


1C-1S;
2D-2H*;
3C-3H;
?

*弱いこともある


詳しく決まってる訳ではないが、3Hは多分ハートを持っている。テーブルでは5枚くらい持ってることが多そうかなと思った。
僕がハート3枚持ってる時レイズしていいかは不明だが、今日はそういう日ではない。


パートナーにハートストッパーがあるなら、そこそこきれいなクラブがあるから3NTを置いてもよかろう。そして実際置いて少ししてから、あら3S置くんだったかな?と一瞬思う

ただまぁ置いちゃったし、禅僧らしく過去を振り返らず、ただ今後の展開に集中する。パートナーは割と悩んでパス。C9リード、フルハンドは以下の通り。




お、ダミー0=1=5=7(オーイチゴーナナ)じゃん!
6Sが出来そうでスコアは食中毒の気配。



CJ勝ってクラブを取るとクラブが全部取れるので、SKでブレイクが良好なのを確認して、DAを残しスペードを負けに行く。6メイク、何事もなかったかのようにハンドをシャッフルして元に戻す。禅の境地である。


すき家でお昼ご飯食べながら、なんで#17はSKxのサポートを示さないのかとコメントをもらう。

テーブルでは置いてもいいくらいに思ってたけど、2Hに2S返さなかった時点で3枚サポートは無いのだから、Kxは必ず表明すべきであった。

一方プレイした身としては、0157シェイプで3NTが4Sより良いことある?というのが先にあったので、よく考えずにそう言ったら火に油を注いでしまった。これが本当の火を見るより明らかってやつ。

実際その後の展開を想定して3NTを置いたわけでは無いが、3NTに4Sを言われたら6Sとパコっと置いただろうから、もったいないはもったいない。


とまぁせっせと火に燃料をくべていったのである。ブッダの空腹を見かねて火に飛び込んだ兎があったというが、だいたいあんな感じ。


あとで聞いた話、2H経由の3HはNFで、2Dに3Hが強いそうだ。確かにそういう仕組みかもね。


もう一つ禅。


#22
They Vul. 4th seat.


AK962
Q92
KQ83
8


オークションは左手から


3C P 3H 3S;
P 4S 5C ?


Pdは4Cも4Hも言えたはずなのでフォーシングパスシチュエーションは成立していない…よね?
冷静にパスをおく。すると、


3C P 3H 3S;
P 4S 5C P;
P 5S 6C ?


ここは魔物が棲む神奈川県知事杯フライトB。
Plan your bid.

















相手はバルなので、多分5は硬くて6もそんなに悪くない位のマジ手だろう。ただPdの5Sが相手の出来る6Cを誘発した前提で考えるのは負けてると思う。これはIMPだし、ここでダブんないと勝負にならないよ。


そう思ってダブってみた。
フルハンドは以下の通り。



オープニングリードはDA。ええやんと思ったのもダミーを見るまでの間で、スペードが消されてしまい悲しくも7メイク。禅僧なんでふつーにボードにしまう。修行の身の我々は、どのように考えるべきだったのだろうか。



まず6Cは、正気のオポーネントが座っていたら沢山は落ちないだろう。バルで6Cまで言われた時は、max取れてダイヤモンドが2発、あるいはスペードとダイヤが1発ずつという感じ。
そしてこちらに守るべきコントラクトがない。
手のハートフィットが弱そうなのがヒントで、パートナーがハート3枚持ってる時は5Sが出来る日など存在しない。

いくらリダブルはかけられなさそうで、6Cx=が5C+1と比べて1IMPしか減らないとしても、うまくいった時のエッジが流石に薄すぎる。僕の手はダブらない方が良かろう。

一方でPdの手も、5Sを言わずパス出来たかもしれない。ヒントはやはりハートが3枚あることとオポーネントがハートフィットしてない事で、左手にAKの6枚ハートと4枚クラブがあるだけでコントラクトは大分メイクが近くなってくる。

僕がダブらなかったら6Sでサクる手を思いついたかもしれない。多分ハート3つとクラブ1つ、取られてもう1つが関の山だろう。

とはいえこのジャッジは当たり外れがすごいので、結局寝た子は寝たままにしておく方が良さそうだ。


もう一つ、競り合いの取り決めの話。


#19
They Vul. 3rd seat.


JT2
AT9
K8752
K3


オークションはPdから


P P 1D 2C;
2S 3C ?


1度パスしたパートナーは競り直さないだろう。
最後の競り合いのチャンスとわかっていたが、PdはS6枚は持っていなさそう&僕のCKは無駄そうなのでパスを選択。フルハンドはこちら。




3CはSKリードからクラブフィネスして適当にやればジャストメイク。オーバーコールがお上手。

3SはディフェンスによるがS1H1D1C2敗と最低-1という感じ、MPなら競って正解というところ。



さて、典型的には


1X 2Y 2Z 3Y;
?


のような状況は、よく出てくる割になぁなぁにしがちなので、少し取り決めておきたい。


ここではほとんど使われないダブルというアクションがあるので、Xを3枚サポートあり強レンジ、レイズを3枚以上のサポートありの弱レンジ、あとはキュービッドとゲームビッドを適当に使ってくみたいなのが良いと思う。

これはサポートダブルを2の代へ拡張したのに近い。僕が開発したわけではないが名前もないので、ストロングサポートダブルとでも呼ぼう。


言える場合は2NTをレイズに使っても問題ない、どうせ使わないし。その場合はサイド調整の必要のない4枚サポートの強レイズがいいだろうか。例えば


1C 1S 2H 2S;
?


ときて、

P サポートなしの12-14か、3枚サポートあっても3Sを逃していいハンド
2NT 4枚サポートGF、>4SやSPL
X  3枚サポート強レンジ
3H 3枚サポート弱レンジ
3S ストッパーアスク
3NT以降 NATや弱SPL


ここでの2NTは1H-2NTとほぼ同じで考えれば良くて、例えば13点のシングルトンありは2NTで構わない。つまり逆ジャコビー2NTだ。10点のH4C6みたいなハンドはSPLするかゲームへ飛んで行こう。

2NTが言えない場合は4枚サポートをゲームビッドか4の代のキュービッドに適宜混ぜ込んで、Xは3枚サポートで運用するのがいいと思う。


逆ジャコビー2NTはともかく、ストロングサポートダブルはおそらく使い勝手がいいので使ってみてほしい。



そんなこんなでデータムは-0.75、VPは5残らないという悲惨な幕開けを切った。チームはコンマ差で1位を維持、ここから立て直しだ。

CBT明け初のリアルブリッジは神奈川県知事杯。横浜でブリッジするときは前泊が基本的にマストなので、スカイスパ横浜に泊まる良い理由になる。ついでに上野で「コートールド美術館展 魅惑の印象派」を見に行き気分は上々。

チームは開成生が大半を占める構成で、フライトBで優勝を目指す。

 

初日は全勝でデータムも1.5以上浮いてまぁまぁの出来。

書きたいハンドはたくさんあるけれど、まずはpdのOLを観賞しよう。今日のpdはYttくん。

 

この二つのボードはとても良く似ている。

 

J74

Q85

93

J8753

 

オークションはオポーネントのフリーランで右手から

 


2C-2D;

2NT-3C*;

3D**-3H***;

3NT//

 

*puppet stayman

**with 4 cards of major

***ask opener's major

 


AJT95

K87

872

83

 

オークションはオポーネントのフリーランで右手から

 


2C-2D;

2NT-3C*;

3D*-3S*;

3NT//


*上に同じ


 

Plan your opening leads.

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Yttは両方とも、ダイヤのトップをリードした。

①のフルハンドは以下の通り。


 


 

僕はNorth、PdはSouth。ディクレアラーはEast。

D9のリード。ディクレアラーはDJで勝ってDを続ける。

 

3巡目にDA上がって、僕はHをリターン。Pdはハート3枚なのが見えているので、例えばHKQxからハートを返してほしくないことのでH6をピック。

HJ、HQと進み、H8リターン。H9,10ときてHA勝ち。CQ。Yttから奇数枚とのシグナルが出る。

 

僕目線でディクレアラーは3451シェイプ確定になるので、CA上がってハートリターン。ディクレアラーはハートを取り上げてスペードをダックするとメイクしていたのだが、実際はSKオンサイドに賭けてSA、Sx→Q。ディフェンスサイドでS2H1D1C1取って1ダウン。非常に良いスコアだった。

 

ディフェンスを振り返ると、(現実には起こらなかったのだが、)スペードのスローインを回避するにはYttがHQで勝った時にSJなどをリターンしておくとよかった。

その意味で、伝わるかどうかはともかくH6リターンは我ながらいいチョイスだったように思う。

 

リードについて、もし普通にクラブリードをするとおそらくCQに勝たれてしまうから、適当にぬるぬるやってると9個になってしまいそうな趣もある。とりあえずメジャーを出さなかったのはなかなかイケてるといえるだろう。

 


「リードの本を読んだからね。」

 


なるほど。

 

②のフルハンドは以下の通り。




Directionは同じで僕がNorth。D8リード。


North目線でまさかダブルトン、いやいやトリプルトンからのリードかなと判断。スモールを出すとA勝ち。ディクレアラーはCJを出してくる。



CJ,3,2,...C4。



あとはディクレアラーが自力でハートをフィネスして抜けて山ダウン。

 

こっちのD8リードについては、"僕は"ちょっと微妙だと思う。D8の基本思想は振り込まない事だと思うのだけど、SAJT9まであればさすがにスペードのほうがより振り込まなかろう。それにそこそこスペードが打ち抜ける日もあるだろう。

 


-----加筆-----

※②について、stayman経由しなかったと勘違いしていた(訂正済み)。実際はしていたので右手にスペードが4枚ある状態、どれをOLに選びますか?


…僕はまだSJ出す気がするけど、正直持ってみないとなんとも言えないレベル。

-----加筆終了-----

 


次はオークションでも見ますか。

まずはオポーネントと裏が主役のbdから。

 

 

Rd1 #8

 

Neither Vul.

 


943

A9732

A3

T85

 

AKQ8

KJ64

QJT9

9

 


オークションは上のハンドから始まり一回だけ介入が入る。

 


P-1D (2C);

X-4C;

4D-4H//

 


実は右手にHTグルトンがいたりDKが表だったりして、いい感じにプレイすると6メイクするのだけど、今日話したいのはそこではない。

 


僕「4Hに、上のハンドは動いてもおかしくないのでは。で5Hになっちゃって、そこそこ苦しみながら5メイクか6メイクするのが普通なんじゃない?」

 

下のハンドを持っていたTくん

「4Dに動くこともできるわけで、4Hには終了でいいと思いますけどね。強いハンドは3Cから入ればいいわけなんで」

 

「HJがHQに変わってダイヤモンドがKxxxだったとしたら2Cになんて動くの」

 

「それも4Cかもしれないですけど」

 

「その時結構いい6Hじゃない。」

 

上のハンドを持っていたYくん

「うーん、実際止めましたけどねぇ。クラブが短いと言われたらハマってはいますよね。」

 

 

ここで衝撃のレス。

 

 

「そもそも4CはSPLじゃなくない?手が強い中ではそれなりに弱いことを示しているだけだと思いますけどねぇ。一般的にはどっちに決めてるのが多いんですかねぇ。」

 

 

え、なんだって?

 

 

...説明を引き出すのに時間がかかったが、Tくんによると4Cはただのメジャーゲームチョイスに過ぎない、ということらしい。


だから今回下のハンドがクラブシングルトンだったのは偶然に過ぎず(確かに点は少し足りないくらい)、18-19BALとかそれより少し弱いクラブショートが含まれるのがこの4Cビッドであろうということだ。

 

ロジックはさておき、オポーネントスーツをゲーム以下でジャンプキュービッドしたら99.99%SPLと解釈されるだろう。ちょっと控えめに、それはSPLっていう人が多いと思うよと言ったら、Tくん

 


「だってフィットがわかってないのにSPLしたところで何が判断できるっていうんですか?3CにSPLを含めたっていいと思いますけどねぇ、むしろそっちがSPLじゃないですか?」


 

なるほど...?

ちょっと飲んでて定かではないので、むしろ~以下は言ってないかもしれない。

ここでYくん、

 


「何がトランプかはわからないけどどこかにフィットがあることは分かってて、点の持ち方的にスラムがあることが判断できるじゃないですか」

 


僕もそれが世の中の道理だと思うが、得心したわけではなさそうだ。


このスクリプトを書き起こしてTくんが悪い、アホだ、意味わからんと言いたいわけじゃない。

むしろ常識に囚われず自分の中でオークションのあるべき姿を構築しているわけで、逆にすごい。ウケる。


僕はどちらかというと細けぇことはいいんだよ派なので、4Cの意味にカロリーを使いたくない主義。基礎的なことを一から考える、こういう人は研究者に向いてるんじゃないかと思う。

 


ということでTくんの中ではオークションの道理は整っていて、4Cは単にゲームピックで余力を示さないので4Dに4Hとかえってきたらやめるべきとのこと。ふーん。

 

今書いているのは2日目帰りのバスの中。いまは4Cが(よしんば)SPLだったとして、やっぱりやめたほうがいいかなとは思う。


 

ところで結構会話上手に再現できてない?

自分で書いておいて脳内再生余裕な感じ。


次いこつぎ。

 

 

Rd2 #22

 

They Vul. 4th seat.

僕のハンドは


 

K

KQT62

AK3

AQT7

 


つよーい。

オークションは左手から


 

P P P 1H;

2S P P X;

P 2NT* P 3S;

4C P ?

 

*minors


 

minorsと言われたときは、DQとCJがあればコントラクトが勝負になってるから、SKが死んでても5Cはメイクチャンスがあるかもしれない。

 

と思ったものの、一応パス。Pdからは

 


J95

3

T975

J9643


 

が出てきて、Hを盗めたので5メイク。うーんなるほどという、大体そんな感じ

SQ、CJを持ってたからといっていつでも5Cを置けるとは思わないが、5CがいいコントラクトであるためにはHJも必要かなと判断してのことだった。

 

書いてある分には簡単に見えるかしら、でも少し格調高め。

 

 

Rd4 #20

Both Vul.

 


943

J953

J6

Q654

 

Q6

AKQ64

KT875

3


 

僕は下のハンド、オークションは右から

 


P 1H X 3H*;

3S 4H//

 


リードはCK。

上から4つないやんと思ったけど、クラブが2回続いたからチャンスが生まれる。

H4-0はダメそうなのとダミーエントリーを残すために、2順目をHAで切ってHK。ボスフォロー。

H4と出すと左手がちょっともじっとしてフォロー。H9でフィネったほうがいいのかな、でも抜けたらアホらしいしな、と思ってHJ。右手はCx捨て。

 

ダミーからはCQをキャッシュして手からスペード捨て。

D6を出してみると、右手はD9。この時点でシングルダミーは

 


943

95

J6

6

 

Q

Q6

KT875

-


 

DT出すとDA勝ち。Sx→SAときてCJと出されると、左手のHTがプロモートして-1、フルハンドは以下の通り。


 

 

 

この手、T4でH9でフィネスすれば、上に書いたシングルダミー状況がちょっと変わって

 


943

J5

J6

6

 

Q

Q6

KT875

-


 

ここでDJと引くとDJ,Q,K,A。Sx→SA、CJと出てきたら、HQで切ってHJでダミーにわたり、D6→D8と出すとメイク。


赤い9でフィネって赤い9をフィネらないとメイクしないという、ちょっと面白いハンドであった。

まぁこんな時は4Sが出来がちなので、何でもいいっちゃ何でもいいという感じ。


 


試合の後は、焼肉アリランの隣のすし屋、魚浜。ここは回り寿司なんだけど、おいしいお寿司がお安く食べられてとても気に入っている。

チームメイトも喜んでくれたようだ。


お寿司の後お茶しながら、全勝優勝しよう、ラストラウンド残して優勝しようとみんなで言って解散した。